文書質問(市債について)の答弁書を受ける(その2)
くもり
今日から8月に入りました。昨日のお昼過ぎに、議会事務局からは、文書質問(市債について)・答弁書について、HPでの公開は遅くとも来週の月曜日(8/3)午前中とのご連絡をいただいていました。
今朝、市HPを確認すると昨日中には公開していただいていることがわかりました。(→こちら)職員の皆さんには感謝です。
左は令和元年度末の市債残高、地方交付税参入見込額および実質負担見込額に関する表です。市債残高248億7304万8千円に対し、のちに国から入ってくる交付税の見込みは167億9712万2千円、そして江田島市が実質的に負担するのが80億7592万6千円であることがわかりました。
国の財政が将来的にどうなるかにもよりますが、現時点では市債総額の32.46%が実質的な借金ということになります。しかし、今年は5年に一度の国勢調査の年であり、地方交付税の算定に関する係数等には人口の要素(外国人市民も参入できる)もあります。
5年前の平成27年10月1日現在の人口が、2万5168人(うち外国人601人)で、令和2年7月1日現在は2万2677人(うち外国人745人)と2521人減です。確実に地方交付税が減少することがわかり、また、人口減による市税減収も響きます。
市の実質的な負担を把握したのち、今後の財政計画及び行財政改革に対する考え方を整理しなければなりません。持続可能な「恵み多き宝の島、えたじま」を実現するために、まずは実質的な借金がどれだけあるのか、行政・議会・市民の皆様が共有することが大切です。
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