安芸高田市政、一年を振り返る(その1)
雨時々くもり
この一週間は秋雨前線に伴い、雨模様の日々が続くようです。また、今夜から明日にかけて大雨が降る予報となっており、くれぐれもご注意ください。
左は8月11日の中国新聞から。昨年8月の市長選で金融機関出身の石丸伸二市長(38)が就任し、その後、ツイッターによる市議の居眠りツイートが発端の議会との対立。(→こちら)
昨年11月市議会の改選後も市長と議会の関係はギクシャクし、副市長の選任同意を2度議会が否決、市長が再議にかけても否決という結果です。
2021年6月 3日 副市長選任案を再び否決@安芸高田市
2021年6月22日 副市長選任案、再議へ@安芸高田市
市長就任から1年を迎えるにあたって中国新聞が特集記事を掲載しています。2元代表制と言われる首長と議会の関係ですが、よく『車の両輪』に例えられます。同じ速さで前進・後進・右折・左折することでスムーズな市政が運営されるということです。
このたび石丸市長は市長と議会の関係は『アクセルとブレーキ』であり、『対立は本来あるべき姿』と持論を展開されています。確かに、この例えの方が分かり易いかもしれません。
市政を運営する中で、市長と議会が住民目線で互いに議論する中で、市長がアクセルを吹かしすぎる提案をする場合、議会が否決するなり、修正することでブレーキをかける。
私自身、新聞やマスメディアからの情報以上のものは持ち合わせておりませんが、市民の皆さんにとって本当に必要なもの、また、人口減少社会をどう克服するかを市長、議会、市民が三位一体となって議論できることを願っています。(参考→市長・議会・住民の関係)
私たちが住む江田島市も人口減少に拍車がかかり、合併してから今年の11月で17年が経過するなかで合併当初(平成16年12月)人口は3万980人(江田島町11,854人、能美町6,175人、沖美町3,990人、大柿町8,961人)でしたが、令和3年8月1日現在(→PDF)は2万954人(うち外国人648人、2.95%)と1万26人減少(32.3%減)しました。
この10月3日投開票の江田島市議選(定数18から2減の16人)が予定されています。新たにチャレンジされる若い方もいらっしゃると聞いています。20年後、30年後の『恵み多き、宝の島、えたじま』がどうあるべきかをこの選挙戦で市民と一緒に考える機会になればと思っています。
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