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2019年11月

2019年11月30日 (土)

交通系データアイデアソン2019

晴れ
191130nankawa191130ideason_etajima  午後から広島市内で開催された「交通系データアイデアソン」、交通系データを活用した新しいサービスを考えるアイデアソン(アイデア共創会)に参加しました。主催は広島県(地域政策局・商工労働局)・国土交通省中国運輸局・HMCN。 後援は公益社団法人広島県バス協会・広島県旅客船協会。

 自分のアイデアを形(サービス)にしたい方、アイデアソンが好きな方、試してみたい方、 地域活動に関心をもつ方、 地域の交通事業者、行政関係者、 交通系データに興味があるエンジニア、デザイナー、プランナーなどが対象者です。

 瀬戸内の移動はバス・クルマ・フェリー・自転車等、様々な手段があり、それら移動手段の状態のデータが可視化された時、もっと便利に、もっとたくさんの移動機会が出来、地域がにぎやかになるのでは?ということで、今回は江田島市をイメージして『新しいサービス』を考えるワークショップ。

191130chugoku_unyukyoku191130maas まず主催者(県)がオープニングあいさつをしたあと、『島しょ部の魅力と移動の現状』と題して『ぐるぐる海友舎プロジェクト』 南川智子代表が発表、その後、中国運輸局・交通企画課の丹呉充さんが『交通系データの標準フォーマット「GTFS」とその活用事例』について説明がありました。(丹呉氏:別の研修会資料⇒こちら


〇GTFSGeneral Transit Feed Specification は、公共交通機関の時刻表と地理的情報に関するオープンフォーマット。
〇MaaS
Mobility as a Serviceの頭文字を取ったもの。ICT を活用して交通をクラウド化し、公共交通か否か、またその運営主体にかかわらず、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念。(→参考

191130traffic-data 191130personal-idea  その後、参加者(約40人)が『江田島市をイメージした新サービス』の原案を30秒で発表し、面白いアイデア素案を8個に絞り、グループに分かれます。

 私のテーブルでは県、安芸大田町の職員さん、福山の民間バス事業者さん、車メーカー社員さんの集まり。江田島市の夕日がとても綺麗だという認識があったようで、フェリーを活用した『夕日de IPPAI』というサービスを取りまとめました。

 江田島市外の日帰り客を対象に、それぞれが江田島市内各所を自由に買い物、観光したあと、最後に三高港に集合。夕陽を見ながらフェーに乗って生演奏を聴いて広島港に向かうというもの。そのほかのチームもとても面白いアイデアにまとめていました。

 来年215日(土)~216日(日)には、今回創出されたアイデアの実現を目指してハッカソンも開催予定です。

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2019年11月29日 (金)

第8回議会改革推進特別委員会

晴れ

 午前は議会改革特別推進委員会を傍聴しました。協議事項については以下の通りです。要点筆記したものであり、全て網羅していない、また、文脈が分るように加筆修正している部分や参考として過去記事も付記していることをご了承ください。最終的には、事務局の委員会議事録を読み返す必要があります。

(1)議会基本条例の検証について(→条例解説付き
 前回の続きとして第18条から最後の第22条までの各条文の確認、そして取り組み状況及び実績を事務局サイドから報告がなされ、このことについて委員間で審議し、委員会としての結論を取りまとめました。

第18条(議員の政治倫理)
【条文】議員は,高い倫理的義務が課せられていることを深く自覚し,江田島市議会議員政治倫理条例(平成18年江田島市条例第55号)を規範とし,遵守しなければならない。

■検証結果:
 ・条文の運用は、適切になされており、これまでどおり取り組む。
 ・条文の内容を改正する必要は無い。

【私見】
 第3回委員会(→2019.6.21)で調査項目として以下のことが確認されている。第3期議会(H25.11~H29.10)において審議継続、第4期議会(H29.11~R3.10)の議会運営委員会で「政治倫理条例の改正」について議会改革推進特別委員会に移管(→2019.5.10)した。(→政治倫理条例改正案)。
 このたびの基本条例の検証で結論を導くのではなく、別項目として検討事項とされているから、その時に議論するということでまとめるべきであった。

(第3回委員会)
③政治倫理条例の一部改正について(自治会長の兼務についてを含む)
 前期議会で改正条例案が策定されており、改正案の確認をし、本年度内に発議による条例改正を目指す。

第19条(議員定数) 
第20条(議員報酬)
 江田島市議会に関するアンケート調査(12月20日に成果物納品)を実施し、集計しているところであり、最終結果が提出された段階で議論することが確認されました。

第21条(最高規範性)
【条文】この条例は,議会における最高規範であって,議会は,この条例の趣旨に反する議会の条例,規則等を制定してはならない。
2 議会は,議員にこの条例の理念を浸透させるため,一般選挙を経た任期開始後速やかに,この条例の研修を行わなければならない

(事務局)第2項については、改選後の平成29年11月に新人・元職の議員に対して研修を行っている。

■検証結果:
 ・条文の運用は、適切になされており、これまでどおり取り組む。
 ・条文の内容を改正する必要は無い。

第22条(継続的な検討)
【条文】議会は,この条例の施行後,常に市民の意見,社会情勢の変化等を勘案して,議会運営に係る不断の評価と改善を行い,必要があると認めるときは,この条例の規定について検討を加え,その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。
2 議会は,この条例を改正する場合には,全議員の賛同する改正案であっても,本会議において,改正の理由及び背景を詳しく説明しなければならない。

■検証結果:
 ・条文の運用は、適切になされており、これまでどおり取り組む。
 ・条文の内容を改正する必要は無い。

以上で議会基本条例の一部条文を除き、検証をひととおり終えました。

(2)政策討論に関する基準の検証について
 第7回委員会で出された意見は以下の通りであり、基本条例第11条(政策討論会)第2項にある『政策討論会に関することは,別に定める。』とした『政策討論会に関する基準(→こちら)』についての見直しや条文改正も含めて協議することとなっていた。

7回委員会の意見
・これまで議員の提案がなかったことにより、政策討論を実施したことはない。第1項は「市政に関する重要な政策及び課題に対して、議会としての共通認識の醸成を図り、合意形成を得るため、政策討論会を開催する。」と規定。委員からは次の意見が出る。
・「政策討論会を開催する」を「政策討論会を開催できる」に変更してはどうか。
・全員協議会、議会運営委員会で用を足しているのではないか。
・全協で済ませていた。
・市政に関する重要な政策及び課題の基準も必要。

【今回の意見など】
・政策討論会を実施して、意見集約できた場合、どのように反映されるのか。(意見の活用)
・全員協議会(以下、全協)との兼ね合い。例えば、先日の全協であった『岸根開発』など。
・何らかの基準を設けることが必要。(議会としての一定の考え方)
・全協で十分討議している。各常任委員会で議論してきた。(→政策討論会は開催されていない。)
・他の議会がどうやっているか調べる必要があるのではないか。

【結論】
 県内地方議会でどのような取り組みをしているか、まずは(事務局が)情報収集して検討する。(継続審議)

【私見】第7回委員会と同じ)
 条文はあくまでも議員間の討論による合意形成であり、全員協議会で執行部から市の重要施策に関する政策などの説明後に執行部への質疑はあるが、議員間で討議し議会としての合意形成を図ったことは一度もない。
 また、「開催する」としたのは重要案件については「必ずすること」との意が込められていると解す。今後の取組として、どのような案件について政策討論会を開催するかの基準・運営方法について議論することが重要。
 先進事例を参考にすることも検討してはどうだろう。(本日の委員会の結論→まずは県内地方議会の取り組みを調査するということである。)

(3)出前講座の実施に関する基準の検証について
 基準について、以下の点について審議がなされました。江田島市議会としては、これまで『出前講座』の申し込みを受けたことがありません。
 本件については、下記取りまとめを議長に提出し、議会運営委員会、全員協議会に諮り、決定されたら議会HPで公開することになります。

①日時について
 現行制度では働き世代が申込しづらい条件であり、市が開催する『まちづくり出前講座(→こちら)』の要綱を参考に取りまとめられました。

【現行】
 原則として、江田島市の休日を定める条例第1項各号に掲げる日を除き、月曜日から金曜日までのそれぞれ午前9時から午後7時までとする。

【改正案】
 土日祝を含み午前9時~午後9時までとする。

【私見】
 現行の『江田島市の休日を定める条例第1項各号に掲げる日を除き』を削除することが確認されましたが、第3号の年末年始については確認しておく必要がありました。

(参考)江田島市の休日を定める条例
1条(市の休日)
次の各号に掲げる日は,市の休日とし,市の機関の執務は,原則として行わないものとする。
(1) 日曜日及び土曜日
(2) 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178)に規定する休日
(3) 12月29日から翌年の1月3日までの日(前号に掲げる日を除く。)

