前例踏襲主義からの脱却2020
晴れ
左は1月3日の中国新聞社説から。『転機の地域づくり』と題した記事では、いま、『歴史上初めて、人口減少の坂を降り始めたという環境』の様変わりにどう対処していくかというものです。
尚、江田島市は昭和22年(1947)以降、人口減少社会に突入しています。(→2019年江田島市の人口その1、その2)
安倍政権の看板政策である5年間を一区切りにする『地方創生』も2020年度から第2期を迎えます。この前提となる基本計画である『地方版総合戦略』の策定について、第1期の戦略をコンサルタント会社に委託した自治体がアンケートに回答した1342市町村のうち77%であり、しかも東京都内に本社を持つコンサルの受注総額が全体の53%であったという。
全国どこでも『金太郎あめのような戦略』という方がいました。確かに、地域の歴史や特性を十分認識せず、そのときの『流行り』に沿ったテーマを『戦略』に乗せてしまうとそうなるのかもしれません。
地域のことは地域で考える、そして前例踏襲主義からの脱皮を社説は訴えています。今年度、江田島市は第2次総合戦略を策定中で、市民ワークショップを活用しながら市民がアイデアを出しながら課題の解決策を施策に盛り込むことに挑戦しています。(→第1回、第2回)
これまでにない新たな挑戦をどうしていくか、そして、来年度からの5ヵ年で江田島市がどのように変身することができるか、行政、市民、地域企業、議会が力を合わせて創意工夫を巡らせ、この難局を乗り切ることが大切です。必ず答えは見つかると信じましょう。
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