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2020年1月 6日 (月)

広島県、2020年は280万人割れへ

晴れのちくもり

200104population-hroshima-pref 左は1月4日の中国新聞から。広島県の人口減少の傾向が例年通りになると記録の残る範囲で1984年(昭和59)10月から36年間続いた280万人台を2020年には割り込む見通しになったという記事に付された表です。

 東京圏など一部地域を除き日本は人口減少問題に直面しています。国も『地方創生』を最重要課題として方針を打ち出し、また、全国の市町村が『地方版総合戦略』を計画し、人口増加策を実施していますが効果が上がっていないのが現状です。

2010104population-hiroshima_all-city-n-t 左は同じく1月4日の中国新聞に掲載されていた広島県内の市町における1985年(昭和60)10月の人口をもとにした2019年(令和元)11月の増減割合です。江田島市は安芸太田町(50.5%減)、大崎上島町(46.2%減)に次いで減少率が大きく44.2%減となっています。

 つい先日も書きましたが、2020年度から第2次江田島市総合戦略という地方創生に関わる5ヵ年の基本計画(戦略)の方向性に基づいて施策展開がなされる予定です。

 現実問題として江田島市においても例年の傾向が続くのであれば、自然減と社会減による人口減少の速度を克服することは非常に厳しい状況にあります。

 先ずは、どうすれば人口減少の速度を少しでも緩やかにすることができるか行政、市民、地域企業、各種団体、議会が一つになって考えていかなければなりません。そして、人口が減少するなかでの地域づくりと行政サービスの提供(財政との兼ね合い)をどう考えていくかという視点も必要になってきます。

(参考)江田島市の2019年人口動態)

転入 転出 社会減 出生 死亡 自然減 人口減
1544 1737 ▲193 79 429 ▲350 ▲543

(参考)江田島市教育委員会 令和元年度学校教育要覧(児童生徒数)

小学1年 小学2年 小学3年 小学4年 小学5年 小学6年 中学1年 中学2年 中学3年
97 128 115 135 122 131 133 135 118

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