②対象者等について
 人数については、現行通りとすることで確認された。ただし、実際のところは柔軟に運用して8~9人などの場合は受け入れることとした。

(現行基準)
江田島市内に在住、在学又は勤務する10人以上で構成された団体、ブループ(以下「団体等」という。)とする。

【私見】
 10人以上というのは申込団体からすると少しハードルが高いような気がします。市の出前講座と同じ「5人以上」としてはどうか。
 このことについて、委員から、少人数のグループは知り合い議員に頼み、『議員個人の実績でよい(意味不明?)という意見がでる。基準としては現行の10人以上とし、運用を柔軟にして8~9人の場合でも受け付けることと結論付けたが、曖昧のままでよいのか疑問が残る。
 出前講座の内容は、①委員会の所管する事務の調査経過、②委員会の所管する議案、陳情等の審査経過、③委員会に関すること、とされている。知り合いの議員がいない市民もいるわけで、『議員個人の実績』と議論を終わらせてしまうのは疑問が残る。

③ 広報について
 市民が議会の『出前講座』を知らないと思われるので、議会だより等で案内することを検討する。(→議会広報特別委員会の所管)

(4)政務活動費マニュアルの検証について
 第7回委員会で、現行では無会派では使いにくいものになっているとの意見があり、運用マニュアルの検証を行うこととした。
 本日の委員会では、全議員から項目を抽出して意見を求め、次回以降の委員会で検討することが確認された。(事務局から全議員に案内を発信)

【私見】
 無会派議員が使いにくいものとして、広報誌の発行があります。現行マニュアル(→こちら)では、下記の通り「議員個人名」での発行は支出できない。解決策としては、「無会派」と表記することで対応できると考える。

(ア) 広報紙,ホームページの内容について
a 広報紙,ホームページには会派名を表記する。議員個人名で発行する広報紙やホームページ作成に要する経費,送料は支出できない
b 広報紙,ホームページに後援会活動等が掲載されている部分は按分する。(紙面全体に占める後援会活動等の記事の面積割合などで按分する。)広報紙発送のための郵送料等の付随する経費も同様に按分する。
c 議会報や市広報,その他刊行物など一般に供することを目的とする図書類をコピーして掲載することはできない。

(5)その他

ア.議長から
 委員会定数8人に対し、現在欠員2となっているので12月定例会で2人を選任することの報告。

イ.事務局から
①「江田島市議会に関するアンケート」について

 委託事業者からの納品期限は1220日となっているが、中観報告をタブレット端末の共有フォルダに保管したことの報告。

議会生中継の視聴環境整備について
 アンケート中間報告で15%の回答者が市民センターで視聴できたらよいとの回答があり、来年度予算で4つの市民センター(江田島、能美、沖美、大柿)の環境整備費を予算要求しているとの報告がある。

【結論】
 現在の議会生中継のアクセス数を見てから判断したらどうかとの意見があり、委員会としては、この意見で確認された。

【私見】
 パソコン、タブレット、スマートフォン等の視聴環境を持たない市民の割合がどうか、また、議会棟(江田島町中央)から遠いエリアの市民のため、最寄りの市民センターに視聴環境整備することは『開かれた議会』として必要であると考えます。
 参考までに、神石高原町では役場各支所、公民館など町内22ヵ所で議会中継を視聴することができます。(→こちら

ウ.次回開催日は令和21月とし、協議事項は①「アンケート結果」について、②政務活動費マニュアルについての2項目が確認された。

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2019年11月28日 (木)

江田島市防衛議員連盟2019

くもりのち晴れ

 今年3月25日、議員の有志で構成する任意団体として江田島市防衛議員連盟(以下、防衛議連)が発足しました。(現在16名が所属)防衛議連規約に目的・事業として下記の通り定めています。
 一昨日の全員協議会終了後、臨時総会を開催し、来年1月に呉市防衛議員連盟(呉市議会議員の会派の議員で構成)と術科学校を見学し意見交換を行うことが確認されました。(呉市防衛議連からのお誘い)
 今後、呉市防衛議連とは規約に関することだけでなく、観光その他、両市が連携して取り組むことで効果が出る政策(事業)を模索し、実現することを目指します。呉・江田島で共通する課題について夫々の議会が同じテーマについて執行部に提案していくことも考えられます。(参考→広島中央地域連携中枢都市圏

(目的)
 海上自衛隊等との総合理解を深めることにより、防衛思想の健全な発展に寄与するとともに江田島市民の安心・安全の確保に努め、もって、我が国の防衛と繁栄に貢献する。
(事業)
(1)海上自衛隊等の支援
(2)海自上自衛隊指揮官等による防衛講話の実施
(3)本連盟と海上自衛隊との意見交換会及び親睦交流会
(4)海上自衛隊各種行事への参列
(5)その他、(目的)を達成するための事業

【追記】
 広島市議会と呉市議会も議員間で交流を行っています。江田島市と広島市は平成26年(2014)に『海生交流協定』を締結しており、また、江田島市は広島市を中心とした『広島広域都市圏(→協約)』今後、江田島市議会も広島市議会との議員間交流を深めていければと思います。

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2019年11月27日 (水)

三次市、児童生徒にタブレット配布へ

くもり一時雨
191127tablet_miyoshi 今日の中国新聞から。三次市では福岡市長の選挙公約のひとつである『情報通信技術(ICT)の活用』に関連し、来年度(2020)の取り組みとして市内小中学校4校の児童生徒に1人1台のタブレット端末を配布する方針を明らかにし、事業費3000万円を見込む。(→三次市実施計画・財政計画について(P12)

 三次市の小学校は21校、中学校は12校。(→小学校中学校2019.8.7子ども議会

 国はICTを活用した教育の推進(→こちら)として以下の項目を挙げています。
(1)ICTの活用による教育の質の向上
(2)情報モラル教育の充実
(3)情報共有・提供ができる環境の構築

 江田島市においてもICT教育の取り組みを行っています。平成27年度には文教厚生常任委員会が調査しており、次の提言(要望)を取りまとめている。(委員会資料→こちら

(1) 調査研究の実施
  ア 指定校による研究
  イ 教育研究会視聴覚部会による研究
  ウ 情報管理
  エ インターネット環境の整備

(2) 教員の研修
  ア ICT機器の活用研修
  イ 先進校の視察

(3)教員の業務改善

 昨日の文教厚生常任委員会(→こちら)での調査研究項目として学校の学力向上も含まれており、今後、ICT教育についても検討していきたい。

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2019年11月26日 (火)

R1年第10回全員協議会

 午前の文教厚生常任委員会に続き、午後から全員協議会に出席しました。協議事項は以下の通り。

(1)市民人権問題意識調査結果について

 平成30(2018)年度人権問題意識調査結果についての説明がなされました。平成31年1月1日~25日の期間、18歳以上の市民2000人を無作為抽出してアンケート調査を行い、回収率は35.25%、705票。(委託先:特定非営利法活動法人 社会倫理・動態研究所

 調査結果によると、人権問題に関して、家族と人権問題を話題にした人、人権問題に関する学習機会のあった人、「広報えたじま」の『人権シリーズ』を読んでいる人など、『人権問題に出会う機会が多ければ多い』ほど、人権問題に対する意識は明確にプラス方向の傾向を生む結果となったことが挙げあれ、今後は行政施策として、市民の人権問題との出会いの機会を創出していくこと、その機会の創出を契機として、人権問題に接し、より深く人権問題を考えていく仕組みづくりが求められると纏められている。

(2)人事院勧告等について

191126jinjiin   人事院勧告に伴い給与改定がなされます。関連条例案および補正予算案が12月定例会に上程される予定。
【内容】
・民間給与との較差を埋めるため、初任給及び若年層の給料表の水準を引き上げる。
・民間ボーナスとの較差を埋めるため、年間支給月数を0.05月分引き上げる。
・住居手当の支給対象となる家賃額の下限及び手当額の上限を引き上げる。
・地域手当額の支給割合を引き下げる。
※江田島市の平成30年度ラスパイレス指数(→こちら)は98.4で、県内13市(広島市を除く)のなかで庄原市、三次市に次いで低い値。

(3)会計年度任用職員制度の運用について
191126staff-with-term  地方公務員法や地方自治法の一部改正により、令和2年度から『会計年度任用職員制度』(参考→こちら)を導入する。これまでは嘱託員(現在168人)、臨時職員(現在99人)の大部分は新たに会計年度任用職員として任用されることになります。待遇面では期末手当等が支給されるなどがあります。新制度に移行すると人件費は約6700万円増の見込み。

令和2年1月 関係規定(規則・要綱)を改正
令和2年1月下旬 会計年度任用職員の募集開始(広報紙・HPなど)
令和2年4月 会計年度任用職員制度の運用開始

(4)江田島市の財務書類について

 総務省の指針に基づいた『発生主義・複式簿記』方式を導入した公会計の整備を進め、財務諸表(平成24年度~平成29年度)を作成。

 今後、市HPで公表する。広島県HPに県内市町の平成29年度決算における財務諸表に関するページで公開状況がわかります。(→こちら)政令指定都市である広島市もHPで公開しています。(→こちら

(5)岸根における開発可能性調査事業委託業務に係る調査結果報告書の内容(→H31年第4回全協

191126ganneGanne1993_page0001   受託業者からの報告書については10月以降、18名の議員に個別説明がなされました。(報告書自体は170ページ)このたび全員協議会で市が取りまとめた資料(→PDF)により改めて説明がなされたあと質疑応答。写真(右)は1993年(平成5)当時の岸根。

