音戸の渡船、廃業の意向
雨のちくもり
台風14号の影響もあり、秋雨前線による雨模様のスタートでした。今後、週末にかけて日本に向かってくる予報であり、注視しなければなりません。
9月15日の中国新聞。日本一短い定期航路として知られる「音戸の渡船」が廃業の意向を示したという記事です。
市の生活航路として、事業者に2005年以降、呉市は年間240万から400万円を補助して赤字の半額を補いながら支援してきたが、このたび老朽化した船舶の損傷等もあり、事業者側は苦渋の選択をしたようです。
江戸時代から続くといわれている渡船ですが、時代の流れ(架橋、人口減少、車社会)そして新型コロナウイルス感染症による利用者減という伏線も重なりました。
江田島市において、広島市や呉市を結ぶ海上交通は市民にとって生命線。人口減少で乗降客が減少する厳しい状況にある中、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、航路運営における環境は益々厳しくなっています。
改選後の議会においても海上交通の維持は避けて通れない状況が続きます。どう対処すべきかもしっかり議論することが重要課題のひとつです。
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