信号機、更新・新設から廃止への動き
晴れ
10月2日の中国新聞から。広島県警の検討会(学識経験者と国、県、広島市など5機関)が、老朽化が進む1960年代以降に県内で大量に整備された信号設備について、人口減少や財政難を踏まえて、『更新・新設から廃止へ方向転換』をすることで総量を抑える必要があるとの提言をまとめたという記事。
信号機を更新・新設する対象を、一時停止規則や横断歩道の設置、注意喚起の路面標示などの安全対策では効果が見込めない場合限るべきであり、それ以外では地域住民の合意を得て信号機に頼らない対策を進めることが必要であるとの見解です。
人口減少やそれによる税収減で更新・新設はこれまで以上に財政負担となります。方向性としては間違っていないと思いますが、廃止や点滅信号への変更など、『住民への丁寧な説明と合意』が不可欠です。
昨年から今年に入って江田島市内においても三高・大古・飛渡瀬の3交差点の信号機について廃止や点滅信号への変更という事案がありました。(→2020.3.28信号機の撤去について)
三高・大古交差点は地域住民説明会のあと残すことに決まりましたが、飛渡瀬は住民への丁寧な説明もなく2月上旬に点滅信号となり、地域住民から高齢者等の横断に不安があるとの声が市役所にも届き、また、市から警察署にも問い合わせをしました。年度が変わって8月に入って元に戻りました。(→2020.8.22信号機が元に戻る@飛渡瀬)
どのような経緯があったのか詳細を確認していませんが、将来的に人口減少が進むことによって廃止等の再検討がなされることもあります。飛渡瀬交差点の事例が二度と起こらないよう丁寧や説明を願います。
(追記)
本日、東京地裁で証言しました。市民の皆様そして関係者の皆様にご迷惑をおかけしていますことをお詫びいたします。何らかの法的処分がはっきりした段階で出処進退について結論を出したいと思います。
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