水道事業の統合、大竹市 不参加、三原市 準備協議会入り
晴れ 1月26日の中国新聞から。広島県の県内市町の水道事業を統合する「県内1水道構想」ですが、大竹市と三原市の対応について掲載されて いました。
大竹市は統合に参加しない方針を議会に示した。竹原市は県内で最も安い水道料金であり、統合に参加すると将来的に料金統一となり、大幅な値上げが予測され、市民の理解が得られないということだと思います。江田島市は大竹市の3.2倍で県内一高い水道料金です。
一方、三原市では、県主導の企業団の準備協議会に参加する方針を議会に示しました。参加理由は水道管更新などに国の交付金が使えることと、専門技術を持つ市職員の減少を挙げています。
これで不参加を表明したのは広島市(坂町、府中町を含む)、福山市、呉市、尾道市、大竹市となり、実際のところ、統合後の企業団がどのように水道事業を運営していくのか不透明です。
江田島市としては三原市の事情と同様の理由で参加の方向であると思いますが、で、この点について市企業局から丁寧な説明を求めたい。
(追記)
県が主導する「県内1水道構想」の不参加自治体が増え、今後、どうなるかわからない不透明感の中であれやこれやと考えてしまいます。
江田島市民にとって最善な方策は何か。相手方があることですが、呉市との2市間で水道事業統一というのも一つの考えではないだろうか。可燃ごみについては呉市に処理を委託しているところであり、水道事業もどうだろう。(→呉市に関する記事)
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