旧早瀬小学校跡地の利活用@呉市
晴れ
江田島市から早瀬大橋を渡って直ぐのところにある呉市音戸町の旧早瀬小学校跡地。
小学校は『呉市立学校統合基本方針』に基づいて平成23年4月に廃校になっています。廃校になっても、毎年、牡蠣まつりやトンドなどの地域行事が行われています。
このたび、呉市が公募型プロポーザルによって廃校跡地の利活用について事業者を募集しています。(→呉市HP、公募型プロポーザル募集要項)
民間事業者のノウハウや資金を活用する手法を用いて、土地の一括売却および老朽化した校舎・体育館等の解体撤去を条件として、地域産業の活性化や観光資源の創出による魅力アップに寄与する事業者を募集するものです。
『隣まち』のことではありますが、早瀬大橋を挟んで目と鼻の先という立地にあり、また、本土とは音戸大橋・第2音戸大橋で繋がっている倉橋島は早瀬大橋で能美島(江田島市)と繋がっており、倉橋島と江田島市(江田島・能美島)は『江能倉橋島地域半島』という位置づけになっています。(参考→国土交通省資料、半島振興実施地域の地図P6)
倉橋島と江田島、能美島は、平成の大合併前までの旧町時代(音戸、倉橋、江田島、能美、沖美、大柿の6町)は江能広域事務組合により広域消防を実施してきたエリアであり、いまも江田島市葬祭センターは音戸・倉橋両町エリアからも利用されています。もともと連携しあっていた土地柄です。
半島エリアの活性化は『広島湾エリア』のさらなる魅力化にもつながります。今回の小学校跡地利用で早瀬地区に新たな企業が参入することで、江田島市にとっても良い刺激になると思います。(→2016年5月 9日 江能音倉を考えてみる、広島県が平成28に策定した江能倉橋地域半島振興計画 )
一方、江田島市も廃校となった学校跡地の利活用では頑張っています。旧深江小学校は旧大柿町時代に『さとうみ科学館』へ、旧津久茂小学校は医療機関へ売却し、旧宮ノ原小学校や旧高田小学校は交流プラザになりました。(参考→2017.8.2遊休地活用について)
最近では、広島市に拠点を置く企業が旧切串中学校跡地に研修施設を設置する計画があります。(→2020.4.28)旧秋月小学校跡地を活用した島の活性化に繋がる動きも早く出てきてほしい。(→2019.4.10)
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