海洋プラスチックごみへの取組2021~広島県
晴れ
広島県のHPでGREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム(略称「GSHIP」(ジーシップ))という団体が今年6月に設立されたことが判りました。(→広島県HP)
目的(参考→規約) 広島県の県民、団体、事業者、行政等が相互に連携・協働しながら、2050年(令和32年)までに新たに瀬戸内海に流出するプラスチックごみの量をゼロにするために必要な取組を展開すること。 |
このプラットフォームは、地方における新しい官民連携組織体として設立するものであり、企業や関係団体、行政等の幅広い関係主体が連携・協働することで、海洋プラスチックごみに係る課題解決に向けた取組を検討し実施していくというもの。
広島県知事が会長に就任し、江田島市も会員登録しています。(事務局:広島県環境県民局環境保全課)
(参考)広島県のこれまでの動きの一例→2019年11月 7日 広島県 海ごみの実態調査(H30年度)
取組内容としては、①プラスチックの使用量削減、②プラスチックごみの流出防止、③プラスチックごみの清掃・回収、④情報の収集、発信、共有の4本柱で様々な対策の方向性を示しています。
プラットフォームへ参画する企業・団体等における海洋プラごみ削減に向けた主な取組等については県HPに掲載されています。(→こちら)
左は10月22日の中国新聞から。日本財団(→団体の沿革)によると、中四国4県(広島、岡山、愛媛、香川)の河川流域を調査した結果として、瀬戸内海に流出するプラスチックごみは半年で推定100トン以上になるとしています。
2021年1月 8日 海洋ごみ削減への動き~瀬戸内オーシャンズX
江田島市の海岸漂着ごみついては平成28(2016)から県の補助金を活用し、(公社)江田島市シルバー人材センターに委託して清掃を行っています。
平成30(2018)年の12月定例会で海ごみ削減プロジェクトについて一般質問しました。(→こちら)最近もボランティア(参考→①、②)や大柿高校生徒(→Facebook)がビーチクリーンをしています。
(参考)
令和3年度随意契約一覧表(地方自治法施行令167条の2第1項第3号)→こちら
海岸に漂着した大型発泡スチロールは沖美町にある環境センターの減容機で細かく砕き、リサイクル業者に引き渡しています。平成30年に担当課から聞いたところ、県内の事業者まで輸送し、お金を払って引き取ってもらう。
(参考)→2020年 8月 4日 R2年8月文教厚生常任委員会
最終的に固形燃料RPFにしますが、江田島市の海岸で回収したプラスチックごみを資源化(燃料化)してハウス栽培(キュウリ、花など)のボイラー燃料にならないか検討してみることも面白い。
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