191127ganne-np_20191127125401  市としては、本プランの更なる精度の向上と市の財政負担(財源調達)を課題とし、市民・団体など各方面との意見調整や、市の財政などの状況を鑑みつつ、本プランに基づく施設や運営企業の誘致を実行すべきか検討していく

(追記)左は11月27日の中国新聞記事。
(補足説明)・・・事業が決定した場合

・岩国錦帯橋空港の活用も検討
・施設建設は地元業者を起用
・事業の継続性については協定書等に15年間と書き込んでもよい

(質疑・意見)
※メモ書きを簡略。表現に正解性が欠けている場合はご容赦ください。
・江田島市の行政支援6億円というが、身の回りのことをして欲しいとの市民の声。→財源調達について国の支援制度がないかも検討していく。
・事業がうまくいかなかったときの責任の所在は。
・運営会社は市外に所在するのか。→(仮称)がんね開発㈱の本社は江田島市。
・インバウンドを狙うのはわかるが。行政支援は6億円ではなく、3~5億でもよいのではないか。

H31326ganne ・公募で開発可能性調査事業委託業務の受託が決定したときの構想(左写真)と根底から変更しているが、なぜ、報告書を受け取ったのか。雇用40人体制は宿泊客よりも多い。一般質問で問う。
・事業者も6億円を出資する予定であるが、市が事業推進を決定するタイムリミットはあるのか。→特にない。
・事業者を参考人として議会に招致することはどうか。→対応できる。

(6)令和元年度市民満足度調査の結果について

 第2次総合計画に基づいた定期的な調査。16歳以上の江田島市民のうち、無作為抽出した2000名に実施。

 回収率は34.0%、679票。昨年豪雨災害を受け、また、近年の環境問題もあって、重要度としては、防災対策(河川・急傾斜)、地球温暖化対策、避難所などの整備、大規模災害などに備えた危機管理体制の構築、地域防災活動への支援のポイントが上昇。満足度でいくと、防災対策、上水道の整備、避難所などの整備、自然環境の保全などのポイントが下がっている。

 調査結果は後日、市HPで公開予定です。(参考→こちら広報えたじま

(7)旧山崎病院(切串地区)の寄附受納及び活用方針について

191126kiriushi_yamazaki  切串地区の旧山崎病院跡地(更地)の寄付をいただき、地域拠点となる切串公民館(昭和54年3月、築後40年、旧耐震Is値0.19)に代わる(仮称)切串交流プラザ等の整備を検討する。

※未利用財産の処分を進めており、原則、利用目的のない土地・建物等の寄付は受け付けない。

事業手順(予定)
令和元年度 寄付受領(財産取得)
令和2年度 用地測量・基本設計
令和3年度 実施設計
令和4年度 交流ブラザ施設整備
令和5年度 切串公民館 財産処分

(8) 認定こども園のうみ新築事業等について

 第8回全員協議会(→2019.8.26)で説明のあった高力ボルトの不足による工期延長についての現在の状況説明。9月開始を見込んでいた鉄骨工事は11月開始となり工期計画で2か月遅れ。

 11月末に鉄骨工事を完了し、屋根、外壁、内部仕上げ等を施工し、4月末に竣工予定。中町保育園は当初予定の令和2年3月末に閉園し、当面は現在の認定こども園のうみで一体的に受け入れる。

 尚、本年6月に発注した(仮称)鹿川交流プラザ新築工事も高力ボルトの不足により工程計画に3カ月の変更が生じ、竣工が5月末になる見込み。後期変更に伴う繰越明許手続きについての議案を12月定例会に提出し、工期変更の手続きを進める。

(質疑)
・昨年12月に国土交通省から高力ボルトの不足(6カ月)について発表があったが入札時は(考慮していたか)。
→認識して工期設定していた。

(9)新ホテル等整備事業の進捗等について(→H31年第4回全協

191126new-hotel   事業者㈱レーサムが新ホテル等整備事業の円滑な推進のため100%出資子会社の事業会社、㈱海風(なみ)を設立し、レーサムと子会社、江田島市の3者で覚書を締結。

 ㈱海風が㈱レーサムの地位や権利義務を継承(補助金5億円含む)し、土地等使用貸借契約(無償)を江田島市と結ぶ。基本協定書に定める期間(20年)、事業継続しなかった場合、算出した補助金を市の指定する期日までに支払わなければならず、この場合、㈱レーサムも連帯して支払い義務を負う。

 土地等の無償貸付に係る議案は12月定例会へ提出される。温泉水については、無償での行政財産使用許可とする。

 尚、ホテルの配置計画、スケジュールは左上写真であり、当初は計画していなかった平屋の温泉棟(日帰り利用可)建設を予定している。

(10)給食費の適正化について

191126kyusohku  原材料費の高騰に加え、国が示す「学校給食実施基準」を確保し、献立の多様性や質、栄養価を維持していくために令和2年4月から値上げする。学校給食法(第11条第2項)により、給食費は受益者負担として定められている。

 尚、値上げしたとしても小学校では県内23市町で21番目、中学校で15番目。ちなみに神石高原町は小中学校とも無料。

  現行額 改定額 差額 県平均(神石高原町除く)
小学校 195円/食 235円/食 40円増/食 約248円/食
中学校 235円/食 280円/食 45円増/食 約289円/食
市負担 1175万円 80万円 1095万円減

 執行部退席のあと、事務局から令和元年台風19号災害義援金について、11月8日の議運(→2019.11.8)で確認されたことについて全議員に案内しました。

 全国市議会議長会が、このたびの台風19号で被災された地域へ災害義援金募集していることについて、全議員18人から各1万円、議長交際費からの2万円と合わせて20万円とすることが議運で確認されました。義援金をするかは議員個人の判断になります。

 尚、全国市議会議長会から昨年7月豪雨災害による江田島市への義援金は38万円。(総計1億2227万円のうち広島県は24%の2939万円で被害に応じて江田島市に配分された。)

 全員協議会が終了後、任意団体である江田島市議会防衛議員連盟の臨時総会がありました。来年1月に呉市議会防衛議連が第1術科学校を視察するにあたり、同議連と意見交換会をすることが確認されました。

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R1年11月文教厚生常任委員会

晴れ

 10月の臨時会(→2019.10.26)で常任委員の任期満了(任期2年)により、常任委員会の委員入れ替えがあり、本日は実質的に初めての文教厚生委員会でした。本日の協議事項は以下の通り。

(1) 所管事務調査について
 新メンバーとなり、まずは所管事務調査事項について協議がなされました。7月に開催された議会報告会で市民から出てきた意見や課題等(→第1班報告書第2班報告書)から抽出することに。委員からは以下の項目を調査事項とする意見が出ました。
・学校関係:施設、統廃合、安全、学力向上(地域みらい塾など)
・さとうみ科学館のリニューアル関連
・療育に関すること(市民で困っている声を聴く)
・海ごみ対策(マイクロプラスチックなどを含めた環境問題)
・敬老会の在り方
・外国人市民(日本語教育推進法、地域での交流、ごみ問題など)
・介護予防について(外国人を除く高齢化率44.97%、全体43.64%)

 議会報告会議会以外での取り組むべき案件での意見では、
・『ネコの問題』。地域で野良猫に餌付けをする市民もいて地域で糞尿等の問題が起こっている。
・地域が守ってきた小さな神社、地蔵などは高齢化・人口減により継承することが困難な状況にあり、文化財保護の観点から検討できないか。
・委員会として特定の団体(例えば、PTA、子育て世代など)との意見交換の場の検討。

 今年度は3月末までの4か月。上記の項目を2年間の委員会で調査項目とすることとし、次回委員会で優先順位を決めることになった。また、新たに調査すべき課題が出た場合には調査事項に取り入れることが確認された。

(2)その他
・文教厚生常任委員会は原則、第1木曜日10時から開催することが確認された。次回の委員会は12月5日(木)10時から。

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2019年11月25日 (月)

公立高校、令和2年度入試に帰国生徒等の特別制度

くもり
191125foreign-hiroshima-hs1191125foreign-hiroshima-hs2  左は令和2年度広島県公立高等学校入学者選抜実施要項(→こちら)P39、右P26を切り取ったものです。

 『帰国生徒等の特別入学に関する選抜』制度があり、外国籍を有する人原則、入国後の在日期間が6年以内)の出願資格も示されており、一定の条件が整っていれば、受験できるようになっています。

 尚、定員については、入学定員外で各高等学校2人以内ということになっています。

  外国籍の子どもの教育について以前書きました。(→2019.10.15)今年(2019)4月から施行された出入国及び難民認定法により外国人労働者が増加見込みでそれに伴って今後は子どもを含む家族が在留することが想定されます。

 また、国内で暮らす外国人への日本語教育の充実を促す「日本語教育推進法」も6月に成立し、国や自治体には日本語教育を進める責務、企業には雇用する外国人に教育機会を提供するよう努める責務があると明記されています。(参考→日経新聞2019.5.29

