世界最大級の洋上風力建設船、呉で建造
晴れ
左は11月24日にJMU(ジャパンマリンユナイテッド㈱)呉事業所から呉湾に現れた世界最大級のSEP船です。
発注者である清水建設㈱のHP(→こちら)によると、約500億円を投じた超大型洋上風車の建設に対応できる世界最大級の搭載能力及びクレーン能力を備えた高効率の自行式SEP船(Self-Elevating Platform:自己昇降式作業船)です。
完成は2022年(令和4)10月の予定で、再生可能エネルギー分野での競争力を高めるという。
11月25日の中国新聞にも掲載されていました。いま脱炭素社会の実現に向けてカーボンニュートラル(→環境省)や洋上風力発電などのクリーンエネルギー(→参考)へとシフトしており、開発コストの低減に向けてこのたびの自力で航行する専用船の活躍の場が広がっていくでしょう。
左は2012年8月末に訪れた上海市から洋山深水港(コンテナターミナル)に向かう途中の洋上にある風力発電用の風車です。(→過去記事)9年前、中国で当たり前の風景として風車があることに驚いたことを記憶しています。
一方で洋上風力発電の建設における環境への影響を懸念する動きもあります。今後、どのような改善がなされるのか注視する必要があります。(→2021.9.17朝日新聞)
追記:2021.11.26 フェリーからの風景→こちら
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