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2021年5月20日 (木)

港の乗降客数の推移 2004~2019


2021520-alert-lever  梅雨に入ってまとまった雨の降る一日で、時折、激しい雨も降りました。今日から大雨などの災害時に自治体が発表する避難の情報は「避難勧告」が廃止されて「避難指示」に一本化されるなど大幅に変わりました。(→NHK防災情報ページ)これから梅雨本番に入りますが、気象状況を注意しましょう。

 ここから本日の本題に入ります。現在、江田島市の海上交通に利用される港は、沖美町の三高港、能美町の中町港、高田港、江田島町の切串港(2桟橋)、小用港と秋月港(現在休止中→こちら)です。

 尚、地方港湾の括りでいくと、切串地区、小用地区、秋月地区の3つで小用港、中町地区と高田地区の2つで中田港となります。

 国土交通省のHPに港湾統計(港湾取扱貨物量等の現況)があり、平成16年(2004)から令和1年(2019)の16年間の統計資料を見ることができます。(→国交省HP

 統計資料のなかで、船舶乗降人員順位表(内国航路、外交航路、合算)があり、全国50位までを掲載しています。上記の通り、小用港は切串・小用・秋月の3か所を合算したもの、中田港は中町・高田の2か所を合算したものとなっています。(参考→令和1年16年間を一纏めにしたエクセルファイル

 平成16年(2004)から令和1年(2019)の推移は以下のとおりです。中田港(中町・高田)は令和1年に全国50位の中に入りませんでした。小用港・中田港の乗降客は16年間で約36%の減少となっており、航路運営にとっても大変厳しい状況であることがわかります。

2021年519国勢調査2020年の速報値と海上交通

■小用港と中田港の船舶乗降人員(内国航路)

  小用(切串・小用・秋月) 中田(中町・高田)
H16(2004) 2,109,118 7位 914,260 35位
H17(2005) 2,034,259 7位 908,594 33位
H18(2006) 1,963,995 7位 897,607 33位
H19(2007) 1,698,433 14位 858,923 35位
H20(2008) 1,884,595 11位 823,404 38位
H21(2009) 1,767,676 7位 722,904 36位
H22(2010) 1,745,528 7位 718,666 37位
H23(2011) 1,746,966 7位 627,448 39位
H24(2012) 1,732,636 9位 616,129 42位
H25(2013) 1,600,188 10位 605,775 43位
H26(2014) 1,526,563 11位 589,343 45位
H27(2015) 1,491,128 12位 558,443 48位
H28(2016) 1,450,675 13位 529,892 47位
H29(2017) 1,409,041 13位 513,181 49位
H30(2018) 1,438,967 13位 514,232 48位
R 1(2019) 1,356,183 13位 - 50位内に入らず

(追記)
 5月20日、広島県の新型コロナウイルス感染者は213人(うち広島市161人)が確認されました。(→TSS)通勤・通学・通院等で広島市との往来をされる江田島市民も多くいらっしゃいます。また、広島市から通勤・通学で江田島市に来られている方もいらっしゃいます。一人ひとりができる予防対策をしていくことが大切です。

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