ユウホウ跡地、民間企業から寄付
くもりのち晴れ
6月4日の中国新聞から。全員協議会で市から議会に対して報告のあった、リベラ㈱から旧ユウホウ紡績工場跡地他(5万3,122㎡)の寄付を市が受けたことに関する記事。
同社は2017(平成29)年にユウホウから購入した土地を『地域活性化、魅力発信に役立ててほしい』とのことで寄付を申し入れてくださいました。
隣接地には旧大柿高校大君分校の敷地もあり、県とも調整を図りながら、土地の有効活用について検討してほしい。
全員協議会の場で、『市民の財産』となることから、土地の利活用について地元(大君地区)の意見や市民ワークショップ等の開催による『市民の声』も参考にしていただくよう要望しました。
明治の時代、一人の実業家が、綿作の衰退していた島に近代化工場を誘致し、農家の生産意欲と雇用の場を創出することに尽力しました。
(参考)
2013年10月23日 時代の流れ~ユウホウ能美工場閉鎖
2017年11月17日 紡績工場跡地からみる企業誘致の歴史
産業というのは時代とともに移り変わるものであり、いま、江田島市では『雇用の創出』として、未利用財産の有効活用を柱としながら企業やサテライトオフィスの誘致に取り組んでいます。
旧高田保育園→ゴールズ
旧切串中学校→広成建設
旧秋月小学校→オーシャンポイント
旧大君保育園→歩歩
旧大君小学校→江田島オリーブファクトリー
能美市民センター→バレットグループ
能美海上ロッジ・シーサイド温泉のうみ→江田島荘
旧沖美就業改善センター→フウド
秋月地区の空き家→ジーンリーフ
旧ユウホウ紡績に関する歴史 明治30年(1897)朝日紡績(株)能美工場として設立 明治31年(1898)山本紡績と改称 明治33年(1900)買収により大阪合同紡績(株)能美支店 昭和 6年(1931)合併により東洋紡績(株)能美支店 昭和17年(1942)呉海軍建築部へ工場敷地建物を売却 昭和24年(1949)東洋紡績が物件を買い戻し、以降事業中止 昭和28年(1953)能美紡績(株)成立、昭和29年より操業開始 昭和42年(1967) 能美紡績と福山紡績が合併し裕豊紡績となる 平成 3年(1991) (株)ユウホウに社名変更 平成25年(2013) ユウホウ、能美工場を閉鎖 平成29年(2017) リベラ㈱、ユウホウから土地購入 令和 3年(2021) 江田島市、リベラ㈱から跡地等の寄付を受ける |
(追記)
6月6日、広島県の新型コロナウイルス感染者は40人(うち広島市28人)が確認されました。(→NHK)昨日6月5日(47人)に続き8日連続で100人を下回り、また昨日に続いて2日連続50人を下回っています。
広島県では、6月20日まで緊急事態宣言が延長となっており、今後もリバウンド回避のため、一人ひとりができる予防対策をすることが大切です。
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