魅力発信プロジェクト事業、プロポーザルの結果
晴れ
10月1日から始まった魅力発信プロジェクトの公募型プロポーザル(→募集開始時の記事)の結果が市HPで公開されました。(→市HP、結果)
評価結果では総得点数のみの公開となっていますが、評価項目と配点及び得点が分るとより市民に分りやすく、また、事後に審査員を公表することで透明性を高めることになります。
【参考】
安曇野市プロポーザル方式の実施に関するガイドライン
豊島区プロポーザル方式による事業者選定情報に係る情報公開基準
このたび市が実施した公募型プロポーザルでは4社が応募した結果、業務の実施に関する優先交渉権者として株式会社中国四国博報堂に決定しました。広告代理店大手の博報堂のグループ会社であり、このプロジェクトで江田島市の潜在的な魅力も含め県民の皆さまに興味を持って頂けることを願っています。
プロジェクトの概要は、観光客増加(広島県民対象)に向け、テレビや他の媒体を活用したメディアミックス(複数のメディアを組み合わせること)により、江田島市の情報を発信し、拡散していくというもので予算額は1070万円(業務委託費は1000万円以内)です。
近年、江田島市は観光振興に軸足を置いており、明岳市長も再選後の中国新聞取材で2期目の重視する施策として観光振興に触れられています。現在建設中の能美海上ロッジに替わる新ホテルの周辺環境整備、そして『道の駅』整備も1次産業の活性化のためにも任期内に実現させたいとのことです。
2020.10.25 江田島市の課題2020-上(観光振興について)
2020. 7.26 道の駅構想について2020
新型コロナウイルス感染症の影響により観光産業の在り方も『インバウンド』から『マイクロツーリズム』へという潮流になっていますが、数年先を考えると『インバウンド』の復活ということも考えられます。このたびの魅力発信プロジェクトもwith/afterコロナのなかで、如何に『交流人口増加』を実現するか。
コロナによって延期となった『えたじまものがたり博覧会』ですが、企画した市観光戦略チーム『一歩』の活動も再開し、オンライン観光(ツアー)という手法で、『島のライフスタイルを観光資源としたメニュー』を念頭に、『2021年えたじまものがたり博覧会』を検討し始めました。市民や事業者、団体、事務局、市等がそれぞれが”自分ごと”で『えも博』を創り上げることを目標としています。(追加:2020年11月5日 中国新聞記事)
この観光戦略チーム『一歩』が目指す『えも博』を側面的に支援していくのが、今回の魅力発信プロジェクトであって欲しいと思っています。
一方、コロナ禍により岸根における開発可能性調査後の『再開発計画』が現在どうなっているのか気になるところです。調査を担当した事業グループがコロナ禍のなかでどう考えているのか、また、行政がどう関わっていくか。島の主役である市民がどう感じているか。オール江田島で『島のミライ像』をどう描いていくか、可能性を求めて切り開いていくことが大切です。
江田島市岸根における開発可能性調査結果報告書の内容について(→市HP)
2019.10. 9 岸根開発のゆくえ
2019.11.26 R1年第10回全員協議会
岸根開発に関する記事一覧
12月5日から明岳市長の2期目がスタートします。”江田島丸”の舵取り役として大いに期待しています。オール江田島で『恵み多き、宝の島』を磨くためには職員のみなさんの活躍が不可欠であり、市民のみなさんと一緒に輝くミライに向かって船出したいものです。
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