 江田島市も外国籍の子どもが少しずつ増えています。認定こども園に通っている子ども、小中学校に通っている児童生徒がいます。中学校では、日本の小学校を卒業して中学校に進学した生徒もいれば、親に呼び寄せられて外国の中学校から日本の中学校に編入した生徒もいます。このような状況の中で、中学校卒業後の進学も課題の一つになっています。

 特に途中から編入した生徒のフォローが必要になってきますが、市教育委員会も市内中学校と情報共有し、支援体制を整える必要があります。

 盲点になりがちですが、外国の中学校を卒業して来日した進学希望の人がいる場合、どのように対応するかも考えておかねばなりません。何らかの体制づくりが必要ですが、国際交流協会若しくは人権推進課での対応がよいのか検討することが求められます。

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2019年11月24日 (日)

NHK杯フィギュアスケートでオリーブ冠

くもり

 昨日のNHK杯で江田島産オリーブ冠が優勝選手に贈呈されました。昨年に続いて2度目のことです。

 第27回ヒロシマMIKANマラソンから始まったオリーブ冠(→2012.10.21)も気が付いたら大きな舞台でご利用いただけるようになりました。

 『オリーブの島構想』がスタートして9年になります。(→2010.2.21)今年は江田島オリーブのオイルがイタリアで開催されたコンクールの2部門で世界一に(→2019.5.16)、そして『オリーブ冠』も大きなスポーツ大会(参考→2019.4.15)で江田島市の宣伝に大きく貢献しています。冠づくりにご協力いただいている関係者の皆さんに感謝です。

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2019年11月23日 (土)

第4回えたじマルシェ~秋の大収穫祭 2019

晴れ
76902983_3225263244214352_23740679548252 大柿町大君にある江田島オリーブファクトリー前で開催された『えたじマルシェ』に行ってきました。例年は冷たい風が吹く時期ですが、今年はとても暖かい一日でした。
 市内外からたくさんの飲食、物販ブース、キッチンカーが勢ぞろい。今年は旧ユウホウ跡地に大型無料駐車場を完備したこともあったのか、多くの来場者が来られていました。
 また、旧大君小学校グランドも活用して、警察、消防、自衛隊のブースもあり、各機関の車両では子連れ客で賑わっていました。
75424774_3225259724214704_34646918650417 ステージでは歌、ダンスなどが会場を盛り上げていました。このたびは国際色豊かで、江田島市内に在住の外国人市民団体がフィリピン料理をマルシェで提供し、ダンスも披露してくれました。
 江田島市は中国地方で東広島市に次いで2番目に外国人の比率が高く3.14%。今年は高田地区の盆踊りに参加したりと多文化共生社会に向け、一歩前進です。
(参考)
   第2回えたじマルシェ
   第3回えたじマルシェ


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第1回国際ヒューマンフェスタのお知らせ

くもり

1st-international-human-festa11st-internaitonal-human-festa2 昨年までは『ヒューマンフェスタ江田島』(→2018.12.8)という行事でしたが、今年から『国際ヒューマンフェスタ』という名称になります。

 江田島市は中国地方で2番目に外国人市民の比率(11月1日現在3.14%)が高い自治体です。このたびは昨年12月に設立された江田島市国際交流協会が主催する多文化共生社会の実現を含めたイベントになります。

 当日は外国人市民の『にほんごスピーチ』や『多文化共生コンサート』として、エリザベト音楽大学で教鞭をとるギタリスト、上垣内寿光さんを中心に、フィリピン、中国、タイ出身のアーテイストがインターナショナルなギター四重奏があります。

 また13:30からバリアフリー映画会として『ぼけますから、よろしくお願いします。(→予告編)』が上映されます。

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2019年11月22日 (金)

竹原市長、高校生と意見交換2019

晴れのちくもり
191120takehara_hschool 11月20日の中国新聞から。竹原市では市内各地の自治会等から意見を聞く『たけはらミーティング』の一環として、市長と高校生が意見交換をしたという記事。
 竹原高校生徒会の1・2年生10人と市長が『まちづく』について意見交換し、生徒からは『将来のUターン希望を高めるような施策のアイデア』などがあったそうです。
 竹原市は江田島市と同じく大学や専門学校がないため、高校卒業後に市街に転居する例が多いとのこと。次回は12月に忠海高校の生徒との意見交換が予定されている。
 いま県内各地で子ども議会高校生の意見発表、そして今回の竹原市の高校生と市長の意見交換など、児童・生徒の視点を『まちづくり』に活かそうという試みが行われています。次代を担う若者に子ども議会や模擬議会で民主主義や地方自治(住民自治)の仕組みを学んだり、地域課題を探求し解決策を考えたり、『ふるさと学(郷土愛)』を育む取組はとても大切なことだと思います。

(参考)
竹原市の人口は令和1年10月末現在25,163人(高齢化率40.56%)で平成27年(2015)国勢調査(26,426人)に比べると1,263人減、減少率4.78%。(人口→エクセル

江田島市の人口は令和1年10月末で22,961(高齢化率43.64%)、日本人市民のみ22,240人(高齢化率44.97%)、平成27年(2015)国調(24,339人)に比べると全体で1,378人減、減少率6.92%。(人口→エクセル

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2019年11月21日 (木)

第5次地域おこし協力隊を募集

晴れ
191121_kyouryokutaibosyuuyoukou_page0001 191121_kyouryokutaibosyuuyoukou_page0002  江田島市が初めて地域おこし協力隊を採用してより早くも3年が経ちました。今回は3分野で各1名ずつ募集するという記事が市HPで掲載されました。(→市HP

 このたびは新たに【プロモーション推進員】という職種が入りました。江田島市では第2次総合計画(→概要版)で令和6年度に総観光客数100万人を目標にしています。自然豊かな魅力ある江田島市をPRをするため情報発信の強化を目指します。(→2016.8.13広島・呉市民へのPRが重要

 オリーブ栽培技術指導員は3人目となり、いまの隊員の任期が最長で来年度の1年間であり、技術の継承のため新たに募集することになります。

 体験型観光推進員は、体験型観光に特化し、いま定着している民泊修学旅行(→2019.5.15)だけでなく大人や子連れ、若者など幅広い旅行客のニーズに応えるための体制づくりがミッションではないでしょうか。

 2017年8月に着任した『観光仕掛人』は江田島市観光協会を主な働き場所として、①観光資源の発掘・観光商品の開発、②観光ルートの企画・立案・実施を職務として活動しています。

 恵み多き『宝』の島、えたじまを、一緒に磨いていただける素晴らしい方々にお越しいただけたらと思います。

〔募集する人材及び主な職務内容〕

プロモーション推進員 1人
・マスコミ等に提供する情報の収集,プレス向け資料の作成,情報素材のブラッシュアップ
・マスコミ等に提供する情報の創出
・マスコミ等への情報提供など

オリーブ栽培技術指導員 1人
・オリーブ栽培者の栽培技術向上のための取組(栽培者への巡回指導・助言・相談,江田島型栽培方法の研究,オリーブオイルの搾油対応)など

体験型観光推進員 1人
・豊富な地域資源を生かした体験プログラムの造成
・体験プログラムを提供する体制づくりの検討など

(参考)
2015年1126日  いよいよ地域おこし協力隊募集へ
2016年 4 4日  地域おこし協力隊、活動スタート
2016年1217日  2次地域おこし協力隊募集
2017年 515日  地域おこし協力隊募集~ 観光仕掛人
2017年1215日  3次地域おこし協力隊募集
2018年1217日  国際交流支援員、地域おこし協力隊として募集
2019年 3月23日  江田島市地域おこし協力隊第1期生卒業式
2019年 3月29日  地域おこし協力隊 卒業記念SUPで江田島一周
2019年 4月 3日  地域おこし協力隊、国際交流支援員が着任

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東広島市、有害獣処理加工施設を開設

晴れ
191119-gibier_higashihiroshima 11月19日の中国新聞から。捕獲した有害獣の食肉活用拠点施設として整備を進めていた「東広島市有害獣処理加工施設」(整備費:5,714万3千円)が完成し、令和元年11 月25 日(月)に開設されます。

 国内最大級となる年間約1500頭の処理を目標とし、野生鳥獣肉(ジビエ)の新たな特産化を目指す。対象となるのは市内で捕獲されたイノシシとシカ。

 東広島市による説明では施設整備の目的は以下の通りであり、東広島ジビエセンター株式会社指定管理者として施設運営します。

施設整備目的】(→こちら
① 捕獲従事者の有害獣捕獲後の処理負担を軽減する。
② イノシシやシカの有害獣の食肉を地域資源として活用し、地域活性化を図り、かつ、農作物等への被害額の減少に繋げる。
③ 平成30 年5 月に農林水産省が制定した「国産ジビエ認証」制度に基づき、令和2 年3 月末までに「国産ジビエ認証」を取得し、ジビエの安全性の向上及び透明性の確保を図るとともに、ブランド化を推進する。

東広島市の捕獲数(イノシシ・シカ)と農産物被害額

  平成26 平成27 平成28 平成29 平成30
捕獲頭数 2,603 2,700 2,998 3,204 3,310
被害額(万円) 3,305 3,399 2,335 2,577 1,420

