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2021年3月

2021年3月31日 (水)

公共施設のWiFi整備@福山市

晴れ
2021330fukuyama_wifi  3月30日の中国新聞から。福山市では公民館など92の公共施設で会議室に無線LAN(WiFi)を導入し、4月1日から利用可能になるという記事。光回線の未整備地区についても来年3月を目途に整備していく。

 新型コロナウイルス感染症により人数制限を余儀なくされる会合等に困っている市民(団体)の支援を目的とし、Web会議に役立ててほしいというもの。

 “新しい生活様式”等により民間企業においても昨年からリモートワークや在宅勤務が進んでおり、Afterコロナにおいても公共施設へのWiFi配備は進んでいくのではないだろうか。

 江田島市内では全地域で光回線が利用可能であり、公共施設におけるWiFi導入も今後検討していく必要があります。

 尚、4月からのGIGAスクール開始により市内小中学校は校内無線LANが完備されました。(➡参考

 話は少し変わりますが、江田島市と広島市、呉市を結ぶ海上交通にも今年WiFiサービスがスタートしました。

 航路事業者によるサービス向上の努力によるものですが、平成31(2019)年2月定例会での一般質問したことが実現したことに感謝です。

H31年2月定例会会議録抜粋→こちら(6枚目から)
2016年12月28日 Wi-Fiステーション整備について
2021年2月 1日 江田島市発着の船舶、WiFiサービスがスタート

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2021年3月30日 (火)

黄砂2021

晴れ
20210330ferry 昨日からの黄砂の影響で、遠くが霞んだ一日でした。お昼過ぎに呉湾を見やると呉と江田島(小用)を結ぶフェリーが走っていますが、その先の江田島は見ることが出来ません。

 さて、先週ブログでも触れましたが、スエズ運河で起こった大型コンテナ船の座礁事故ですが、関係者の懸命な作業により離礁したニュースが流れました。(参考→NHKBBC

 当初の報道では、砂嵐による悪天候の中、地中海に向かう途中で座礁して運河を封鎖したとありました。今後、原因究明調査が行われますが、世界の物流にとって衝撃的な出来事でした。船の大型化による影響もあるかもしれません。(風を受ける面積が大きい)

2021年3月27日 スエズ運河、大型コンテナ船が座礁

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2021年3月29日 (月)

第2期人口ビジョン・総合戦略(案)へのパブコメ

晴れ

 今朝は昨日の雨の影響もあり海上は霧がかっていました。その後、上空では予報通り、大陸からの黄砂で風景も黄ばんできました。夕方のニュースでは明日にかけても黄砂の影響があり、できるだけ外出を控える、また、外出時はマスクの着用を促していました。

 江田島市HPでは、第2期人口ビジョン及び総合戦略(案)に対するパブリックコメント(意見)について公開されていました。(→こちら参考過去ブログ

 令和 3 年 2 月 10 日(水)から令和 3 年 3 月 3 日(水)までの期間で5人(12件)のご意見に対して市の考え方が示されています。
 今後、意見を参考にしながら最終的に策定されます。恵み多き『宝』の島、江田島市を行政、市民、議会が一体となって磨いていくことが大切です。

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2021年3月28日 (日)

入社27年の同期会2021

雨のちくもり

 2019年(令和元)12月8日に新型コロナウイルス感染症が中国・武漢市で確認(参考→NHK)されてより、人類の生活スタイルが大きく変わりました。

 この1年で“新しい生活様式”(→こちら)が定着しつつあります。昨年3月から4月にかけて“マスク定着率”は40%に満たなかったように感じますが、いまでは100%近くになっているのではないでしょうか。

2021327zoom_meeting-1  昨日は大学卒業して入社した会社の“オンライン同期会”に参加しました。平成6年(1994)に入社して20年目の年に東京で開催された同期会以来の参加であり、出入り自由の約2時間半で約20人との楽しいひと時。

 東京(近郊含む)、香港、シンガポール、アメリカ、ドイツ等、遠隔地に住む同期が一堂に会する同期会はオンラインならではであり、新型コロナウイルス感染症による“新しい生活様式”が定着したことによるものであると改めて認識しました。

 4月から海外に赴任する人、海外から海外へ転勤する人、昇進する人、私も含め退職して新たな職場で頑張る人、それぞれの近況を知ることができ、あたらに頑張ろうという活力を頂きました。

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2021年3月27日 (土)

スエズ運河、大型コンテナ船が座礁

晴れ

2021326suez-canal 3月26日の読売新聞から。大型コンテナ船(全長400m、幅59m、重さ20万トン)がスエズ運河で座礁し、復旧作業が終わるまで通行を完全停止する。(参考→BBCNHK

 日本を含むアジアと欧州を結ぶ定期コンテナ航路では欧州向けに自動車部品、機械類、電機関連、雑貨など、また欧州からは機械類、化学品、食品などが運ばれています。(参考→こちら

 コンテナ以外にも鋼材、化学製品、石油品等を積んだ船舶も足止めを受け、原油輸送や製造業のサプライチェーンへの影響が懸念されます。

 長期化すれば、南アフリカの喜望峰経由(→参考NHK)となるため、輸送日数も長くなり、海上運賃に跳ね返ります。このたびの座礁事故により様々な影響が出てくるものと思われます。

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2021年3月26日 (金)

議会広報特委(R3.3.26)

晴れ

 午前は議会広報特別委員会に出席しました。5月1日発行の議会だより第66号の第2回編集会議でした。(参考→第1回編集会議

 本日は2月定例会の議案等や議員の一般質問、編集後記、市民の声の原稿を各担当が校正し、その後、順次回覧して各委員がチェックします。

 今回の『市民の声』は1月18日に開催された市内小学6年生対象の議会アドベンチャー(→中国新聞)に参加した児童の感想文です。

 次回の第3回編集会議は『原稿の割り付け作業』を予定しています。

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2021年3月25日 (木)

2001芸予地震から20年

晴れ
2021325geiyo_earthquake  3月25日の中国新聞から。平成13年(2001)3月24日15時27分に安芸灘を震源地とした芸予地震が発生してから20年が経過しました。マグニチュード6.7、震源の深さ51km。

 芸予地震が発生した当時、私は東京でサラリーマンをしていました。テレビで地震を知り、直ぐに羽田から広島に帰ったことを記憶しています。
 入社1年目の平成7年(1995)1月17日に発生した阪神大震災の記憶があり、地震の大きさから広島も大変なのではないか、という思いでの帰省しましたが、阪神大震災に比して甚大な被害はありませんでした。

 今後、南海トラフ沿いの大規模地震(マグニチュード8から9クラス)が今後30年以内に発生する確率が70から80%と想定されています。(→こちら

 江田島市では、災害対策基本法に基づき、「江田島市地域防災計画」(→こちら)を策定し、災害リスクごとに予防対策、応急対策、復旧対策を定めました。また、今年度、「江田島市国土強靭化地域計画」(→検討案概要版)を策定し、強靭化に関する施策を総合的計画的に推進する指針を定めます。

