市有船、ニュー千鳥の更新(新造船建造計画)
晴れ
5月30日の中国新聞から。市有船『ニュー千鳥』に替わる新造船建造の記事です。昨日の全員協議会で執行部から説明のあった8項目のうちの1つです。(→R3第4回全員協議会)
江田島市は所有する3隻のうち、今後、2隻を更新する予定であり、令和3年度と令和4年度の2か年度で“ニュー千鳥”に替えて新造船を計画します。
その次に“ロイヤル千鳥”を令和4年度の仕様書作成から始まり、令和5年度から令和6年度にかけて建造する方針を打ち出しました。
令和元年、市から委託を受けたシンクタンク((一財)地域公共交通総合研究所)のリサーチの結果(→船舶の更新について)をもとに、今後の安定した航路運営のため、更新船舶は小型化することになります。(人口減少による利用者減及び燃費効率を勘案したもの)
(参考)R1年第11回全員協議会
1隻目の船価(建造費)概算は約4億5千万円程度であり、財源は過疎債(過疎対策事業債→参考)、公営企業債、公共施設整備基金(市の貯金で令和元年度末の残高は2億9,988万円)の活用を検討していくことの説明がありました。
現段階での財源構成は以下の通り。
財源内容 | 割 合 | 金 額 | 備考 |
過疎債 | 45% | 2億250万円 | 過疎債の元利償還金の70%は国が交付税措置する。元金部分で1億4,175万円。 |
公営企業債 | 45% | 2億250万円 | |
公共施設整備基金 | 10% | 4,500万円 |
尚、過疎債は、後年度、元利償還金の70%は普通交付税の基準財政需要額と算入されるため、4億5千万円の建造費及び過疎債発行額を勘案すると1億4千万円の『国の補助(交付税措置)』とみれば、実質、3億1千万円(プラス金利)ということになります。
(追記)
5月29日、広島県の新型コロナウイルス感染者は103人(うち広島市73人)が確認されました。(→NHK ) 昨日(123人)より減っていますが、いまだ高い数字で推移しています。一人ひとりができる予防対策をしていくことが大切です。
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