 先日も書きましたが(→2019.11.15)、江田島市においてもイノシシ等の鳥獣被害は深刻であり、被害防止のため電気柵等の設置補助金や捕獲報奨金制度がありますが、捕獲したあとの処理として地中に埋めなければならず、高齢化が進むなかで捕獲者の負担が大きい。

 明るいニュースとしては、捕獲したイノシシを食肉に加工して『ジビエ』食材として販売する市民も出てきました。(→2018.8.31おきらくやFB)いまは農作物被害の犯人であるイノシシですが、捕獲・加工・販売と6次産業化され、地域活性化につながれば貴重な『地域資源』になります。

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2019年11月20日 (水)

令和元年度、職員採用試験最終合格者発表

晴れ
R1_final_gokaku 11月15日に令和2年春採用の最終合格者発表が市HPで公開されました。(公開期限あり→市HP)以前にも書きましたが、江田島市が職員採用(一般事務)に『社会人枠』を設けることは初めての試みです。(→2019.7.42019.10.17)このたびは『社会人枠』として一般事務3名が合格となりました。1次合格者に保育士(社会人枠はない)が2名いましたが、最終合格者はいませんでした。どのような理由なのか気になることろです。
 最終合格者5名の全てが来春に入庁され、江田島市民の福祉向上に向けて、そして『恵み多き宝の島』を磨いていただければと思っています。

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2019年11月19日 (火)

呉市 次世代モビリティ導入に向けた交通社会実験

晴れ時々くもり
191115kure_h2_bus191130kure_h2_bus 11月15日の中国新聞から。呉市が次世代モビリティの水素燃料電池バス『SORA(ソラ)』を市中心部で走らせる交通社会実験(無料)を11月30日から開始することを発表しました。
 運行日は4日間で1日4便を運行し、利用者に乗り心地等を含むアンケートを実施し、広島大学や呉工業高等専門学校の専門家に実験助言を求め、導入の可能性を探ることになっています。

(参考)呉市のHP(→こちら)から抜粋
■車両: 次世代バス トヨタ自動車製「SORA」  
■特徴:
① 騒音や振動が少なく快適な乗り心地
② 水素燃料により排ガスを排出しない
③ 給電機能により災害時の非常電源となる
※将来的には、複数の車両が連なる隊列走行によるフレキシブルな運行にも対応可能
■ルート:呉市内中心部を循環
市役所前→呉駅前→中央桟橋→青山クラブ前→レンガ通り→呉市役所前
■運行日:
11月30日(土曜日)
12月 1日(日曜日)
12月 7日(土曜日)
12月 8日(日曜日)

(追記)
 江田島バス株式会社のHPが公開されました。(HP→こちら江田島市公共交通網形成計画にある以下の目標にむけた事業展開をすることになるのではないでしょうか。
目標3 利用環境の改善による利便性等の向上
    →『わかりやすい公共交通情報の提供』
目標4 観光の強化による利用者の増加
    →『観光客に向けた情報発信力の強化』

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2019年11月18日 (月)

大崎上島町に大手企業、サテライトオフィス

くもりのち雨

191114oskikamijima_lemon 11月14日の中国新聞から。ポッカサッポロフード&ビバレッジが大崎上島町に民間の空き家を活用したサテライトオフィス(正式名称:ポッカサッポロフード&ビバレッジ 大崎上島町サテライトオフィス)を開設したという記事です。(→企業HP

 2013年2月に親会社のサッポロホールディングスと一緒に広島県と広島レモンの向上などの分野でパートナーシップ協定(→こちら)を締結しています。

参考:広島国際映画祭 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に

 今年4月からレモンの振興などに関する協定(→こちら)を結んでいる大崎上島町でレモンの栽培を開始(→こちら)しており、社員2名が定期的に滞在する。

 ここに至るには、広島県で推進している「チャレンジ里山ワーク」(→広島県HP)、モニターツアーへの参加や「お試しオフィス」の利用(6市町=三原市、庄原市、江田島市、安芸高田市、大崎上島町、神石高原町)を経て実現したそうです。(→総務省HP

 江田島市においても昨年、サテライトオフィスお試しツア(→2018.11.9)を行っています。就労の場づくり、産業振興という面で考えると、今、江田島市のオリーブが脚光を集めています。

 耕作放棄地対策も含め、オリーブ栽培等で都会の資本が参入する機会を検討することも一案ではないか。(農地流動化については農業委員会との連携が必要)

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2019年11月17日 (日)

2019年度第14回えたじま日本語クラブ

191117no14_nihongo_miyanohara 午前中は国立青少年交流の家で開催されたフェスティバル江田島2019に行ってきました。その後、宮ノ原隣保館に行き、日本語クラブに参加しました。

 今日は中国5、フィリピン1、ベトナム1、日本7の14人が参加しました。ベトナム人の技能実習生は切串にある牡蠣養殖会社で従事しており、受入先の企業が車で送迎してくださいました。

 私はボランティアスタッフと二人で10月に江田島に来た中国人2人と日本語でコミュニケーションを図りました。まだ来たばかりの二人に買い物はどうしているのか聞いてみました。

 宮ノ原からバスで小用港に行き、船で呉港まで。そして徒歩で呉市内のお店に行くそうです。お店の名前は伏せますが、江田島市内で生活する外国人市民のみなさんは呉で買い物をすると必ずそのお店の名前を言います。外国人市民に人気のお店のようです。

 えたじま日本語クラブでは基本月2回(第1・3日曜日)に日本語教室を開催しており、今年10月から三高会館が追加されて市内3ヵ所(高田交流プラザ三高会館宮ノ原隣保館)になりました。出入り自由ですので、ご興味のある方は是非、お越しください。

(追記)
三高会館   :フィリピン4、中国2、日本6 計12人
高田交流プラザ:フィリピン3、アメリカ3、ベトナム2、日本11 計19人
宮ノ原隣保館 :中国5、フィリピン1、ベトナム1、日本7 計14人

(参考)
えたじま日本語クラブHPこちら
えたじま日本語クラブFacebookページこちら


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フェスティバル江田島2019

晴れ
191117festival_etajima2019 191117daboudaiko  今日は朝方は冷え込みましたが、天気もよく、太陽がでてくると暑いくらいでした。
 午前中は国立青少年交流の家で開催されたフェスティバル江田島2019に行ってきました。今年で30回目を数えるということで、かつては、江田島町の成人式も開催したことがあるそうです。
76236333_3206229322784411_82045068253121  オープニングセレモニーでは、「フェスティバル江田島2019」テーマ受賞者表彰と「えたじまん食育レシピ」の表彰式がありました。テーマは『きてみんさい! 夢であるふれる うちらの江田島』が選ばれ、また、食育レシピは大古小学校3年クラスのオリーブを使ったカップ・ケーキでした。
2019kuriharamegumikouenkai シャトルバスも運行しており、市内外から多くのみなさんがご来場くださり、江田島市の秋を楽しんでいただいたのではないでしょうか。
 午後には能美町出身の元・女子バレーボール選手(アテネ・北京五輪代表)の栗原恵さん(プリンセス・メグ)の講演会がありましたが、残念ながら、日本語クラブがあったのでお昼前に退出しました。

(参考)
2019年5月8日 プリンセス・メグ、現役引退へ
2019年6月5日 栗原恵さん、現役引退へ

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2019年11月16日 (土)

海友舎、外壁塗装ワークショップを企画

晴れ

191116kaiyusha 今日の中国新聞から。昨日(11/15)、文化庁文化審議会の答申で有形登録文化財に登録されることになった『海友舎』。登録を記念するイベントも検討していということです。
 一方、当初計画されている案件として、今年度の『協働のまちづくり地域提案型活動支援補助事業』の補助金を活用して11月23日(土)、12月1日(日)の両日で外装塗装を行うことになっています。
 明治の時代に建設された『白亜の洋館』。時の流れの中で様々な出来事を経ながら現存するこの建物。江田島町のシンボルのひとつとして、これからも多くの人に訪れてもらいたい。

(参考動画)『もしも海友舎が話せたら』(2016年5月)

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2019年11月15日 (金)

海友舎、登録有形文化財(建造物)へ

 とても嬉しいニュースがあります。江田島町中央にある『海友舎』が今日開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、国の有形登録文化財に登録するよう文部科学大臣に答申されたということです。(→文化庁HPPDF資料の130番・131番

 思い起こせば、平成24年(2012)に『海友舎』の維持管理について相談を受けたとき、市役所に相談しましたが当時は対応するのは困難とのコメントがあり、いろいろ調べていく中で民間所有の建物でも国の支援がある『有形登録文化財建造物制度』を知り、紹介したことがあります。(→2012.11.22

 あれから7年という歳月が過ぎましたが、これまでボランティア活動で建物を維持管理したり、海友舎でイベント開催することで広く世間にPRされている『ぐるぐる海友舎プロジェクト』のみなさん、その活動を支えてこられた大学の先生を含む多くの方々の応援の賜であったと思います。

(参考)海友舎記事
2012年11月 1日 おしゃれな白亜の洋館
2016年 5月   動画(『もしも海友舎が話せたら』)
2019年 5月 7日 令和に挑む~海友舎

