旧幼稚園を活用した新たな宿泊施設
晴れ
8月12日の中国新聞から。2012年(平成24)3月末で廃園となった旧江田島幼稚園の園舎を宿泊施設に改装し、令和3年3月にオープンする計画についての記事。
旧4町では唯一、幼稚園を運営していたのが江田島町。かつては海上自衛隊員のお子様も多数入園・卒園されました。(参考→2012.3.18閉校式と閉園式)
保育園は、保護者が働いているなどの何らかの理由によって保育を必要とする乳幼児を預かる児童福祉施設であり、たとえば、母親が専業主婦である場合は利用できません。そういった意味で、家族を帯同する自衛官にとって、旧江田島幼稚園は必要不可欠な施設でした。しかし、単身赴任者が増えたこと、そして、現在の幼保一元化(認定こども園の制度)により、その歴史的な使命を終えて廃園した経緯があります。
全国の市町村では、かつて高度経済成長時代に建てられた公共施設の建替えや合併市町村では重複する老朽化した公共施設の統廃合、また少子化による保育施設や学校の統廃合などの課題があります。(参考→2013.1.11公共施設更新問題、それは時限爆弾、江田島市に関する資料)江田島市も利活用策についていろいろ手を打っています。(参考→2020.8.5旧早瀬小学校跡地の利活用@呉市)
このたびは地元企業が廃園舎を購入し、宿泊施設として再利用するというものです。立地としては海上自衛隊第1術科学校の近隣に位置し、見学者もターゲットにできるのではないでしょうか。また、かつて幼稚園を卒園した島外に居住の皆さんにとっても懐かしの園舎の様変わりを楽しみに宿泊していただけるのではないだろうか。
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