新ホテルの開業遅れについて
晴れ
3月13日の中国新聞から。12日の本会議前に全員協議会が開催され、能美海上ロッジに替わる新ホテル開業までのスケジュールについて、事業会社の㈱海風(なみ)代表取締役 飯塚達也氏(㈱レーサム 代表取締役副社長)が説明者として議員へ説明がなされたことはブログに書きました。(→2020.3.12)
当初は施設コンセプト案により、プロポーザル段階ではなかった温泉棟を取り入れたものとしたが、建設コストの増大により建屋を5階建てから4階建てに変更し、客室を減らしたり、宿泊者専用の大浴場整備を取りやめることで費用を圧縮しました。
スケジュール変更については、設計変更・建築確認申請手続き等の理由により開業が令和3年3月から4か月遅れて7月になるとの説明がありました。
江田島の旬の食材にフランス仕込みの独創性を融合するシェフ、また、内装関係を担う作家も決まっているとのことです。オープンは4か月の遅れになりますが、江田島市の活性化のため、魅力ある宿泊施設になることを願っています。
【施設のコンセプト案】
・自然豊かな江田島で、ストレス社会で癒された心を元気にしていただく宿
・ご家族や友人、大切な方との弾む会話を演出する宿
【計画変更に至る経緯】
・オリンピック等の建築ラッシュによる建築資材の高騰に伴う施工費の高騰
・工事現場の働き方改革による工期の延長と人件費の値上がり
・総額22億円にまで膨らむ
・工事予算を18億円に圧縮するため、設計変更等により4カ月の遅れが生じる。
優先交渉権者決定時 | 進捗状況の報告 | スケジュール変更 | |
全員協議会 | H31.3.25 | R1.11.26 | R2.3.12 |
プラン内容 | 宿泊棟5階 | 宿泊棟5階+温泉棟 | 宿泊棟4階+温泉棟 |
客室数 | 36室(4タイプ) | 32室(3タイプ) | |
宿泊客数 | 最大144人 | 最大128人 |
尚、令和2年度当初予算においては、魅力ある宿泊施設観光関連施設整備事業他で6億9756万6千円を計上しています。能美海上ロッジに代わる新たなホテルの運営事業者への補助金、新ホテル周辺整備を行うことで交流人口の拡大及び地域経済の発展につなげる。
○新ホテル整備事業補助金 5億円
○温泉揚湯ポンプ維持管理委託料外 929万1円
○新ホテル周辺駐車場整備事業 8726万7千円
○旧能美海上ロッジ解体事業 1億108万8千円
| 固定リンク
「公共施設(建設・統廃合など)」カテゴリの記事
- サンビーチおきみ・やすらぎ交流農園を一括売却へ(2024.12.02)
- 江田島荘、世界に認められる(2024.10.22)
- ふるさと寄附金の受付は6月再開(2023.05.15)
- 鹿田公園テニスコートの再開(2023.04.08)
- 市有不動産売却情報 2023(2023.04.04)
「広域連携・観光」カテゴリの記事
- 映画「やがて海になる」特別先行試写会(2024.11.23)
- 江田島青少年交流の家オープンデイ2024(2024.11.17)
- 「やがて海になる」クランクアップ(2024.09.07)
- 第1回深江漁港祭り2024(2024.03.10)
- 日鉄呉地区跡地の活用に進展(2024.03.06)
コメント