 有事に備え、対策を講じることは大切であり、その一つとして緊急時の情報発信を担保するために臨時災害放送局(→こちら運用・手引きウィキペディア)の検討をしてはどうだろう。

 平成25年12月に成立・施行された『国土強靭化基本法』に基づき、国が平成26年6月に『国土強靭化基本計画』を策定し、広島県が平成28年3月に『広島県強靭化基本計画』を策定しました。

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2021年3月24日 (水)

大柿高校、入学者登校日2021

晴れ

 今日は大柿高校の入学者登校日。新しい生活に期待が膨らむ春。保護者の皆さんと学校生活についての説明を受けたそうです。

 入学者1名とお話しする機会がありました。部活動はカヌーに挑戦したいということです。3年間の高校生活が素晴らしいものになることを願っています。

 入学者は38名とのことで、新年度は全校生徒111名のスタート。10年ぶりの100人越えです。

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2021年3月23日 (火)

ZOOMで勉強会

晴れ

 気持ちよく晴れた一日でした。広島地方気象台が2021年(令和3)に桜の開花発表をしたのが3月11日で、統計を開始した1953年(昭和28)以降、広島では観測史上最速の開花宣言となり、また全国に先駆けて広島から開花が始まるのも初という記念すべき年になりました。満開宣言で全国トップを切ったのは福岡県で3月22日ということです。

 19時30分から所属しているNPO法人ひろしま創発塾の勉強会に参加しました。昨年から新型コロナウイルス禍により皆で集まっての勉強会や恒例の模擬議会(参考→江田島2012江田島2018)は延期となりました。

 昨年12月からZOOM会議システムを活用してメンバーが持ち回りで講師をしながらの小さな勉強会を開始しました。今日が4回目ということですが、FMおおたけ(→こちら)の立ち上げ時から運営に関わる小田上尚典さん(→ブログ)からコミュニティFM(→日本コミュニティ放送協会)や臨時災害放送局(→こちら運用・手引きウィキペディア)についてのお話は参考になりました。

H17soushin7_community-fm  平成17年当時から災害時におけるコミュニティFMについて興味を持って色々調べていましたが(→創新7号3頁)、現況を知ることができたことは収穫です。因みに、広島県では平成30(2018)年の豪雨災害時に坂町(→こちら)と熊野町(→こちら)が臨時災害放送局を運営したことがあります。

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2021年3月22日 (月)

令和3年度にむけた人事異動

晴れ一時くもり

 3月19日、江田島市の職員に関する4月1日付けの人事異動が発表され、20日の中国新聞には部長級・課長級の異動について掲載されました。

 組織再編は小規模にとどめ、より効率的な行政を進めるため、2022(令和4)年度の機構改革を視野にいれると新聞にありました。

 第3次財政計画と第4次行財政改革実施計画を一体化した江田島市行財政経営計画(→こちら)では、計画期間(令和2年度~令和6年度)の5か年度の財源不足を30億7200万円としています。

(参考)2020年12月10日 行財政改革実施計画と財政計画を一本化し『行財政経営計画』へ

(億円) R2 R3 R4 R5 R6 合計
歳入合計 142.17 130.28 128.66 124.81 123.13 649.05
歳出合計 152.14 136.88 133.17 129.54 128.04 679.77
収  支 ▲9.97 ▲6.60 ▲4.51 ▲4.73 ▲4.91 ▲30.72

 2月定例会の一般質問では、次のようなことがわかりました。(→R3年2月定例会一般質問録画

・この財源不足をいかに圧縮していくかが、これからの課題ですが、経常収支比率を95%程度に抑制し、政策的経費に使える一般財源を5年間で合計10億円確保することを目標とする。

(参考)2020年12月28日 一般質問から見る行財政について

経常収支比率

 地方公共団体の財政構造の弾力性を表しており、人件費、扶助費、公債費などの経常的な経費に、地方税、地方交付税、地方譲与税などの経常的な収入がどの程度充当されているかを比率で示しています。この比率はおおむね70%から80%の間であることが理想とされています。

 一般家庭でいえば、毎月の給料に占める食費や光熱費などの生活費やローン返済額の割合と考えると分かりやすいです。この割合が低いと自由に使えるお金が多い。逆に高いと生活が苦しくなります。

・そのために財政の現状、中長期的な視点で計画的かつ着実に改革を推進することの必要性を職員全体で共有するための研修・勉強会を行う。

・こうした研修を通して、今後のまちづくりのビジョンを職員全体で共有し、限られた財源を有効に活用するために、現状と課題を整理し、所管事業の目的と成果を明確に定め、持続可能な行政経営に取り組む。

・事務事業総点検では、これまでの取組を教訓として、全事業を対象に「必要性」「有効性」そして「効率性」の視点から抜本的な見直しを行う。

・事務事業総点検の結果に基づいて、事業の廃止や縮小、実施方法の見直し、業務の集約化などの評価を行い、次年度以降の予算編成に反映させることを目指す。

Business-overhaul-2021 左は行財政経営計画(P34)から抜粋した事務事業総点検についての説明です。令和3年度から事務事業総点検を実施し、どのように次年度以降に繋げていくかの流れがわかります。

 新聞記事にある『2022(令和4)年度の機構改革を視野に入れる』という表現は、令和3年度からの事務事業総点検で内部評価をした結果、今後の行政経営に向けた『組織の在り方』が見えてくるということだと思います。

(追記)
 広島県発表の情報によりますと、江田島市における新型コロナウイルス感染症の患者発生状況として11例目(3月20日)と12例目(3月21日)が確認されました。一日も早い回復を祈っています。

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2021年3月21日 (日)

バレットグループ社、地方エンジニア拠点、江田島市に開設

雨のちくもり

20210318_cocodemo_bullet 3月18日の中国新聞から。すでにブログでもご案内していますが、能美市民センター別館3階の一部(行税財産)を民間企業のサテライトオフィスとして賃貸借し、東京の企業、『バレットグループ株式会社』が本社で行ってきた機能の一部を分散させた地方拠点(★情報ラボ)を3月17日に開所したという記事です。(→バレットブループ社HP

★開発ラボとは(バレット社HPから)

 東京都心に集中している本社機能を地方拠点へ分散し、研究開発や事業開発、地方特性を生かした活動を行っていく地方拠点開発プロジェクトです。

 江田島市の開発ラボでは、アドテクノロジー基盤の研究開発、デザインワークなどの業務を中心に、子どもたちへのプログラミングイベントの実施や都心勤務者のワーケーションスペースとしての活用などを想定しています。

 市が貸し出す能美市民センター別館の一部については、契約期間は原則3年間とし、バレット社の負担による施設改修、市の進める企業誘致活動への協力を条件とします。年額貸付料は54万5千円(賃料+共益費、電気代は除く)の予定。