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能美中の地域活性化発表2019

晴れ

191114noumi_jh_inoshishi 昨日の中国新聞から。能美中学校の3年生が江田島市の活性化について、4班に分かれて地域の課題などを解決するアイデアを保護者や下級生の前で発表したという記事。

 この中には農作物被害等で深刻な問題となっている鳥獣被害、特にイノシシについてのことが掲載されています。30年前までは現在の江田島市内でイノシシはいなかったように思います。

 その後、平成16年(2004)11月に江田島市となってから捕獲頭数も増加し、かつ、農作物被害が広がっていきました。平成20年(2008)度に策定された江田島市鳥獣被害防止計画では、平成12年(2002)度からイノシシによる農作物被害が発生しているとあります。

 初めに大柿町から出没し、能美町、沖美町と拡大し、最近は江田島町北部まで進出しています。(→2012.12.11

Etajima_inosisih31_3  一時は1000頭を超える捕獲数でしたが、ここ3カ年度では左写真のとおり、800~900頭を推移しています。平成29(2017)年度策定の鳥獣防止計画では年1000頭が目標となっています。

 市としても被害防止のため電気柵等の設置補助金や捕獲報奨金制度(→各種制度)がありますが、捕獲したあとの処理として地中に埋めなければならず、高齢化が進む江田島市としてはこちらも大きな課題となっています。昨年、産業建設常任委員会が大崎上島町の処理施設(→こちら)を視察しており、委員会として提言を取りまとめています。

 一方、捕獲したイノシシを食肉に加工して『ジビエ』食材として販売する市民も出てきました。(→2018.8.31)農作物被害の犯人であるイノシシですが、捕獲・加工・販売として6次産業化につながれば『地域資源』になります。

 このたびの能美中学校のイノシシ班はまさにその発想であり、島にはおいしいパン屋さんもあり、また、新鮮なミンチを活用したイノシシバーガーを商品開発すれば江田島名物になるのではないでしょうか。

(参考)
離島におけるイノシシ対策(→2018.4.30
大柿高校、地域学~江田島特産チヌの活用(→2019.1.11
チヌ(クロダイ)に関する中国新聞特集(→2017.6.1

 今年5月にフウドで開催されたイベント。江田島産イノシシの食肉加工・販売を手掛ける吉岡孝浩さん(大柿町深江➡新聞過去記事)が『いのち』をいただくことの大切さを親子連れ参加者の前でお話。また、実際の『くくり罠』(→ 動画)で仕組みを教えてくれました。吉岡さん曰く、江田島市の自然が豊かで、山々にはイノシシにとって豊富な餌があり、他地域に比べて美味しい。江田島産イノシシ肉の『成分検査』をしてはと提案しています。

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2019年11月14日 (木)

いつか江田島で映画ロケを

晴れ

 昨夜は雨が降ったり止んだりしていました。今朝は晴れていますがひんやりと風が強いスタートとなりました。

 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、11月22日(金)~11月24日(日)にかけて『広島国際映画祭2019』が開催されます。この映画祭の前身は2009年(平成21)にスタートした『ダマー映画祭inヒロシマ』で2014年(平成26)に『広島国際映画祭(HIFF)』になりました。

 コンセプトは有能な若手監督を発見し、広島で出会いをつくる。そして、先人たちの素晴らしい作品に光を与える。

 『ダマー映画祭』から代表を務めるのは映画美術監督の部谷京子さん。ご両親が江田島市大柿町出身で、部谷さんと初めてお会いしたのは2009年の春。(→2009.3.20)2016年(平成28)には紫綬褒章を受章されました。(→2016.11.2

 いつか江田島市を舞台にした映画を撮っていただきたいとお願いしたことがあります。そろそろかなと思っていたら中学校の後輩にあたる沖正人さん(俳優、映画監督)がその夢を実現してくれそうな活動をしています。沖さんは、以前、俳優として広報えたじまに掲載されたことがあります。(→2012.11.29

 このたびの『広島国際映画祭2019』では、11月23日にワークショップをされるそうで、テーマは『沖正人の現在地、そして始まりの場所へ』(→参考)。初監督作品(短編映画)『Bourbon talk』や11月23日から公開される映画『お口の濃い人』の予告編、来年の春に広島オールロケで撮影予定の『始まりの場所』PR映像上映など沖さんが分かる作品を上映するそうです。

 沖さんはこの夏に帰省した時に市役所を訪問され、映画館のない江田島市でのホール上映や江田島市での近い将来の映画撮影についてお話しされたようです。


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2019年11月13日 (水)

呉・東広島 議会報告会2019

晴れのちくもり
191112kure_higashihiroshima_gikaihoukoku 昨日の中国新聞から。呉市議会(5カ所)および東広島市議会(8カ所)が11/12から議会報告会を開催するという記事です。両議会とも常任委員会ごとにテーマを決めて、これに基づいて市民との意見交換をする。

 東広島では今年から大学でも開催するということで、広島大学近畿大学工学部の2会場。総務委員会が担当でテーマは「学園都市東広島市」となっており、学生以外も参加可能ということです。

 7月に開催された江田島市では4カ所(旧4町1か所)で、議会運営委員会が6月定例会の報告、3常任委員会が活動報告ののち、質疑応答。その後、「市民と考える『人口減少対策』」というテーマでワークショップを開催しました。ワークショップ導入は初めてのことです(→江田島地区能美地区沖美地区大柿地区

 先日の議会運営員会で検証及び来年度の制度設計について協議を開始しています。これまで不特定多数対象で旧4町1カ所ずつでしたが、来年度は各種団体単位で開催することも検討しています。(→2019.11.8

※呉市議会ですが、新聞にある5カ所は不特定多数の会場であり、高校や各種団体対象の議会報告会を含めると今年度は16カ所だそうです。

★東広島市議会
総務委  「学園都市東広島市」
建設委  「災害の復旧・復興」
文教厚生委「6、9月定例会の議案」
市民経済委「ごみの分別」

11/12(火)15時~ 建設(湖畔の里福富ホール)
11/13(水)18時~ 文教厚生(黒瀬保健福祉センター)
      18時~ 総務(広島大学)
11/14(木)15時~ 建設(河内保健センター)
      18時~ 総務(近畿大学工学部)
11/20(水)18時~ 文教厚生(安芸津生涯学習センター)
11/25(月)16時~ 市民経済(志和生涯学習センター)
11/26(火)16時~ 市民経済(八本松地域センター)

(追記)
191115gikai_houkoku_hiroshima_u 11月15日の中国新聞から。東広島市議会が13日夜に広島大学で開催した議会報告会の様子です。学生や教員、外国人留学生たち約60人が6班に分かれて、議員から議会の役割の説明があり、また、市政についての意見交換を行ったそうです。学生の視点からの『まちづくり』の意見はとても参考になるのではないだろうか。

★呉市議会
 総務委  「公共施設の利活用」
 民生委  「障害者の自立支援」
 文教企業委「小学校・中学校の給食」
 産業建設委「空き家・空き店舗の活用」

11/12(火)14時~ 総務(下蒲刈農村環境改善センター)
11/14(木)14時~ 産業建設(音戸まちづくりセンター)
11/19(火)14時~ 産業建設(市役所内のくれ協働センター)
11/20(水)14時~ 文教企業(川尻まちづくりセンター)
11/21(木)14時~ 総務(仁方まちづくりセンター)

(参考)呉市議会では市内の高校に出向いて議会報告会を行っています。こちらも常任委員会単位で担当しています。議会での議論になりますが、県立大柿高校への「出前講座」も検討すべきである。(高校側の意向も聞く必要がある)

(追記)小田こうしろう呉市議会議員の活動報告をご参照ください。(→呉工業高校との議会報告会


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広報誌における政務活動費の適正な運用

晴れのちくもり

191112hiroshima_seimukatudouhi 11月12日の中国新聞から。市監査委員の市長への勧告(参考→中国新聞2019.9.20)を受けて、広島市議会の会派が2017年度(平成29)に発行した広報誌の作成などに使った政務活動費の一部を利息分を含めて返還したという記事。

 このたびの住民監査請求に基づく結果については広島市HPで公開しているのでご覧ください。(住民監査請求に基づく監査の結果(平成31年度公表分)→政務活動費の交付について

 監査の意見として、議員や会派の広報紙作成に政務活動費を充てたことを争点とした近年の裁判例を挙げ、広報誌の外形的審査だけでなく、他都市の動向や直近の裁判例等について情報の把握に努めることが指摘されています。

 政務活動費は地方自治法第100条第14項から第16項(下記ご参照)まで、および各自治体の条例の規定に基づき、議員の調査研究その他の活動に資するため必要な経費の一部として会派及び議員に対して交付される経費です。

 江田島市においても条例(→こちら)が制定され、マニュアル(→こちら)も整備されていますが、より具体的な支出に関する事例を取り入れたものにすることが求められます。このことについては、議会運営委員会もしくは議会改革推進特別委員会で検討協議する必要があります。

 尚、江田島市議会では会派(政友会)が過去に広報誌を発行・全戸郵送したことがあります。(→平成26(2014)年平成27(2015)年
 

Junpou2076 左写真のように全国市議会議長会が今年2月に裁判事例も含めた『政務活動費に関するQ&A(参考指針)』を取りまとめ全市に送付されています。江田島市議会ではこの参考指針はタブレット端末の共有フォルダに収納されています。

