市町村別から付きカキの生産量(H16-H30)
晴れのちくもり
左表は海面漁業生産統計調査(→こちら)のデータをもとに平成16(2004)年から平成30(2018)年の15年間における『から付きカキ生産量』の全国市町村トップ20をまとめたものです。
平成23(2011)年3月11日に発生した東日本大震災により東北の産地は一時減少しましたが、近年は復活していることが分かります。一時、広島県内の牡蠣養殖業者が宮城県の産地に支援に行ったことを思い出します。
(参考)
朝日新聞デジタル
フリーアナウンサーのブログ
Cnet Japan
NHKアーカイブ
これまで江田島市は呉市に次いで全国2位、そして平成29年には11年ぶりに日本一に返り咲いたという記事を書いていました。
このたび表を作成して驚いたことは、平成21(2011)年の数字です。ご覧のように宮城県石巻市が1位となっており、江田島市は3位になっています。
それでは何故、呉市が平成20(2008)からカキ生産量10年連続1位(参考→その1、その2 )といっていたのか、ということになりますが、左表をご覧ください。
平成21年の「から付き」と「むき身」別の生産量です。おそらく生産量の基準として、当時は「むき身」を対象としていたのでないかという推測です。
海面漁業生産統計調査を見ても平成24(2012)年から「むき身」の生産量の統計はありません。いまは「から付きカキ」を生産量の基準としていると考えます。
★参考HP→広島市水産振興センター
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