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2021年5月16日 (日)

令和2年度のイノシシ捕獲数は1064頭

くもり一時雨

R2-inoshishi 左は市HP(→こちら)で公表された令和3年3月末時点の令和2(2020)年度イノシシ捕獲数です。久しぶりに1000頭の大台に乗りました。

 決算時の補足説明書である『主要施策の成果と課題に関する報告書』及びこのたびの公表資料をもとに平成18年度からのイノシシの捕獲数をまとめると以下の通りです。(平成14年度~平成18年11月まで➡参考表

年度 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度
捕獲数 277 241 716 632 1058 882 768 815
年度 H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 R1年度 R2年度  
捕獲数 1105 845 843 905 825 871 1064  

 市としては平成20年度に策定した「江田島市鳥獣被害防止計画」に基づき各種施策を実施しています。捕獲報奨金・防除用施設設置補助金・狩猟免許取得補助金などを交付したり、市の捕獲班による箱縄や銃器による捕獲活動を行っています。

 鳥獣被害防止計画は3年単位で更新しており、現在は第5期計画(→こちら)となっています。

 平成29年度には市役所農林水産課に『イノシシ110番』(→こちら)を設置しました。イノシシ等による農作物被害の相談について、迅速な対応を行うことにより、被害軽減を図ることを目的として設置しており、相談内容に合わせて有効な対策を提案します。

酒永議員の一般質問(H29.12定例会)
Q.
イノシシの捕獲後の現状と課題は。
A.
捕獲者が埋設または食用として処分しているが、最近では埋設場所の確保が困難なこと、作業負担が大きいなどの課題が出ている。
Q.
適切な処分について。
A.
法的には捕獲した鳥獣の放置は禁止。埋設または食用等の自家処理を行なう必要がある。
Q.
処分施設の建設について。
A.
場所の選定や建設費、環境問題等で大きな課題。他の自治体の状況を踏まえ、検討するとともに、捕獲後の処理労力を軽減する方策を検討。
Q.
モデル的に埋め立て処分場を建設する考えは。
A.
有害鳥獣捕獲対策協議会と協議しながら早急且つ慎重に進める。

2012年12月11日 有効なイノシシ対策はないか
2015年12月15日 イノシシから筆
2017年 6月23日 イノシシ対策の問題~国の制度
2018年 1月11日 大崎上島町、有害鳥獣の処理施設を建設
2018年 2月22日 地域別、イノシシ捕獲頭数
2018年 4月30日 離島におけるイノシシ対策
2018年 8月31日 伝統、そしてこれから(中国新聞→ジビエに取り組む江田島市民
2019年11月21日 東広島市、有害獣処理加工施設を開設
2020年11月15日 アナグマ捕獲とフェスティバル江田島2020

(追記)
5月16日、広島県の新型コロナウイルス感染者は209人が確認されました。(→NHK)5月12日から5日連続で200人超えとなりました。

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