観光協会、カーシェアの実証実験
くもり
8月5日の中国新聞から。江田島市観光協会が自動車メーカー(→こちら)と提携し、小用港と中町港にそれぞれ2台の軽自動車を置き、カーシェア事業を開始しました。来年7月末まで試験的に行うもので、利用状況をみながら本格的に運用するか判断する。
利用に際しては事前に免許証やクレジットカード(決済)の登録や予約(3か月前から可能)が必要で、無人営業で24間利用可能とし、車の施錠はスマートフォン等の携帯電話で操作する。(→利用マニュアル)
江田島市内の陸上交通については、以前から、島外からの観光客や来訪者(ビジネス含む)にとって利便性が良いものではありませんでした。このニーズをどう満たしていくかが課題の一つでした。
観光協会が平成23年(2011)にレンタサイクル事業をスタート(→2020.3.15)させて、年々、利用者数は増加し、顧客開拓は順調に推移しています。
また、平成27年(2015)には、観光協会とタクシー会社等が連携して観光タクシー事業がスタートしました。(→2015.4.4)個人客への更なる利便性の向上となれば、レンタカーということになるのでしょうが、採算性を考えるとなかなか一歩進めなかった状況でした。
このたび、ようやく新しいステージに入ることになります。来年7月には能美海上ロッジに替わる新ホテルもオープンする予定(→参考)であり、アフターコロナに向けた取組として成功することを祈っています。
将来的には、環境への取組のアピールとして、電気自動車の導入も視野にいれてほしいものです。(→2019.9.18 竹原市観光協会のEVカー・レンタル社会実験)
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