市長と議会の対立@安芸高田市
雨
1月21日の中国新聞から。1月19日にあった全員協議会で市長報告案件が市議会に認められなかったとして、途中退席しました。この全員協議会では、事前通知していた10件のうち4件が報告を認められなかったという。
認められなかった案件は、昨年10月に市議会が恫喝はなかったとの結論をまとめた回答についての確認や、議会運営に関する内容について。(参考→こちら)
(参考)安芸高田市議会→議会運営に関するお詫びと今後の対応について、PDF
市議会が市長の報告を認めなかった理由としては、会議規則で定める議案の審査などに関わる協議や調整に該当しないというもの。添付資料がなく内容も不透明であるというのもある。
議会側の対応に対し、市長が定例会の一般質問には答えないと反応し、twitterでも情報発信しています。(参考→こちら)これに対し、議会側の反応として、議長は「議員が市民の意見を代弁、質問する場」と語気を強める。
一般質問は、定例会において行われ、臨時会では許されないもの。行政全般にわたる議員主導による政策論議であるから、このたびの議会側の姿勢に対抗して、市長が一般質問に答えないとうのは如何なものかと思います。
改選前からの市民と議会の対立関係ですが、市民不在の政争にならないことを願うばかりです。
2020年10月24日 安芸高田市議会の出来事~市長のTwitter
2021年 1月 5日 安芸高田市、副市長を全国公募
2021年 1月20日 市民による市政チェック@安芸高田市
全員協議会 地方自治法第100条第12項の規定により、会議規則によって定めることにより、「議会の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場」です。 ※法第100条第12項 全国町村議会議長会が編纂している「議員必携」には、全員協議会が開催される具体的な例として次の3点を挙げています。 (1)議会独自の協議又は意見調整 (2)本会議の審議に伴う協議又は意見調整 (3)町村長による事前説明および意見の聴取 |
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