 江田島市としては、これを契機として捉え、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、能美市民センター別館4階部分をオフィスに拡張して、更なる企業誘致を進める方針です。(一般会計予算の9月補正として5287万9千円を計上)

2020年 825R2年第8回全員協議会
2020年1125バレット社、サテライトオフィスは2021年1月末開設

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2021年3月20日 (土)

運賃負担感に行政の支援

くもりのち雨
2021318ship 3月19日の中国新聞から。「離島航路の明日(下)」と題した特集記事です。3月18日には大竹市が離島である阿多田島航路のフェリー建造に市費を投じる記事が掲載され、今回は運賃負担感に対する“公”の支援について。

 先日も触れましたが、大竹市が阿多田島航路のフェリー建造に市費を投じ、“公設民営”として第三セクターに運航を委託する背景には、運賃の据え置きが念頭にあるという。(2021.3.18 阿多田島航路(大竹市)、公設民営化へ

 人口減少による利用者減により運賃収入が減少することで、収益確保のために応分の運賃に設定しないと航路運営は成り立ちません。また、建造費を回収するには、それに見合った収益を上げないといけない。

 運賃負担感が高まると島に住む住民の生活に大きな影響も出てきます。江田島市でも家族4人が広島市へ通勤・通学するようになって、広島市に移住した方がよい、という声をよく聞きました。

2015年12 8運賃負担感の軽減検討
2016年12 9市外に通う高校生への通学費補助制度

 このような状況の中、市は平成29年度から通学定期代を1/3補助する定住促進通学費支援事業(ワクワク検証事業→こちら)を3年間実施し、その後も効果があるとして継続しています。

 中町・高田/宇品航路は市直営から指定管理制度を利用した“公設民営”で運航しています。市所有船も建造から25年以上となり、近いうちに船舶更新をすることになります。

 20年後(2040年)の人口は1万2560人で令和3年(2021)3月の2万2327人に対して43.7%減という推計になっています。(参考→社人研エクセル)公共交通機関に限らず、”20年後のまちづくり”について行政・市民・議会でしっかり考えていかなければなりません。

 船舶更新時にはどのような船舶(大きさ、速度)にするか、航路維持するために運賃を含めどうあるべきか踏まえ、検討することになります。

 参考までに、令和1年第11回全員協議会で市が説明した船舶更新についての考え方です。

中町/宇品航路の船舶の更新について (R1年第11回全員協議会)
 (一財)地域公共交通総合研究所に船舶更新の必要性の判定について委託し、結果、現在所有する3隻のうち、2隻の更新を推奨する報告を受けた。(→説明資料
 現状及び今後の推移をみると更新が望ましい船舶のサイズは以下の通り。
【ニュー千鳥】→124総トン双胴船高速旅客船(定員150名)
【ロイヤル千鳥】→65総トン双胴船高速旅客船(定員99名)
【スーパー千鳥】当面は継続使用
 建造費は1隻4~5億円(税込)と見込まれ、財源は過疎債(50%)、企業債(50%)を考えている
 尚、船舶の更新は多額の経費が必要となるため、財政状況や次期指定管理者との協議を踏まえつつ、船舶の仕様や更新時期について検討する。

 尚、江田島市なって市直営から公設民営化にるまでの経緯について触れた過去ブログです。

★交通船の公設民営化まで~西能美航路再々編

2012年1115速やかな海上交通への取組を

2013年1月29日 西能美航路の再々編へ

2013年426西能美航路の再々編検討スタート

2013年826西能美航路の再々編 住民説明会@江田島町

2013年827西能美航路の再々編 住民説明会@能美町

2013年829西能美航路の再々編 住民説明会@沖美町(沖地区)

2013年830西能美航路の再々編 住民説明会@沖美町(三高地区)

2013年924西能美航路の再々編 住民説明会@高田地区

2013年925西能美航路の再々編 住民説明会@鹿川地区

2013年926西能美航路の再々編 住民説明会@中町地区

2013年1030続・第3回公共交通協議会

2013年1118続・西能美航路の再々編 住民説明会@江田島町地区

2013年1120続・西能美航路の再々編 住民説明会@能美町高田地区

2013年12 34回公共交通協議会、「公設民営化」方針へ

2014年211市営船合理化と消費税による値上げ

2014年2143回交通問題調査特別委員会
       (航路事業者からのヒアリング)

2014年327西能美航路の再々編方針決定

2014年1029臨時議会と第7回総務常任委員会

2014年11 9いよいよ市営船の指定管理者募集始まる

2015年123市営航路の指定管理、候補者決定

2015年213H272回交通問題調査特別委員会

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2021年3月19日 (金)

広島市、罰則付きの資源ごみ持ち去り禁止条例案

晴れ
20210317recyclablewaste_hiroshimacity 3月17日の中国新聞から。広島市が資源ごみ持ち去りに罰金を科す禁止条例を令和3年10月1日の施行を目指すという記事です。(→広島市議会2月定例会提出案件12ページ目

 昨年10月の報道(→こちら)では、罰金を科すかどうかは検討中であるということでしたが、広島市は抑止効果が期待できるとして罰金を科す条例案をまとめました。

議 案 広島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
概 要 市等以外の者による資源物の収集及び運搬を規制するもの
1 市及び市から収集又は運搬の委託を受けた者以外の者は、資源物を収集し、又は運搬してはならない。
2 持ち去り行為を行わないよう命じられた者が、これに違反して持ち去り行為を行った場合は、20万円以下の罰金に処する。
施行期日 令和3年10月1日

 尚、広島市の資源ごみ売却収入はピーク時の平成19年度(2007)には3億7500万円であったものが、令和元年度(2019)には3200万円であったという。

 罰金付きの条例が施行されると、広島県内では廿日市市、府中町、熊野町に続き4市町目になるという。

広島市の資源ごみ持ち去り禁止条例案のポイント

①紙類、金属類、布類、ガラス類の4種類の資源ごみ
②持ち去る業者や個人に対し文書指導
③改善されない場合は禁止命令を出す
④従わなければ刑事告発
⑤条例違反が確定すれば20万円以下の罰金を科す

 江田島市では2013(平成25)年12月定例会で江田島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案が可決され、2014(平成26)年4月から資源ごみの持ち去りが禁止になりました。

 ただし、罰則は設けておらず、指導・勧告に従わない者に対し措置命令を出し、従わない場合は公表することにしています。

 参考までに、下記は江田島市の直近3か年度決算による資源ごみ等の売却収入です。

種  別 平成29年度 平成30年度 令和元年度
破砕金属 破砕鉄 2,828,720円 3,315,050円 1,367,690円
アルミ等非鉄金属 832,200円 1,086,950円 1,011,350円
資源ごみ(缶) アルミ缶 2,006,540円 2,128910円 1,927390円
スチール缶 910,580円 981,730円 590,705円
ペットボトル ベール 1,613,301円 1,110,826円 1,355,873円
小型家電 特定対象品目 84,200円 94,600円 76,672円
その他の対象品目 64,836円 111,197円 81,872円
古紙(新聞・雑誌・ダンボール)及び布類 1,041,090円 998,690円 949,040円
売却収入の合計 9,381,467円 9,827,953円 7,360,592円