地方自治法第100条
第14項 普通地方公共団体は、条例の定めるところにより、その議会の議員の調査研究その他の活動に資するため必要な経費の一部として、その議会における会派又は議員に対し、政務活動費を交付することができる。この場合において、当該政務活動費の交付の対象、額及び交付の方法並びに当該政務活動費を充てることができる経費の範囲は、条例で定めなければならない。

第15項 前項の政務活動費の交付を受けた会派又は議員は、条例の定めるところにより、当該政務活動費に係る収入及び支出の報告書を議長に提出するものとする。

第16項 議長は、第十四項の政務活動費については、その使途の透明性の確保に努めるものとする。

 

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2019年11月12日 (火)

三高中学校、東京でカキをPR 2019

晴れ
191109mitaka_jh_oyster 今年度も2年生が修学旅行で『カキ』をPRです。今回で3年目ということですが、三高中学校では総合的な学習の時間で地域の特産であるカキの養殖を学んでいます。(昨年→新聞記事2019.2.15
 このたびも東京・銀座TAUで販売するということで、こちらでは『模擬株式会社』を運営するそうです。ぜひ、感想なども聞いてみたいものです。また、校長先生の知人に紹介してもらった相撲部屋では「ちゃんこ鍋」でお相撲さん(力士)との交流という素晴らしい体験が待っています。
 平成29年の統計で11年ぶりに市区町村単位での生産量が全国1位になった江田島市。(→2019.5.11)生徒のみなさんの意気込みも例年以上に高いのではないでしょうか。

(追記)
 大柿中学校は浦安マーケットで『えたじまオリーブオイル』のPRをするそうです。江田島市には都会に住んでいる人からすると素晴らしい自然の恵みがあります。
 平成29年(2019)の農林水産関係市町村別統計(→H29広島県)によると、カキ以外の魚類で漁獲量は広島県で48.7%を占めます。能美町鹿川地区を中心にイワシ網漁が盛んで、イワシ類は県内で55.5%のシェア。イワシとオリーブオイルで『オイルサーディン』を特産品として開発するのもよいのではないでしょうか。こちらは能美中学校がPRすると面白い。

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2019年11月11日 (月)

呉市 ふれあい夢議会2019

雨のち晴れ
191110kure_yume_gikai 11月10日の中国新聞から。呉市で開催された『ふれあい夢議会』に関する記事です。市内の市立中学校26校から参加した31人の生徒が市職員役と議員役に分かれて議論する摸擬議会です。
 行政役の生徒から『地域活性化のアイデア』に関する議案が出され、議員役の生徒が質疑を重ね、最終的に議案の採決をするというもの。面白いのは可決された議案が、市の予算で本年度中に実現するということ。今回は2議案が可決され事業化されるそうです。当日はインターネットによるライブ中継もされたそうです。
 呉市の『ふれあい夢議会』は平成15年度から開催されており、呉市の現状と課題を考え学ぶ機会を持つことで、地方自治を身近なものとして捉え、呉市民としての自覚を培うことを目的として、総合文化事業の一環としてスタートしました。(担当:教育委員会 教育部 学校教育課)
191111kure_yume_gikai_jigyo  平成28年度から今の制度になっており、具体的な提言を『ふれあい夢議会』で討論し、その内容が可決されると事業として実施する『ふるさと子ども夢実現事業』(→PDF)となっています。(事業費30万円/年、採択された議案1件につき補助金10万円)選挙権が18歳に引き下げられ、若年層の政治参加意識を高める取り組みとしても効果があるのではないでしょうか。
 江田島市では平成22年、23年の2月に市内の小中学生を対象とした『子ども議会』を開催したことがあります。その後、平成29(2017)年度から、市内の全小学6年生を対象に議会アドベンチャーを開催し、議会の仕組みや役割などを学ぶため、教育委員会の主導で議会棟の施設見学及び議会の概要説明が行なわれています。参考までに、H29年度対象者は146人、H30年度対象者は142人でした。(議会だより→H30年その1H30年その2H31年その1H31その2
 江田島市においても小中学生や高校生の視点を「まちづくり」に生かす試みをするべきと考えており、呉市の取り組みはとても参考になります。(参考→R1子供議会@広島県
 参考までに、平成25年・26年と2回ほど議長の許可を得て、地元小学校6年生の政治の仕組みを学ぶ授業にゲストティーチャーとして参加したことがあります。(→2014.1.30)現在は市内全小学校6年生が議会アドベンチャーで議会棟での学習をされていますが、議員が学校に出向くことも検討してはどうだろう。

(追記)11月12日
191112hiroshima 広島市では6つの市立高校の生徒が学校ごとにテーマを決めて議会で提言を発表したという記事が掲載されていました。広島中等教育学校の発表では、JR可部線の利用促進について、詳細な住民アンケートをもとに街頭増設や歩道の整備などを求める提言。
 中高生等が住んでいる地域のことを学び、調べ、議論しながら政策にとりまとめて提言することは素晴らしい経験であり、これが正に地方自治の基本であると思います。こういった取組を江田島市内の中高生に提供できる仕組みづくりを検討したい。

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2019年11月10日 (日)

第15回えたじま手づくり市、『艦これ』など

晴れ
191110etajim_tedukuri1191110etajima_tedukuri2  お昼前に能美町高田にある光源寺へ行ってきました。春と秋に開催され、すでに江田島市の風物詩となっている『えたじま手づくり市』ですが、既に15回目を数えました。
 お寺を中心とした実行委員会、地域のみなさん、そして手作り市を支えるボランティアのみなさんの頑張りによって、江田島市内外の出店者が集まり、賑わいを聞きつけて人が集まる。『人』が『人』を呼び込む楽しい企画になっています。
191110etajima_tedukuri4191110etajima_tedukuri3  本堂では江田島市在住のシンガーMIKIさん、なごみ753φのライブなど、そして本堂隣では子どもさん達対象のスライムづくりや魚釣りなどワークショップ。
 またお寺の庭、門前ではアクセサリーや飲食、野菜などの物販もあり市内外からの来訪者で賑わっていました。
191110kankore  折り返して中町にある能美市民センターに向かいました。こちらでは『艦これ』イベントが開催され、主に市外から多くのみなさんが来場してとても盛況でした。
 商工会青年部や島の事業者さんたちも飲食・物販で参加していました。個人的には2年前の春に能美海上ロッジで開催されたイベント以来の訪問です。(→2017.3.12
※『艦これ』は『艦隊これくしょん』の略でもともとはオンライン・ゲームのようです。(→Wikipediaアニメ公式サイト
 その後、旧沖中学校へ。今年最後の自家用オリーブオイルの受付日。市内の生産者さんが今日収穫したオリーブを持ち込まれていました。ほんの少しだけ仕分けのお手伝いです。
 今年は『表年(果実がたくさんなる年 ) 』で沢山のオリーブが収穫されているようです。ある生産者さんは18本の成木で出荷と自家用で約520kgを超えた収穫量だったそうです。(平均すると1本で約28㎏!)江田島市がオリーブ栽培を推奨して9年目になりますが、少しずつ産業としての形になってきています。

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2019年11月 9日 (土)

えびす講と柿高祭&柿高フェスタ2019

晴れ
20191109_ebisu_fukae  午前中は深江地区の恵比須神社例祭に出席しました。毎年、その年の漁を無事できたこと、そして、来年の豊漁を祈願するお祭りです。

 この時期、江田島市内の各所の『えびす神社』で例祭がありますが、『胡子神社』という地域が多いです。

191109kakiko_festa_3jh そのあと県立大柿高等学校へ向かい、『柿高祭&柿高フェスタ2019』です。昨年までは高校を盛り上げようとする市民団体(恵み多き宝の島応援交流隊)と高校の共催であった柿高フェスタですが、今回は文化祭との同時開催でした。

(参考)2019.10.24→11月9日は柿高祭&柿高フェスタ2019

 印象に残ったのは体育館でのファイナル・プログラム。江田島市内3中学校(江田島、能美、三高)吹奏楽の合同演奏です。大柿中学校の吹奏楽は別のイベントで参加できませんでしたが、1年生が「総合的な学習の時間 展示発表」で参加。市内の4中学校と高校との融合はとっても良かったです。

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2019年11月 8日 (金)

議会運営委員会(R1.11.8)

晴れのちくもり

 午前中は委員の交代があって初めての議会運営委員会(以下、議運)が開催されました。これまでは本会議の1週間前に議会運営についての会議がありましたが、令和元年12月定例会より定例会に関する議運は定例会初日の40日前と1週間前の2回開催することが前議運で確認されました。第1回は一般質問通告に関すること、第2回は日程及び議案等に関することが協議されます。

(1)12月定例会等の日程について

 定例会初日を12月10日と予定しており、一般質問に関する議員各位への通告通知、受付開始、締切について次の通り確認されました。
 11月11日(月) 一般質問通告通知
 11月18日(月) 一般質問受付開始(午前9時から)
 11月25日(月) 一般質問締切(正午)

