令和4年度予算編成方針が公表される
晴れ
10月25日付で市HPに令和4年度(2022)予算編成方針が公開されました。(→市HP)予算編成における施策の方向・基本方針を示すもので、この方針に沿って令和4年度予算案の編成を進めていくことになります。(→編成方針PDF)
左は編成方針P4からの抜粋ですが、今回、各分野における共通の視点として、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が掲げられました。
これは国・県が計画的に取り組んでいるDX推進に習い、利用者の利便性や施策の効果・効率性を高めるため、デジタル技術の積極的な活用を図ることとしています。令和4年度の施策のなかでデジタル技術をどう活用するのか注視していきたいと思います。
広島県が推進するDXは左のような3つの段階を示しており、どの段階からでも取り組むことができると提案しています。
【参考】2021年10月21日 DX~デジタル・トランスフォーメーション
【施策の方向】 | ■市行財政経営計画(→参考過去記事)に基づく取組 ■新型コロナウイルス感染症への対応 ■重点項目への対応 ア しごとの創出 イ 人のつながり・縁づくり ウ 子育てしやすい環境づくり エ 健康寿命の延伸 ■各種分野における共通の視点 ア DXの推進 イ 暮らしの基盤整備(道路、公共交通などのインフラ等) |
【基本方針】 | ■歳入規模に準じた予算編成 →シーリングの目標(一般財源ベース) 各事業は前年度比10%削減 投資的経費は前年度比15%削減 ■成果を意識した事業の見直しによる予算編成 →事務事業総点検による事業の検証と再構築も検討 ■新規・拡充事業への取組 →財源については、部単位で既存の事業内容や規模の見直し、又は廃止や縮小などにより、削減した額の範囲内で整理する。 |
予算及び決算に関する情報公開ですが、平成25(2013)年の決算審査特別委員会の文教厚生常任分科会で要望してから決算書類及び予算書類を図書館及び公民館で閲覧することが可能になりました。(→2013.11.26予算書及び決算書の閲覧)
その後、一歩ずつ前進しています。平成30(2018)年度予算から市HPで予算編成方針を公開しています。
平成30年度予算編成方針
平成31年度予算編成方針
令和 2年度予算編成方針
令和 3年度予算編成方針
平成29(2017)年度予算から議会へ説明する予算案の概要(資料)も2月定例会で議決されたあとに公開するようになりました。より分かりやすいものに毎年工夫されています。
下の○○年度予算案の概要をクリックすると市HPが出ます。その最下段あたりに予算書と併せて配布される補助資料としての概要が掲載されてます。(参考:令和3年度予算案の概要PDF→フルサイズ、要約版)
また、令和2(2020)年度からは一般会計・特別会計予算書及び予算事項別明細書、水道事業や水道事業の予算書もHPでPDFファイルとして公開されるようになりました。
平成29年度当初予算案の概要
平成30年度当初予算案の概要
平成31年度当初予算案の概要
令和 2年度当初予算案の概要
令和 3年度当初予算案の概要
一方、決算に関することですが、昨年も同様のことを書きましたが、決算書や監査報告も公開していただければと思っています。決算書では数値だけで分りにくい(参考→呉市の決算書)ので、『主要施策の成果に関する報告書』(参考→H30年度【まちづくり推進事業】)も公開することで市民のみなさんにも税金がどのように使われているのかより理解しやすいのではないだろうか。
市民のみなさんが報告書を見て、疑問に思うこと、または、こうしたら良くなるのでは、と意見交換できる場があれば素晴らしいことだと思います。
行財政改革もこのような延長線上にあるのではないでしょうか。毎年150~160億円の一般会計の使い途と施策の効果について、議会だけでなく、市民のみなさんと一緒に考えることが大切です。
| 固定リンク
「行財政改革・DX推進」カテゴリの記事
- パソコンやスマホで一部の市税納付が可能に(2023.04.22)
- 市有不動産売却情報 2023(2023.04.04)
- R5年度当初予算概要~DXの推進(2023.04.01)
- 『書かない窓口』の広がり(2023.03.17)
- 江田島市公式LINEアカウントの事業者選定(2023.03.10)
「江田島市」カテゴリの記事
- 瀬戸内シーライン、市制20周年記念乗船券を販売(2024.09.25)
- 熊谷氏、市長選立候補表明(2024.09.20)
- 市長選のゆくえ(2024.09.18)
- R6年9月1日の江田島市人口(2024.09.10)
- 「やがて海になる」クランクアップ(2024.09.07)
コメント