【参考 過去ブログ】
2013年8月 7日 資源ゴミも収入源
2013年9月 3日 H25年9月定例会~資源ごみの持ち去り行為について
2013年12月 6日 平成25年12月定例会(第2日)
2014年1月 8日 資源ごみ持ち去り禁止条例への問い合わせ
2020年10月15日 資源ごみの持ち去り禁止@広島市と江田島市

 少し話題は変わりますが、2月定例会において【江田島市一般廃棄物基本計画における可燃ごみ有料化について】質問しました。

2021319garbage-bag-charges_10cities-hiro  江田島市では基本計画で『ごみ有料化』に関して課題が整理されている。可燃ごみについては、『指定袋制度』を設けているが、他市町に比べ1枚当たりの料金が非常に低い。また、指定袋の範囲拡大や袋の大きさ、料金の見直しを図り、排出抑制に努めることの必要性が示されています。

 料金の見直しについては、十分な検討時間が必要であり、長期的な計画を立てることが重要と示され、計画策定から7年が経過し、これまでの取組と今後について確認しました。

市長答弁の要旨は以下の通り。

・江田島市の一般廃棄物処理費用は年間約4億円。その約75%の3億円が可燃ごみの処理費。

・可燃ごみの回収は有料の指定ごみ袋によって行っており、ごみの減量化や受益者負担の原則により実費徴収している。

・指定ごみ袋の販売価格は4町合併後の平成173月、江田島市が業者から購入する費用等を販売収入で賄えるように設定した。

・令和33月時点まで消費税率が2回改正(5%→8%→10%)されたが販売価格は一度も変更されていない。

・平成25年度以降はごみ袋販売において江田島市は赤字である。

・広島県内市町の可燃ごみの有料化の状況は、23市町中14市町が手数料を指定ごみ袋の販売価格に上乗せして販売している。(ごみの有料化) 

・令和3年度には「江田島市行財政経営計画」において使用料・手数料の適正化について取り組む。                                          

・令和3年度には「第2次江田島市環境基本計画」の策定を予定しており、江田島市環境審議会で『ごみの有料化』についての方向性を議論してもらう。

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2021年3月18日 (木)

阿多田島航路(大竹市)、公設民営化へ

晴れ
2021318kousetsu_min_ei-ship 3月18日の中国新聞から。大竹市が離島である阿多田島航路のフェリー建造に市費を投じるという記事です。
 これまで大竹市が37.5%出資する阿多田汽船(第三セクター→こちら大竹市HP)と独立行政法人が費用分担していた船舶建造ですが、初めて大竹市が全額出資する。

 離島であれば、国の補助金で赤字を補填する仕組みがあります。(参考→阿多田汽船損益計算書)船舶建造にあたっては、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(略称、JRTT 鉄道・運輸機構)による離島航路支援として、船舶共有建造事業を利用することが可能です。(→参考

 このたび市が建造費の全額出資に踏み切ったのは、航路事業者と独立行政法人との共有建造方式では建造費が運賃に跳ね返り、市民(島民)へ負担がかかる可能性があるということ、そして、岩国の米軍基地への空母艦載機移転に伴う騒音問題も関係性があると記事にあります。

 中国地方で航路を公設民営化している例として、江田島市や尾道市、萩市等が挙げられています。ただ、江田島市の場合、もともと市直営(旧能美町交通局を引き継ぐ)であったものを“民間の知恵”により合理化・効率化することで“赤字”からの脱却を図ったものであり、民間航路に自治体が建造する船舶を貸し出す公設民営と、若干、生い立ちが違います。

参考→2014.3.27中国新聞

 いずれにしても海上航路の大半は人口減少等により大変厳しい運営状況であり、江田島市発着の広島航路、呉航路も同じです。今後、さらなる人口減少により、中町・高田/宇品航路以外の航路において船舶更新が難しい状況も想定されます。
 市民の生活航路確保ということで、中町・高田/宇品航路以外でも”公設民営化”ということも考えられ、市財政問題との中で”航路集約”もありえます。

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2021年3月17日 (水)

大柿高校の合格発表2021

晴れ

 昨日、公立高校の合格発表がありました。
 県立大柿高校のFacebook(→こちら)によると選抜Ⅰ・Ⅱ、特別入学の合格者は39人です。合格者の皆さんおめでとうございます。4月には10年ぶりに全校生徒が100人を超えそうです。
 一時、統廃合の対象となりましたが、生徒の皆さんや学校の頑張り、行政の支援、地域の皆さんの応援により乗り越え、また、今年も素晴らしい春を迎えることになります。

(参考)2019.5.10大柿高校、再編議論から脱出

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2021年3月16日 (火)

R3年2月定例会(4日目-最終日)

くもり一時雨

 本日は2月定例会の4日目(最終日)が開催され、午前中は、2名の議員が一般質問をしたあと、条例改正案等と令和2年度補正予算(一般会計と介護保険(保険事業勘定)特別会計)の繰越明許について審議し、議決(可決)しました。

 午後から令和3年度当初予算を審査した特別委員会の委員長報告がなされ、賛成多数(質疑、討論なし)により12会計は可決されました。

(参考)予算審査特別委員会の委員長報告→こちら

 その後、国の令和2年度3次補正による”新型コロナウイルス感染症緊急経済対策”の交付金を財源とした事業や4月の参議院議員再選挙費用を盛り込んだ令和3年度一般会計補正予算(1号)が上程され、賛成多数により可決。これで2月定例会の日程はすべて終了し閉会しました。

■4日目(最終日)

 ●一般質問

番号 質問者 質 問 事 項
山本秀男 国道487号の改良について
自治会等の補助金について
合併浄化槽等について
重長英司 コロナ禍の中での学校教育の今後について

●議案等

番 号 案 件 名
  一般質問 2名
議案第40号 江田島市職員の特別勤務手当に関する条例及び江田島市国民健康保険条例の一部を改正する条例について
議案第41号 江田島市介護保険条例の一部を改正する条例案について
議案第42号 江田島市公共下水道中町雨水排水センターの建設工事委託に関する協定の変更について
議案第43号 令和2年度江田島市一般会計補正予算(第9号)
議案第44号 令和2年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計補正予算(第6号)
議案第1号 令和3年度江田島市一般会計予算
議案第2号 令和3年度江田島市国民健康保険特別会計予算
議案第3号 令和3年度江田島市後期高齢者医療特別会計予算
議案第4号 令和3年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計予算
議案第5号 令和3年度江田島市介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計予算
議案第6号 令和3年度江田島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
議案第7号 令和3年度江田島市港湾管理特別会計予算
議案第8号 令和3年度江田島市地域開発事業特別会計予算
議案第9号 令和3年度江田島市宿泊施設事業特別会計予算
議案第10号 令和3年度江田島市交通船事業特別会計予算
議案第11号 令和3年度江田島市水道事業会計予算
議案第12号 令和3年度江田島市下水道事業会計予算
議案第45号 令和3年度江田島市一般会計補正予算(第1号)

