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2019年11月25日 (月)

公立高校、令和2年度入試に帰国生徒等の特別制度

くもり
191125foreign-hiroshima-hs1191125foreign-hiroshima-hs2  左は令和2年度広島県公立高等学校入学者選抜実施要項(→こちら)P39、右P26を切り取ったものです。

 『帰国生徒等の特別入学に関する選抜』制度があり、外国籍を有する人原則、入国後の在日期間が6年以内)の出願資格も示されており、一定の条件が整っていれば、受験できるようになっています。

 尚、定員については、入学定員外で各高等学校2人以内ということになっています。

  外国籍の子どもの教育について以前書きました。(→2019.10.15)今年(2019)4月から施行された出入国及び難民認定法により外国人労働者が増加見込みでそれに伴って今後は子どもを含む家族が在留することが想定されます。

 また、国内で暮らす外国人への日本語教育の充実を促す「日本語教育推進法」も6月に成立し、国や自治体には日本語教育を進める責務、企業には雇用する外国人に教育機会を提供するよう努める責務があると明記されています。(参考→日経新聞2019.5.29

 江田島市も外国籍の子どもが少しずつ増えています。認定こども園に通っている子ども、小中学校に通っている児童生徒がいます。中学校では、日本の小学校を卒業して中学校に進学した生徒もいれば、親に呼び寄せられて外国の中学校から日本の中学校に編入した生徒もいます。このような状況の中で、中学校卒業後の進学も課題の一つになっています。

 特に途中から編入した生徒のフォローが必要になってきますが、市教育委員会も市内中学校と情報共有し、支援体制を整える必要があります。

 盲点になりがちですが、外国の中学校を卒業して来日した進学希望の人がいる場合、どのように対応するかも考えておかねばなりません。何らかの体制づくりが必要ですが、国際交流協会若しくは人権推進課での対応がよいのか検討することが求められます。

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