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2020年11月12日 (木)

江田島市の観光客について2020

晴れ
Total-number-of-touristsh1r1 左は広島県の観光統計資料(→こちらHP)を基に作成した平成元年(1989)から令和元年(平成31、2019)の1月~12月の江田島市の総観光客数の推移をまとめたグラフです。

【参考】過去ブログ
2015年 8月 6日 江田島市の観光客数推移
2019年 1月31日 江田島市の観光客推移(R31.1)

 令和元年(平成31年、2019)の総観光客数は52万3千人(うち外国人1711人)で前年より2万5千人の減少でした。観光客数の内訳と観光消費額は下表の通り。市民を除く入込観光客は25万9千人で、宿泊客は2万3876人(うち外国人64人)となっています。

市内(市民) 県内市外 県外 観光消費額
26万3千人 17万9千人 8万人 7億3000万円

 平成23年(2011)に50万人まで落ち込んだ総観光客数も平成29年(2017)に63万3千人まで回復しましたが平成30年(2018)の7月豪雨災害により影響を受けています。

 新型コロナウイルス感染症により令和2年(2020)も厳しい状況ですが、With /Afterコロナに向けた観光振興策により、来年以降、少しでも盛り返していくことを目標に江田島市も施策を打っています。(→魅力発信プロジェクト事業、プロポーザルの結果

 来年7月には能美海上ロッジに替わる新ホテルのオープン(→こちら)も控えており、ウミノス(UMINOS Spa & Resort、参考ブログ:こみみ江田島)と相乗効果による宿泊客増加に期待したい。

 能美海上ロッジやかんぽの宿安芸能美(安芸能美簡易保険保養センター)』があった平成17年の宿泊客は11万1千人でした。大型宿泊施設があると無しでは大きく変ります。(参考→かんぽの宿たけはら、営業終了へ

 また、観光戦略チーム「一歩」ですが、このたびは、オンライン観光(ツアー)という手法で、『島のライフスタイルを観光資源としたメニュー』を念頭に、『2021年えたじまものがたり博覧会』を検討し始めました。コロナ後には、オンライン観光の『ご縁』でリアルな『恵み多き宝の島、えたじま』を体感して欲しい。

 江田島市の第2次総合計画(→市HP概要版)で掲げる令和6年度には「交流人口100万人」という大目標もありますが、もう一つは観光消費額をどう上げていくか、ということも大切です。令和元年の江田島市における観光消費額は7億3千万円(1396円/人)で、一人当たり1396円です。一人当たりの観光消費額を2倍にすることで観光客を2倍にする効果と同じになるという見方もあります。

  2017年(H29) 2018年(H30) 2019年(R1)
総観光客数 63万3千人 54万8千人 53万3千人
 うち市内 24万7千人(39.0%) 14万5千人(26.5%) 26万3千人(50.3%)
 うち県内市外 29万人(45.8%) 32万6千人(59.5%) 17万9千人(34.2%)
 うち県外 9万6千人(15.2%) 7万7千人(14.1%) 8万人(15.3%)
観光消費額 7億7800万円 7億2800万円 7億3000万円
 1人あたり 1229円 1328円 1396円

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