議案第45号 令和3年度江田島市一般会計補正予算(第1号)
 国の令和2年度3次補正より、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(1億3232万6千円)、4月の参議院議員再選挙費等を含め、1億4235万円増の141億1235万円。(臨時交付金の使い道→参考

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2021年3月15日 (月)

R3年2月定例会(3日目)

晴れ

 今日から2月定例会が再開され、6名の議員が一般質問に登壇しました。
 平成31年2月定例会からインターネットで議会中継を開始しました。(→議会中継サイト)また、約1週間後には録画配信も行いますので、各議員の質問及び答弁等の詳細については録画中継をご覧ください。

3月15日(月)

番号 質問者 質 問 事 項
酒永光志 新型コロナウイルスワクチンの接種について
乳幼児等医療費支給制度について
スポーツセンタートレーニングルームの改善について
岡野数正 3つの重点テーマに対して、これまでの総括と令和3年度当初予算で特に意を配した点について
公共施設再編整備事業に伴う不要物品等の取扱いについて
熊倉正造 姉妹都市の選定、縁組、交流について
角増正裕 水道広域連携について
旧能美海上ロッジ解体について
胡子雅信
読み原稿
行財政経営計画と次期総合計画について
ごみの有料化について
平川博之 新型コロナウイルス感染症への対応について

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2021年3月14日 (日)

天狗岩で映画ロケ~るろうに剣心・最終章

晴れ一時くもり
190420teugu_hayase 先日のインターネットニュースで、大柿町にある陀峯山(だぼうざん)の【天狗岩(てんぐいわ)】(→江田島って・・・どんなとこ?)で映画“るろうに剣心”のロケがあったことを知りました。

 2年前(2019)は、民間飲料会社のCMロケがあったばかりで、多くの人が訪れました。今回の映画ロケにより、また、人気スポットになることに期待します。

情報元:広島ニュース 食べタインジャー(2021.3.10)

2019年 「オールフリー」新CM メイキングビデオ

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2021年3月13日 (土)

デジタル化への人材登用@廿日市市2021

くもりのち晴れ
2021313degital_hatsukaichi_city  3月12日の中国新聞から。廿日市市がデジタル知識の豊富な民間人2名を非常勤職員として採用し、経営政策課に配置するという記事。

 Society5.0(参考→内閣府HP)の時代へと移り変わるなかで、行政組織もこれに対応する人材育成が急務となっていますが、“一朝一夕”で確保できるものではありません。

 先日、広島県が来年度(令和3年、2021年)、デジタル技術に精通した人材の確保・共有のため、県内市町と連携して研究会を発足することを示しました。(→中国新聞記事

 “官”と“民”、それぞれの長所と短所があります。急速な“時代の変化”に対応するため、最小コストで乗り越えようとする廿日市市の動きを注視していきます。

★Society5.0社会
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会。
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)。

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2021年3月12日 (金)

新型コロナウイルスワクチンの接種について(R3.3.12現在)

くもりのち雨
2021312covid_vaccination-hiroshima-pref 今日の中国新聞から。新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種について、広島県は県内の全23市町へ最初のワクチンを届け日程の概要を発表しました。これによると江田島市への配布は4月12日の週ということです。

2021312covid_vaccination-etajima  左は昨日の全員協議会で担当課(保健医療課)が新型コロナウイルスワクチンの接種について説明した資料から抜粋です。

 昨日現在では、3月1日から開始するとされた優先接種1(医療従事者)への接種はまだなされていないそうです。

【江田島市の接種体制など】 
3月11日時点での状況。国の動向により変更する場合あり

(1) 接種体制

方  法  個別接種(江田島市内各医療機関において接種)
接種場所  15医療機関
接種日時  各医療機関により設定(詳細は調整中)

(2) 接種券及び接種交付

ア 接種券

送  付  高齢者分と一般分の2回に区分して郵送
時  期  高齢者分は3月29日に発送予定

イ 受 付

受   付  予約制(江田島市で一括受付)
実 施 体 制  コールセンター設置(民間委託)☎082-222-8311
申請開始時期  4月初旬から中旬(予定)
申 請 方 法  電話・WEB申請

★ワクチンが入り次第、防災行政無線で放送される予定。

(3)相談体制(一般・専門)

国の相談窓口  0120-761-770
多言語対応窓口  0120-565653
広島県の窓口  082-513-2847
江田島市の窓口  0823-43-1641 (3月29日開設予定)
ファイザー特設コールセンター  0120-146-744

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2021年3月11日 (木)

議会広報特委(R3.3.11)第1回編集会議

 15時から開催された議会広報特別委員会に出席しました。今回は5月1日発行の議会だより第66号の第1回編集会議でした。議会だより発行までに5回の編集会議を開催します。第1回は基本的に議会運営委員会で一般質問者が確定した午後に開かれます。

 本日は午前に議会運営員会(→こちら)、午後は全員協議会(→こちら)が予定されていたため、全協終了後での開催になりました。協議事項は以下の通りです。

(1) 議会だより第66号の編集日程(案)について
 第2回から第5回編集会議の日程の確認がなされました。

(2) 議会だより第66号の頁割・担当(案)について
 どの記事をどう掲載するか、また、記事の担当などが確認されました。表紙の候補として、1月18日に開催された市内小学6年生が参加した議会アドベンチャー(→新聞記事)が確認されました。

(3) その他
Screenshot_20210311-62__3-pdf  これまで毎年5月1日発行号に掲載している『借金と貯金』のページについてどう掲載すべきかの検討を行っています。市債については、元利償還金のうち、後年度、地方交付税として交付されるもの(例:合併特例債、過疎債、辺地債など)もあり、“実質の負担額”をどう説明するかということがあります。

【参考】
2020年 5 4市債をわかりやすく説明するには
2020年 7月12日 市債について考える(R2.7.12)
2020年 7月16日 市債について(文書質問)
2020年 730日『市債について』→文書質問・答弁書
2020年1019議会広報特委(R2.10.19)第2回校正
2020年11 2一般会計の実質負担額~広報えたじま11月号

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R3年第3回全員協議会

晴れのちくもり

 午後から全員協議会が開催され、執行部から2月定例会に追加提出される令和3年度補正予算案に盛り込まれる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した取組を含む5項目について説明がありました。

