厳島美術館構想、実現ならず
晴れ
9月9日の中国新聞から。呉市の海運会社、リベラ㈱が2007年(平成19)ころから計画していた厳島美術館(仮称)の建設を断念したという記事。
2007年頃、私も呉市界隈で美術館構想を聞きいたことがあります。リベラ社は外航海運会社ですが、傘下にフェリー会等を持ち、グループ会社が所蔵する絵画を展示する美術館を宮島に建設し、地域貢献を図るという構想に期待していました。
記事によると、予定地の地中から中世の護岸とみられる石列の遺構が発見され、保存方法をめぐって文化庁と廿日市市との協議が長引いて計画が中断し、2018年には着工の直前まで進んだという。この年の7月豪雨災害で呉市は大きな被害が発生し、また、呉市の地域経済の状況も踏まえ、事業を見直すなかで断念した模様です。
創業の地(音戸町)、倉橋島では耕作放棄地対策として農業分野でも地域貢献し、また、江田島市においてもオリーブ振興事業として、傘下企業によるオリーブ園での栽培やレストラン(オリーブファクトリー)の運営も手がけ、まさに江能倉橋島地域半島の産業振興に多大なる貢献をしていただいています。
今年3月に前社主が逝去されましたが、2015年(平成27)2月、外航海運について講師をされた勉強会に参加し、近年の海運事情についていろいろお話を伺ったことがあります。心からご冥福をお祈りいたします。(前社主の農業に対する想い→こちら)
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