R2年6月定例会(2日目)
くもり時々晴れ
6月定例会の2日目は、昨日に続いて3名の議員による一般質問のあと、報告5件、諮問2件(人権擁護委員候補者2名の推薦)、承認2件、議案7件が上程され、賛成多数で承認・可決がなされました。
一般質問では、新型コロナウィルス感染症について、西日本豪雨災害の復旧について、発達に課題のある子供の支援について、民泊事業や学校教育、市役所の窓口業務体制について質疑がなされました。詳細については、後日公開される録画中継および議会だより(8月1日発行)をご覧ください。
議案のうち、2件について取り上げます。先日の全員協議会でも説明がありましたが、特別職(市長、副市長、教育長)の7月分の給料を削減する条例改正案が可決されました。
新型コロナウィルス感染症拡大防止に伴い、深刻な影響を受けている市民や市内事業者に寄り添い、生活を守る施策の財源の一部とすることを目的として、特別職の給料月額を減額するものです。(市長50%、副市長・教育長30%)
尚、議会側としては、明日、7月分の議員報酬(議長50%、議長以外30%)を削減することが発議されることになっています。
もう一つ、中町・高田/宇品航路の回数券及び通勤定期券を値上げする条例改正です。今年10月から5年間の運航について、新たな指定管理者を公募し、瀬戸内シーラインが引き続き運航することになりました。(→市HP、選定結果)
このたびの値上げの理由として、昨年12月17日開催の第11回全員協議会での説明で、コンサルタントの試算では、利用者減や燃料油高により向こう5年間で約2億2800万円の赤字になることが予測され、減便も含めて料金値上げをしなければサービス維持が難しいというものでした。(→R1.12.19、資料)
内容としては、料金980円(大人)や通学定期は変更せず、回数券を6枚綴4900円から11枚綴9800円とし1枚あたり約74円の値上げ、また、通勤定期は月あたり2000円の値上げ(割引率50.1%→46.7%)となります。
条例が改正されなければ、運賃改定が実施されるまでの間は、運賃改定分相当額として年間1,530 万円を江田島市から指定管理者に支払うことになっていました。(月割では127万5千円)
他航路の割引率、特に小用/宇品航路(運賃大人1080円、回数券11枚綴10800円、通勤定期の割引率45.6%)と比較すると、利用者負担をお願いしなければならないと思います。
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