竹炭工房おおがき、民間に売却へ
晴れ
今日から令和3年度が始まりました。左は3月31日の中国新聞から。すでに2月定例会で江田島市産品加工センター設置及び管理条例の一部を改正する条例が可決され、『竹炭工房おおがき』の廃止は決定しました。(参考→議案審議動画)
ただ、施設をどうするかが課題として残っていました。施設のある土地(約1000㎡)は民間から借りており(年額39万6千円)、こちらは今年度(令和3年度)いっぱいで返却の予定であり、施設の解体時期は現在のところ未定とし、新たな担い手(民間事業者)が見つかれば譲渡するということでした。
新聞によると、市は施設売却金額を20~30万円として近く公募するということです。土地については施設の買い手が地権者と協議して、購入か賃借することが条件のようです。
『竹炭工房おおがき』は、旧大柿町が『放置林化している竹』を資源として活用するとともに高齢者の『仕事の場』として竹炭を生産することでリサイクル(再生)し、特産品開発や新たな産業育成および所得向上・雇用の増大を図るため平成11年(1999)に設置しました。
設置当初は大柿町高齢者事業団へ管理運営を委託し、これまで(公財)江田島市シルバー人材センターが指定管理(管理料203万8千円/年額)していましたが、施設老朽化と担い手不足により、指定管理期間が終わる令和2年度末(令和3年3月末)に廃止としました。参考までに左は平成27年(2015)~平成29年(2017)の収支です。(→文書質問)
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、江田島市の温泉水から『竹炭工房おおがき』を活用して『塩』を製品化しており(→2015年中国新聞記事)、すでに動きはあるようですが、施設の有効活用と江田島産『塩』による新たな動きに期待しています。
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