晴れのちくもり
午後から全員協議会が開催され、執行部から2月定例会に追加提出される令和3年度補正予算案に盛り込まれる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した取組を含む5項目について説明がありました。
東日本大震災の発災時刻である14時46分、執行部及び議員で犠牲者のご冥福を祈り黙とうを捧げました。
(1)新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した取組について
国の令和2年度第3次補正予算の成立を踏まえた『新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(以下、交付金という)』を活用して実施する令和3年度事業について、補正予算案を追加提出します。
国の第1次・第2次および第3次補正による交付金は8億846万7千円に対し、現時点での江田島市の事業による交付金充当額(令和2・3年度)は7億7202万8千円であり、交付金残高3643万9千円については、新年度になって改めて補正予算を組むとの説明がありました。
左は今回の交付金を充当する新規案件としての『子育て支援包括支援センター屋外広場遊具設置工事』の説明資料から抜粋したイメージ図です。
令和2年度事業で周辺整備をすることはすでにブログで書いております。(→こちら)今回、withコロナ、afterコロナの新しい生活様式の中で、子育て親子が屋外で遊具を楽しみながらストレス解消し、感染症に負けない体力づくりができるよう、幅広い年齢児が遊べる複合遊具を設置するもので、予算額は1000万円。令和3年9月には完成する予定。
(2)新型コロナウイルスワクチン接種について
江田島市での接種は、『個別接種方式』にて準備しています。国からは高齢者向けの接種が4月12日の週から段階的に開始すると発表されています。
現時点での江田島市での接種体制等について保健医療課から説明がありました。国の動向等により変更の可能性があります。
(3)第8期介護保険事業計画期間(令和3年度~令和5年度)の介護保険料について
3年に1度、見直される介護保険料ですが、介護保険事業に要する費用の推計を基に介護給付費準備基金の保有状況を勘案した結果、第1号被保険者(65歳以上の人)が負担する基準額を現行より600円引き下げることに決定されました。
期 別 |
基準月額 |
増減 |
第5期(H24~H26) |
5,400円 |
- |
第6期(H27~H29) |
6,200円 |
800円 |
第7期(H30~R 2) |
6,200円 |
0 |
第8期(R 3~R 5) |
5,600円 |
▲600円 |
(4)人権啓発・教育プランの改訂について
平成20(2008)年12月に『江田島市人権教育・啓発指針』、平成21年(2009)3月に『江田島市人権教育推進プラン』を策定して、人権啓発への取組を行ってきた。
このたび第1次改訂を行うもので、現在、パブリックコメントを実施しています。(→市HP)
(5)江田島市都市計画マスタープランの目標年次の延伸について
平成23年(2011)3月に策定された江田島市都市計画マスタープラン(→こちら)について、令和2年度が目標年次となっているが、
①策定から10年経過して大きな変更点がないこと
②都市計画事業について現時点で事業実施の予定がないこと
⓷マスタープランの上位計画である「江田島市総合計画」の現計画(第2次→こちら)が令和6年(2024)年度までであること
これらを勘案し、江田島市の最上位計画である次期総合計画(第3次)に沿って改定することで『まちづくりの整合性』を図るため、現行マスタープランの目標年次を5年間延伸(令和7年度まで)することの説明があった。
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