ブルーカーボンを活用した排出権取引2021
晴れ 11月18日の中国新聞から。中電技術コンサルタントが海草や海藻が二酸化炭素(CO2)を吸収する「ブルーカーボン」(国土交通省HP→こちら)を活用した排出権取引の提案に力を入れているという記事です。
アマモやワカメなど光合成する海の植物のCO2吸収分と企業の排出分を相殺する仕組みについて、すでに自治体から調査事業を受託しており、今後、中国地方での導入を後押しするというもの。(→中国新聞ニュース)
11月13日に参加した広島湾さとうみフェスタ2021(→こちら)でもこの排出権取引についてお話がありました。
国土交通省HP→脱炭素社会の実現に向けたブルーカーボン・オフセット制度の試行について
江田島市はまさに四方を海に囲まれた島であり、地域漁協が行政とタイアップして「藻場づくり」を推進しています。
現在のところ、住友商事、東京ガス、セブン-イレブン・ジャパンの3社がクレジット(排出権)を購入する実験段階ですが、藻場造成コストが高く、至極当たり前に売り買いできる段階ではありません。(→2021.3.24日経BP)
しかしながら、【2050年カーボンニュートラルの実現】(→環境省)に向けてこれから国を挙げて取り組む方向性となるのではないだろうか。江田島市周辺の海域を『海の森』にすることで新たな収入源(行政、漁協、民間企業)になることに期待したい。
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