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2020年11月27日 (金)

東京江田島ファン倶楽部 会員募集(R2.11.25)

晴れのちくもり

 東京江田島ファン倶楽部の会員募集についての記事が市HPに掲載されていました。(→こちら)同倶楽部は平成25年(2013)3月に設立され、早くも7年が経ちました。(設立総会・懇親会→2013.13東京江田島ファン倶楽部その2

 現在、総会員数は250名を超える団体になっており、インターネットによる情報発信も行っています。(→江田島ファンネット)。

 東京江田島ファン倶楽部設立の経緯概要については以下のとおりです。

 平成16年(2004)11月に江能4町が合併して江田島市が誕生しました。合併当初からの最大の課題は4町融和(1市4制度の解消)でした。

Etajima_noumijimai  江戸時代には17村ありましたが、明治・大正そして昭和の大合併を経て4町に集約され、かつての村は小学校区単位になりましたが固有の文化があり、まるで連邦共和国のように地域性があります。(過去記事→2012.2.20小さな連邦

 一方、在京の江田島・能美島出身は合併以前から町単位での親睦団体(例、江田島地区出身者の“東京古鷹会”、大柿地区出身者の”ふるさとを語る会”など)がありました。

 故郷を離れて遠く住む方々はぞれぞれの町(島)の思い入れもあり、江田島市となってからもなかなか一堂に会する“場”がありませんでした。

 当時の市長が関東・関西に在住の島出身者との意見交換のなかで、旧町単位ではなく江田島市出身者の親睦団体構想が持ち上がりました。

 関東地区では平成25年(2013)3月に“東京江田島ファン倶楽部”が設立されましたが、関西圏では未だ実現していません。近畿地域の出身者のネットワーク網が関東に比べ十分ではないのかもしれません。

 余談になりますが、当時、副議長として発足に向けての事前打ち合わせに出席した際、「クラブ」に傾きかけたところ漢字表記「倶楽部」のほうが趣があってよいのではと提案し、賛同を得ました。

江田島ファンのネットワークづくりの経緯
平成23年 2月 在京者懇談会で構想説明(組織統合は難しい)
平成23年 5月 えたじま桜くらぶで構想説明(防衛の窓口へ)
 *東京古鷹会、ふるさとを語る会を中心に4町出身者の会として『えたじま桜くらぶ』が新たにできたと記憶しています。
平成23年10月 在京者懇談会メンバーへ方針の情報提供
       (新組織として立ち上げ)
平成24年 1月 在京者懇談会で協議(3月の設立総会は見送り)
平成24年 5月 えたじま桜くらぶで会員募集
平成25年 1月 在京者懇談会(規約の取りまとめ他)
平成25年 3月 東京江田島ファン倶楽部 設立総会

 いま人口減少社会に入っている日本では、国を挙げて地方創生に取り組んでいます。地域を盛り上げていくには、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」を増やしていくことが大切といわれています。

 人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。(参考:ひろしま里山ウェーブ江田島編
 東京江田島ファン倶楽部ではこのような関係人口を増やしていく取り組みの一つとして実践しています。

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