 東日本大震災の発災時刻である14時46分、執行部及び議員で犠牲者のご冥福を祈り黙とうを捧げました。

(1)新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した取組について

2021311cocid_1  国の令和2年度第3次補正予算の成立を踏まえた『新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(以下、交付金という)』を活用して実施する令和3年度事業について、補正予算案を追加提出します。

2021311covid_budget  国の第1次・第2次および第3次補正による交付金は8億846万7千円に対し、現時点での江田島市の事業による交付金充当額(令和2・3年度)は7億7202万8千円であり、交付金残高3643万9千円については、新年度になって改めて補正予算を組むとの説明がありました。

2021311kosodate_park_20210311195401  左は今回の交付金を充当する新規案件としての『子育て支援包括支援センター屋外広場遊具設置工事』の説明資料から抜粋したイメージ図です。

 令和2年度事業で周辺整備をすることはすでにブログで書いております。(→こちら)今回、withコロナ、afterコロナの新しい生活様式の中で、子育て親子が屋外で遊具を楽しみながらストレス解消し、感染症に負けない体力づくりができるよう、幅広い年齢児が遊べる複合遊具を設置するもので、予算額は1000万円。令和3年9月には完成する予定。

(2)新型コロナウイルスワクチン接種について

2021311covid_vaccination  江田島市での接種は、『個別接種方式』にて準備しています。国からは高齢者向けの接種が4月12日の週から段階的に開始すると発表されています。

 現時点での江田島市での接種体制等について保健医療課から説明がありました。国の動向等により変更の可能性があります。

(3)第8期介護保険事業計画期間(令和3年度~令和5年度)の介護保険料について

 3年に1度、見直される介護保険料ですが、介護保険事業に要する費用の推計を基に介護給付費準備基金の保有状況を勘案した結果、第1号被保険者(65歳以上の人)が負担する基準額を現行より600円引き下げることに決定されました。

期 別 基準月額 増減
第5期(H24~H26) 5,400円
第6期(H27~H29) 6,200円 800円
第7期(H30~R 2) 6,200円 0
第8期(R 3~R 5) 5,600円 ▲600円

(4)人権啓発・教育プランの改訂について

 平成20(2008)年12月に『江田島市人権教育・啓発指針』、平成21年(2009)3月に『江田島市人権教育推進プラン』を策定して、人権啓発への取組を行ってきた。

 このたび第1次改訂を行うもので、現在、パブリックコメントを実施しています。(→市HP

(5)江田島市都市計画マスタープランの目標年次の延伸について

 平成23年(2011)3月に策定された江田島市都市計画マスタープラン(→こちら)について、令和2年度が目標年次となっているが、

①策定から10年経過して大きな変更点がないこと
②都市計画事業について現時点で事業実施の予定がないこと
⓷マスタープランの上位計画である「江田島市総合計画」の現計画(第2次→こちら)が令和6年(2024)年度までであること

 これらを勘案し、江田島市の最上位計画である次期総合計画(第3次)に沿って改定することで『まちづくりの整合性』を図るため、現行マスタープランの目標年次を5年間延伸(令和7年度まで)することの説明があった。

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2021年3月10日 (水)

観光協会、新たなツアー・メニュー2021

晴れ
202139-otsukai-etajima 3月9日の中国新聞から。江田島市観光協会がサイクリングしながら集めた食材で料理を楽しむ、『otsukai(おつかい)!江田島』というモニターツアーを開催したという記事です。

 三高港を出発して、電動アシスト自転車を活用して地元産品を購入し、野外調理場で料理するというもので、港の賑わい、サイクリングを楽しみ、江田島産の美味しい食材を堪能するという。

 観光協会では4月中旬からツアーを本格実施する予定で、季節ごとにメニューを揃えるということで、新たなビジネスとして島の経済活性化と交流人口増加に期待したい。

 江田島市観光協会は、将来的に、観光振興・交流促進のため、『稼ぐ力』を引き出す経営力を磨き、江田島市の強みを活かした企画・営業・プロモーションをすることができるよう一般社団法人化を目指す。(→2020.12.R2年12月定例会 観光振興について

(補足)平成30年6月の理事会で提案された。令和3年4月1日の社団法人化を目指している。

 

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3月10日の過去記事

晴れ

 朝は車のフロントガラスが凍っていましたが、日が昇り時間が経つごとに気温も上がり、お昼には春らしくなりました。
 例年、3月10日は市内中学校の卒業式ですが、昨年、今年と新型コロナウイルス感染症の影響で規模縮小により挙行されました。
 過去の今日3月10日を振り返ってみました。ブログを書いていない年もありますが、15年が経ち、記事数は4933件。HPを立ち上げてから数えると17年。我ながらよく続いていると思います。

2006年 
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年

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2021年3月 9日 (火)

江田島市のオリーブ紹介動画2021

晴れのちくもり

 江田島市が2011(H23)年にスタートさせた“オリーブの島構想”は2021年には11年目に入ります。このたび江田島市のオリーブ紹介動画(地域おこし協力隊制作)が完成したというニュースです。(→市HP

 江田島市と江田島市オリーブ振興協議会(参考→2011.6.23オリーブ振興協議会スタート)が管理しているモデルオリーブ園などの紹介動画になっています。

 主な紹介場所は、各モデルオリーブ園(→参考)、オリーブ古木(→参考)、旧柿浦小のオリーブ(→参考)など。市内外の方々が訪れていただける賑わいの場になってほしいですね。

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2021年3月 8日 (月)

R3年3月1日の江田島市人口

晴れ
 
 江田島市の令和3年3月1日現在の人口は前月比51人減の2万2327人(うち外国人市民743人、3.33%)。
 日本人市民は前月比28人の減少、外国人市民は前月比23人の減少でした。(市HP住民基本台帳→エクセルPDF
 4町ごとの外国人比率は、江田島町2.80%、能美町3.37%、沖美町8.36%、大柿町1.65%。沖美町では100人に8人以上が外国人市民という割合です。

  男性 女性 合計
住民基本台帳人口 日本人 10,522 11,062 21,584
外国人 472 271 743
人口合計 10,994 11,333 22,327
人口前月比 日本人 ▲18 ▲10 ▲28
外国人 ▲28 5 ▲23
合計 ▲46 ▲5 ▲51

2020420213populaiton 左は令和2年4月~令和3年3月の1年間の人口増減を表したものです。外国人市民は水産業など江田島市の産業を支えており、カキ生産がピークを迎えるシーズンに増加する傾向があります。

202135population_2020  左は3月5日の中国新聞から。広島県が発表した2020年国勢調査(10月1日現在)の2次分速報値です。江田島市は5年前の前回調査と比べ、2402人減(▲9.9%)の2万1937人。世帯数は556減(▲5.2%)の1万185世帯。

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2021年3月 7日 (日)

