新型コロナウィルスの基本的対処方針原案
雨
4月30日に首相は5月6日までの期限である緊急事態宣言を延長することを与党自民党に伝え、また、5月1日には新型コロナウイルス感染症に関する専門家会議の提言を受けて、首相は担当大臣に4日に政府対策本部を開催して、緊急事態宣言を1か月程度延長するよう指示しました。(→参考)
緊急事態宣言の期限5月6日を前に、政府が4日に改定する予定のも新型コロナウィルスの基本的対処方針の改定原案が5月2日に判明したとの報道があります。(→参考)
原案によると、重点的な感染対策が必要な『特別警戒都道府県』で施設使用の自粛を続ける一方、それ以外の感染の少ない地域では『実情に応じて判断する』との方向性を打ち出しています。最終的な国の方針が発表されるのは5月4日になります。
| 特別警戒都道府県13 東京都、北海道、大阪府、京都府、茨木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、石川県、岐阜県、愛知県、兵庫県、福岡県 |
広島県HPで公開されている最新情報として、5月1日19時現在の取りまとめでは、感染者患者の23市町別人数は左の通りです。
クラスターが発生した広島市(78人)、三次市(45人)が多く、次いで福山市(22人)となっています。江田島市では4月6日に1名の感染者が判明しましたが、濃厚接触者等のPCR検査結果は陰性で、その後の感染者は出ていません。
左は広島県内で初めて感染者が確認された3月6日からの累計数のグラフ。4月に入って約2週間で一気に100人台を突破しました。これは施設内にクラスターが発生し、そこからさらに広がったことが原因です。その後、少しずつですがじわじわと増えているのが現状で、昨日(5/2)までに160人になっています。
左は一日当たりの感染者数のブラフです。4月11日(25人)と4月15日(38人)が突出していますが、前述の広島市と三原市での施設内での感染によるものです。
広島県では4月16日に発令された国の緊急事態宣言以後も一日当たり約3人となっています。県立学校が5月末までの臨時休校延長を決定しました。
江田島市でも市立小中学校も5月末までの臨時休校延長を決定し、また、保育施設についても引き続き登園自粛の延長をお願い(→市HP)しているところです。政府原案では、学校も地域の感染状況に応じ、段階的に活動を再開するとなっていますが、正式発表後にはどうなるか気になることろです。
(追伸)
政府が5月4日に対策本部で正式決定する内容として、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた緊急事態宣言を5月6日から5月31日までに延長する。引き続き全都道府県を対象とし、感染が抑制されている地域では外出自粛や施設使用制限の一部を緩和し、社会経済活動を部分的に容認する方針を打ち出す模様。(→参考)
広島県内5/3の累計感染者数は前日+1の161人
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