スマートシティとSDGs~地方創生
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地方創生とは、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした国の政策です。
2014年(平成26)9月3日からスタートした地方創生のゴール地点は「人口減少を克服」し、「地域経済を活性化」すること。そのための取り組みの指針が総合戦略及び人口ビジョン。
2021年11月24日 地方創生と江田島市総合戦略・人口ビジョン策定の経緯
かつての賑わいを取り戻す、一方、『創生』は“はじめて生み出すこと。また、最初に生まれること。”という意味であり、「地方自治体が、従前と違う初めてのことを実施していく。あるいは、他自治体と違う初めてのことに取り組んでいく」ことになります。
つまり、自治体の政策にイノベーションを創出する活動です。その一つが、以前取り上げたDX(デジタル・トランスフォーメーション)による地方創生。
『ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる。』
2021年10月21日 DX~デジタル・トランスフォーメーション
もう一つ、デジタル技術の活用による地方創生として『スマートシティ』が挙げられます。どのようなことが考えられるか。
スマートシティの定義ですが、国土交通省では、「都市が抱える諸問題に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画・整備・管理・運営)が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市または地区」としています。
※内閣府・総務省・経済産業省・国土交通省が連携してスマートシティ・ガイドブックを作成→こちら
2015年(平成27)9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は持続可能で多様性のある社会の実現を目指すもので、地域における持続可能なまちづくりや活性化にもつながる理念となっています。(→外務省HP)
2019年12月13日 SDGs(持続可能な開発目標)の取組について
江田島市においてもSDGsの理念に則り、住民、事業者、行政職員など、地域内外の様々な関係者(ステークホルダー)が自分の立場・領域を超えて、ともに幸せな地域の未来を描き、その実現に向け、みんなで協働して取り組むことが求められます。
持続可能な島に向けて、DX、スマートシティ、SDGsの取組をどう施策に展開していくか、また、過疎地域持続的発展計画をどう活用していくかとても重要です。
(参考)→尾道市のスマートシティ実証実験
2021年11月 4日 過疎地域持続的発展計画の策定2021
2021年11月12日 過疎地域持続的発展計画(案)の意見書提出
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