県、デジタル人材共有へ市町と研究会

晴れ
202133-sharing-human-resources-for-digit 3月3日の中国新聞。広島県は2021年度、デジタル技術に精通した人材の確保・共有のため、県内市町と連携して研究会を発足するという記事。
 今後、幅広い分野でデジタル化が求められることが想定され、分野ごとに専門的なデジタル技術を持つ人材を確保するには1団体では難しく、一定規模の人員を確保できる仕組みが必要と考えます。
 そのような観点から、このたびの県の動きは江田島市にとってありがたい。今後の動きを注視していきたい。

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2021年3月 6日 (土)

江田島荘、3月7日よりWEB予約受付を開始

くもりのち雨

 インターネット情報(→広島経済新聞)によると、2021年7月1日にオープンする新ホテル『江田島荘』が明日(3/7)から公式サイト(→こちら)を含むWEB受付を開始するそうです。
 いよいよオープンまで3か月を切りました。新型コロナウイルス感染症の早期終息を願うばかりです。

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2021年3月 5日 (金)

R3年度予算 新規事業 その3

雨のちくもり

 令和3年度当初予算において文教厚生分科会(教育委員会、福祉保健部、市民生活部)を除いた新規・拡充事業について3月3日より掲載しています。

■東京オリンピック・パラリンピックのホストタウン交流事業(900万円)・・新規
2021-tokyo-olympics_paralympics-host-tow  東京オリンピック・パラリンピックにおけるホストタウンとして、来日する選手との交流ことで、今後の継続的な交流へとつなげる。

 尚、江田島市は選手団を受け入れるスポーツ施設等がないため、選手と市民との交流は大会後になります。特産の『オリーブ』を通じた交流やSUPやカヌー等のスポーツ交流を考えています。(対象国はメキシコ。下記参照)

 新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息し、オリンピック・パラリンピックが開催されることを祈っています。

2021tokyo-host-town_hiroshima  左は首相官邸HP(→こちら)から抜粋。広島県と23市町はメキシコオリンピック委員会と基本協定を締結しています。広島県の全県交流計画の概要をご参考まで。(→こちら

■農業振興地域整備計画策定事業(189万5千円)・・新規
2021agricultural-promotion-area-developm  江田島市の農業を取り巻く状況や土地利用状況、農業に係る各種計画などを踏まえながら、農業振興と地域開発等との調和のとれた農業振興地域整備計画の策定を目指すもの。

 合併前から担い手不足に悩む農業分野、そして荒廃農地、耕作放棄地の増加とイノシシ問題をどう解決していくか具体的な改善に向けての10年間の計画です。

■空家等対策計画更新事業(93万5千円)・・拡充
2021unoccupied-house-countermeasure-plan  耕作放棄地と並んで人口減少問題の大きな課題の一つである空き家問題。空き家活用促進や危険な老朽空き家解消に向けた総合的かつ計画的な対策を実施するため、平成29年(2017)3月に策定した江田島市空家等対策計画(→こちらPDF)を更新する。

実態調査 (1)地図製作会社が保有する空き家の分布状況等の情報を活用
(2)本誌の水道閉栓情報を活用
(3)(1)、(2)をもとに職員が実地調査
空家等対策計画の更新 実態調査の結果も踏まえ、令和3年度中に空家等対策計画を改定する。
計画期間 令和4年(2022)度~令和13年(2031)度の10年間

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2021年3月 4日 (木)

R3年度予算 新規事業 その2

晴れのちくもり

 令和3年度当初予算において文教厚生分科会(教育委員会、福祉保健部、市民生活部)を除いた新規事業について3月3日より掲載しています。

■消防屯所整備事業(1811万6千円)・・新規
2021fire-station-rebuilding  江田島市の地域防災の中心的役割を担う消防団の屯所も老朽化が進んでいます。消防団員の高齢化及び入団者減もありますが、屯所の建て替えによる機能の充実強化を図ります。
 秋月消防団屯所の建築工事及び大幸消防屯所の設計業務が新年度予算に計上されました。

秋月消防屯所 旧秋月小学校跡地と一緒に消防屯所敷地をオーシャンポイントに売却したことにより、移転新築を行う。(→参考
大幸(大須・幸ノ浦)消防屯所 大須浄化センターを切串浄化センターに統合し、廃止したことにより、大須浄化センターの建物を改修し屯所にする。(大須公園の近隣に建物がある→参考

■避難誘導アプリ導入事業(413万6千円)・・新規
2021evacuation-guidance-app  広島市を中心とした広域都市圏での共同事業。江田島市民や広島広域都市圏内を移動中の通勤・通学及び観光客等が、災害時に速やかに避難行動が取れるよう必要な防災情報をリアルタイムで取得できるアプリの提供。

広島市避難誘導アプリ「避難所へGo!

■路線バス無料乗車デーの実施(0円)・・新規
2021schedule-bus_free-day  市内を運行する路線バスの利用促進と需要喚起及び高齢者等の外出支援を図るため、生活航路維持事業の一環として、『無料乗車デー』を設ける。

 尚、江田島バスに対し、生活交通路線維持費補助金として昨年度比567万円増の6617万円、広域生活交通路線確保維持費補助金は723万6千円を交付します。

江田島バスへの2補助金 H30年度予算 R1年度予算 R2年度予算 R3年度予算
生活交通路線維持費補助金 4770万円 6060万円 6050万円 6617万円
広域生活交通路線確保維持補助金 670万円 812万2千円 800万円 723万6千円
合  計 5440万円 6872万2千円 6850万円 7340万6千円

※教育委員会の予算として、小中学校統廃合による通学手段確保のためスクールバスの運行を江田島市バスに3214万5千円で委託し、また、通学バス定期補助金として児童生徒に1612万1千円。

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2021年3月 3日 (水)

R3年度予算 新規事業 その1

晴れ

 令和3年度当初予算において文教厚生分科会(教育委員会、福祉保健部、市民生活部)を除いた新規事業について順次、掲載します。

■公共施設再編整備事業(7億9587万2千円)・・新規
2021public-facilitypublic-reorganization 江田島市では平成26(2014)年12月に策定された『公共施設のあり方に関する基本方針』(→こちら)に基づいて、庁舎を始めとした公共施設について長寿命化を図り、また、統廃合や複合化等をすることにより将来の財政負担にならないよう努めています。

 令和3年度に取り組むことは以下の通りです。

(1)交流プラザの整備 (仮称)切串交流プラザ設計業務
認定こども園きりくしとの複合施設として整備する。
(仮称)飛渡瀬交流プラザ設計業務
(2)未利用財産の処分 廃止した公共施設の財産処分を進める。

※参考→江田島市未利用財産利活用基本方針(平成23(2011)年10月)

