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2020年11月17日 (火)

2つのサリガニ島

晴れ
Zarigahi_etajima_noumi  以前にもブログで書きましたが、江田島市(江田島・能美島)は「Y」字型をした、まるでザリガニの形をした島です。(絵心はないのですが、地図を加工してみました。)

 近年、江田島市がザリガニの形をした島として紹介することも増えてきましたが、元祖は大柿町柿浦出身の童話作家、山下明生さんではないだろうか。(参考→大柿高校生徒による『ザリガニ放送局』

 同氏の作品に『いきんぼの海』という本があります。私も小学生のころ、読んだことがありますが、私が育った大柿町深江地区の沖野島に住む家族の話です。その書き出しに、いまの江田島市を「ザリガニ」に例えた島々の紹介があり、それ以来、島外の方にはそのように説明しています。

 本の中にも出てきますが、沖野島ではかつて真珠の養殖をする会社がありました。今の沖野島マリーナが『パールアイランド』というネーミングであったと記憶しています。(参考→江田島って・・・どんなとこ?

 真珠と言えば広報えたじまで紹介された沖美町の丸本真珠さん(→こちら)が県内唯一、真珠養殖をしていましたが、2017年(平成29)に70年の幕を閉じました。(→参考

※大柿町誌(P226)には、1952年(昭和27)に三重県のみつわ真珠工業が大君地区の大泊にイカダをおろして始まった真珠養殖は1955年(昭和30)頃、早瀬の瀬戸・大泊・沖野島などの各所にイカダをおろし、生産額は年々増大の一途をたどっていました、との記述があります。

『いきんぼの海』から
 ぼくのうちは、瀬戸内海の小さな島にあるんだ。地図があったら見てごらん。ほら、広島湾の入口に、ザリガニがはさみをひろげたような形の島があるでしょう。そのザリガニの右のはさみが江田島で、左のはさみが西能美島で、おなかの部分が東能美島。そして、そのおなかにくっつくように、まるでザリガニのたまごみたいなのがぼくたちの住んでいる沖野島。

※いまは東能美島と西能美島は「能美島」になりました。(→海上保安部PDF

 平成27年度(2015)に広島市民、呉市民を対象とした印象度調査では、江田島市に対して持っている印象として、「分からない、よく知らない」が40%近くでした。(→市HP
 「ザリガニ」という島の形をもっとアピールして覚えていただくということも第1歩かもしれません。

Q「江田島市を知っていますか?」
A「あのザリガニの形をした○○の島ですね。」

○○は、牡蠣、コイワシ、オリーブ、みかん、花(カーネーション、シクラメン、スイートピーなど)、サップ、広島県で一番大きい、民泊等が入ることを想定。

こんな風に言ってくれる日が来てくれたらいいなと思っています。

 Zarigani_kurahshi1 意外かもしれませんが、隣の倉橋島の形も左の通り「ザリガニ」の形になっています。牡蠣、カタクチイワシ、シラス等の水産業、柑橘、オリーブ、トマト等の農業、シースポーツ等のレクリエーション等、似たような特色もあります。
 地図(→こちら)でみると、まるで広島湾で寄り添う「ザリガニ」夫婦(兄弟、姉妹)のようであり、サイクリングでは「かきしま海道」がルート化されています。
 2つのザリガニ島は半島振興法の江能倉橋島半島地域として指定されており、このエリアが光輝くことで広島湾の活性化に繋がります。

2016年5月 9日 江能音倉を考えてみる
2020年8月18日  半島地域の連携を考える
2020年8月27日 オリーブ振興事業@半島振興

 先日もブログで取り上げた“せとうちマリンプロムナード”(海上タクシー)の実証実験が江田島市を拠点として行われる予定です。(→こちら)すでに先発として広島~三原間の海上ルート(→こちら)も確立しており、海上交通を活用した観光メニューが広がることを期待しています。

(参考動画)『もしも海友舎が話せたら』(2016年5月)

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