■未利用施設解体事業(1660万円)・・新規
2021-unused-building-dmolition-business 公共施設再編整備により廃止された施設のうち、施設の利活用が見込めないものについては解体することにより、土地の売却や貸付など、跡地の活用が見込める建物について、財政状況を見ながら計画的に解体を行う予定。令和3年度は解体の設計を行い、令和4年度に解体工事を行う。

 尚、平成30年度(2018)に高田地区の公共施設統廃合により、旧高田小学校を改修して高田交流プラザとし、利用されていない旧高田公民館は令和3年度に解体し、土地を所有者に返却する予定です。

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2021年3月 2日 (火)

R3年3月文教厚生常任委員会

 午後、予算審査の分科会終了後、引き続き文教厚生常任委員会を開催し、以下のことについて協議しました。(参考→R3年1月委員会

(1)令和2年度活動報告及び令和3年度活動計画について
 令和2年度に現地視察したことについての最終取りまとめを行いました。

 ア 江田島市環境センター・江田島市リレーセンター(→2020.8.4
 イ 江田島市総合運動公園・江田島市スポーツセンター(→2020.9.3
 ウ にこにこハウス・認定こども園えたじま(→2020.11.5
 エ 就労継続支援A型事業所 ひまわりくらぶ江田島(→2020.12.8

 令和3年度活動計画について、令和3年10月末までの任期のため、対象を絞って現地視察をすることの確認がなされました。本日現在、以下の施設を候補としました。

①ごみ関連施設(可燃ごみ焼却及び最終処分を委託している呉市の施設)
②市内小中学校及び県立高等学校

(2)その他
 新年度に入っての第1回目の委員会は4月15日(木)10時から

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R3予算委(文教厚生分科会)その2

雨のちくもり

 予算委員会の文教厚生分科会に出席しました。本日は市民生活部管分の一般会計及び住宅新築資金等貸付事業特別会計の予算審査を行い、分科会に付託された予算案質疑を終了しました。
 執行部退席のあと、分科会に付託された全予算について討論を経て採決をした結果、賛成多数で分科会として全予算について可決。その後、個別意見として以下の項目について取りまとめました。

【個別意見の項目】
①小中学校のICT教育(デジタル教科書、1人1台タブレット端末導入)に関わること
②大柿高校のサポート継続に関わること
③新型コロナウイルスワクチン接種に関わること
④民生委員児童委員の定数に関わること
⑤フレイル予防対策事業等の健康寿命延伸に関わること
⑥乳幼児医療費助成事業に関わること
⑦ごみステーションの現状及びごみの有料化に関わること
⑧マイナンバーカード交付率に関わること
⑨国民健康保険税の子育て家庭負担軽減に関わること

 尚、市民生活部に係る新規・拡充事業は以下の通り。

■大柿市民センター新築事業(2億3292万円)・・新規
2021-oogaki_citizen-center 大柿地域のまちづくり等の拠点施設として、老朽化した建物を解体し新築を行うもの。令和3年度から令和4年度の継続事業とし、総事業費6億1640万円。
 鉄筋コンクリート造り1階建てとし、完成予定は令和4年秋ごろ。

■第2次江田島市環境基本計画(985万4千円)・・拡充
2021_2nd-environmental-basic-plan 平成24(2012)年度に策定した基本計画の期間が令和3(2021)年度に終了することから、第2次江田島市環境基本計画を策定するもの。
 市民等の意識調査(アンケート)を実施し、江田島市が目指す環境増と基本目標の検討を行う。重点プロジェクトとして地球温暖化対策、海ごみ問題などを検討する。(参考→第1次環境基本計画

 

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2021年3月 1日 (月)

R3予算委(文教厚生分科会)その1

晴れのちくもり

 今日から3月に入り、県立大柿高等学校では卒業式が挙行されました。例年は議員も多く参列するのですが、新型コロナウイルス感染症のため、来賓出席はありませんでした。
 卒業生の皆さんの新たな門出が素晴らしいものであることを祈っています。

 今日から令和3年度当初予算を審議する予算審査特別委員会が始まり、文教厚生分科会に出席しました。本日は教育委員会及び福祉保健部所管分の一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険(保険事業勘定)特別会計、介護保険(サービス事業勘定)特別会計の予算審査が行なわれました。(質疑は省略)
 新規事業(一部拡充)としては、以下のことがあります。

(1)教育委員会

■社会教育施設長寿命化計画策定事業(1079万円)・・新規
2021shakai_kyouiku_shisetsu 施設の老朽化が進む中、今後施設の改修等に多額の費用を要します。限られた予算で施設の機能・性能を維持するため、中長期的な維持管理等にかかるトータルコストの縮減や予算の平準化を図るため、現有10施設についての計画をまとめます。

■江田島図書館開館30周年記念事業(81万1千円)・・新規
2021etajima_library 江田島図書館が現在の場所に建設されて開館30周年を記念して、これまで利用いただいたことへの感謝の気持ちを表し、これからも 生活の一部として気軽に図書館を利用していただくこと、図書への関心を喚起することを目的として実施。(予算70万円)。
 6月には30年の歴史を振り返る広報誌、所蔵図書の展示会を開催し、11月には著名な作家を招聘して記念講演を実施。12月には江田島図書館祭り。

■小中学校デジタル教科書導入事業(1074万1千円)・・拡充
2021school_degital 市内の全小中学校に指導者用デジタル教科書を導入することにより、資料動画等を個々の学びに合わせた支援ツールとして活用し、ICT教育の推進を図る。
 尚、GIGAスクール構想に向けて校内無線LANの整備、1人1台タブレット端末(1113台)等については、補正予算を組んで3月末には完了予定。

(2)福祉保健部

■障害児サービスパンフレット作成事業(22万6千円)・・新規
2021shougaiji_serbice-pamphlet 発達障害を持つ児童の保護者等を対象に、発達障害の概要や発達障害に関わる制度・サービスについて記載したパンフレットを作成し、発達障害児支援の円滑化を図る。

■再犯防止推進計画の策定事業(8万7千円)・・新規
2021saihatu_boushi 犯罪を犯した者等が円滑に社会復帰することができるようにするため、社会において孤立しないよう、犯罪をした者等に対して適切な支援を行うため、各関係機関などの意見を取りまとめ、再犯防止推進計画を策定する。

■認定こども園きりくし新築事業(1054万円)・・新規
2021kirikushi_nintei_kodomoen 移転(新築)に係る事業を実施する。また(仮称)切串交流プラザとの合築による複合施設として、親と子だけでなく、地域や行政を含めた社会全体のつながりを広げ、世代間の交流を促進することにより、地域全体で見守り支え合う子育て環境を構築する。
 定員は40人で、令和3年度は設計業務。(参考→2020.12.9

■ファミリーサポートセンター事業(257万5千円)・・新規
2021family-support 子育て支援を行うファミリーサポートセンターを開設(事務局:子育て世代包括支援センター)することで子育てのしやすい環境を整備する。(参考→2020.12.11)

 

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