(2)議会報告会の課題について

①7月に開催された令和元年度実施の課題等について
・参加者から出た直近の6月定例会の報告は不要ではという意見があり、報告事項の工夫を行わなければならない。(見直し)
・要点のみ伝え、質疑に時間をかけるべき。
・意見交換では同じ立ち位置で議論できた。
・ワークショップでは司会進行役の負担が大きいので検討課題。

②令和2年度実施について
・実施基準の見直しについてはどうか。
 →そのままとし、運用において柔軟に対応する。
 →基準の見直し(案)あれば、次回に議論。
・これまで対象者を限定せず、旧町1か所(平成27年度はプラス1か所)報告会を各種団体(例えば、商工会、自治会、女性会、高校など)でしてはどうか。
★令和2年度は各種団体単位でご協力いただける団体への報告会及び意見交換会を行う方針を確認。従来型も行うかは別途検討。

(3)その他

①令和元年台風19号災害義援金について
Zenkoku_sigikai_junpou2100r11025   全国市議会議長会が、このたびの台風19号で被災された地域へ災害義援金募集していることについて協議がなされました。
 平成26年広島市における8.20豪雨災害(→2014.9.18)、平成28年熊本地震(→2016.4.28)と同様の対応をすることとし、全議員18人から各1万円、議長交際費からの2万円と合わせて20万円とすることが議運で確認されました。全員協議会で議運の方針を案内しますが、義援金に参加するしないは議員個人の判断になります。
 尚、昨年7月豪雨災害で江田島市に義援金を送っていただいた自治体等の情報を整理して提供するよう議会事務局に依頼しました。

②議員研修について
 今年度の議会報告会でワークショップ形式を活用して意見交換を行った。今年度、ファシリテーションに関する研修を行う予定。(来年1月若しくは2月)

③タブレットの活用について
 議会改革推進特別委員会の飯塚市視察における「まとめ」にあるとおり、今後、タブレット端末の活用によるペーパーレス会議を推進する必要があります。
 まずは委員会で活用するため、説明資料等を格納するクラウド本棚(→参考)を含む会議用ソフトウェアを導入するための費用を来年度予算に計上する予定との説明があった。(現在見積依頼中)

【議会改革推進特別委員会のタブレット活用に関するまとめ】
 本市議会では、会議でタブレット型端末を多角的に活用することによる議会運営の効率化及び会議資料等の紙媒体の削減を推進するために平成28年10月に導入し、議員に貸与している。
 しかし、その活用は会議の開始通知等各種案内や資料作成に伴う内容確認などにとどまり、議員によって習熟度が異なるため会議で多角的に活用されていないのが現状であり、ペーパーレス会議には至っていない。
 場合によっては紙面を使用するなど、完全ペーパーレス化ではなく状況に応じた活用方法や不慣れな議員に対し、議員同士や会派内での助け合いや継続して研修を行うとともにタブレットを活用した会議用ソフトウェアの導入を検討する必要がある。

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2019年11月 7日 (木)

広島県 海ごみの実態調査(H30年度)

くもり時々晴れ

H30survey_etajimaH30survay_2018   左は広島県が県内の海岸135地点を対象に目視による海岸全域調査を行い、県全体の海岸表格物の量と組成を推計した『広島県海岸漂着物実態調査報告書(H30年度)』から抜粋したものです。(→報告書PDF

 広島県の市町別海岸漂着物総量の平成30年度平均を重量別、体積別に現したグラフと表です。県内の海岸線延長(約 1124km)のうち、人工海岸を除いた海岸線延長(約427km)を対象としています。

 重量では江田島市が圧倒的に多く、体積においても大竹市に次いで2番目に多いという結果になっています。また、県内では西郡が圧倒的に『海ごみ』が多いこともわかります。

 昨年12月の定例会で『海ごみ対策プロジェクト』と題して2項目について一般質問しました。(→一般質問PDF

 質疑応答でもわかるとおり、江田島市においても海ごみ対策に取り組んでいるところですが、海ごみは潮の流れや風など季節要因により回遊するので市単独で解決することはできません。しかし、江田島市において官民が協力してできる範囲の対策はこれからも講じていくことは大切です。

 今年度、広島県では『海ごみ』の本格的な対策会議(広島県海ごみ対策検討委員会)で議論されています。11月をめどに基本方針が執り纏められる予定になっており、広域的な取り組みの体制が早期に整えられることを願っています。(→2019.9.16

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2019年11月 6日 (水)

ボランティア清掃ごみ袋

晴れ
191023_volunter-garbage-bags 左は「江田島市ボランティア用ごみ袋」です。恥ずかしながら、先月初めて実物を見て、その存在を知りました。

 市に申し込む(登録)をして交付を受け、ボランティアで清掃するゴミをボランティア用ごみ袋を利用すると無償で処理していただけると聞きました。

Volunteer-garbage-bags-koho201401_p14_15 ネット検索すると左写真のように広報えたじま第111号(平成26年1月号)1月号に掲載されていることが分かりました。(→PDF

 平成25年度(2013)に公共の場所を無償清掃する個人または団体の代表者に「ボランティア清掃ごみ袋」を交付する制度ができました。

 交付手続きや利用方法など、詳しくは地域支援課(電話:0823-43-1637)にお問い合わせください。

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2019年11月 5日 (火)

R1年10月末の火災・救急件数

晴れ
2019fire  左は市HP(→こちら)に掲載されている火災・救急件数です。10月末までの状況ですが、火災・救急・救助とも昨年・一昨年の同時期に比べて少ないようです。
 全国的に火災のニュースがメディアで流れています。これから乾燥する日々も続きますので火の取扱いには注意しましょう。また、朝晩の冷え込みも厳しくなりますので体調管理にも十分気を付け、インフルエンザ対策も大切です。

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2019年11月 4日 (月)

広島湾さとうみフェスタ2019

晴れ

191104_hiroshimabay0191104_hiroshimabay5  広島市南区、CLiP HIROSHIMAで開催された『広島湾さとうみフェスタ2019』(主催:広島湾再生推進会議・広島さとうみネットワーク)に行ってきました。コンセプトは、『瀬戸内のさとうみ・さとやまをまもり、つづけるために。楽しく、おいしく学べるフェスタ』。(視聴期間限定→TSS

 会場では広島県や山口県の島々で製造される名産品の販売や瀬戸内海で生きる人々の写真展(8~9割は江田島市民)、プラスチックごみの削減を訴えるコーナー(県立国泰寺高校)などが並んており、江田島市からは江田島市観光協会(一社)広島湾地域資源ネットワーク(以下、広島ベイネット)が出店していました。

191104_hirsohiabay1 191104_hiroshimabay2  トークセッションでは、広島県立大学・大学院経営管理研究科の百武ひろ子教授がコーディネーターをつとめ、広島湾の環境の改善や賑わいづくりなどに取り組んでいる団体や個人の活動報告がありまいた。

 また、かなわ水産(江田島市)、広島ベイネット、広島県商工労働局、宮島水族館、竹の駅あきたかた、国土交通省中国整備局企画部が登壇して各団体の紹介や意見交換が行なわれました。

  各団体からの報告や今後の取り組みでは、カキ(AI実証実験)、広島湾周遊ツアーなど江田島市のことが多く取り上げられていたことには驚きました。

1911044_hiroshimabay4 191104_hirsohiabay3  広島湾さとうみネットワークには連携して豊かな里山・里海を作り上げようと行政や市民、企業などが参加して広島湾の再生計画に取り組もうとしています。

 広島湾の中心に位置する江田島市も行政として参画してはどうだろうか。(広島市、呉市は参画しています)

(追記)11月5日 読売新聞

191105hiroshimabay_yomiuri

 

 

(参考)『かわな水産』さんのポリエチレン製イカダによる実証実験の発表です。

 

安芸高田市からの神楽団は見応えありました。

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府中市議会、議会改革特委の報告会

晴れ
191104fuchu_gikaihoukoku 今日の中国新聞から。府中市議会の議会改革特別委員会が取りまとめた議員定数や議員報酬の案について市内8ヵ所で議会報告会を開くという記事。昨年の市議選無投票を受け、特別委員会を設置して議会改革について取り組み、以下の案をまとめました。このたびの報告会で市民の意見を踏まえて来年3月までに委員会として議長への答申案を提出するという。

(1)議員定数 :現行0人から1減の19
(2)議員報酬 :現状維持の月額40万円
(3)政務活動費:現行から1万円増の月額2万円

 江田島市議会では議会改革推進特別委員会で定数・報酬を含む『議会の在り方』について調査研究を行なっており、無作為抽出2000人への市民アンケートを終え、12月には報告書が委託業者から納品される予定です。今後、市民との意見交換の場を持つかどうかは委員会が検討することになります。
 参考までに、平成23年6月に設置した議会改革特別委員会では、事前に「議会の在り方」について委員会報告会を旧4町で実施し(→江田島町能美町沖美町大柿町)、定数については議員へのアンケート(→こちら)をしたことがあります。

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2019年11月 3日 (日)

2019年度第13回えたじま日本語クラブ

191103miyanohara_nihongo 『オリーブ・ミュージアム祭典inおきみ』をあとに日本語クラブを訪問。江田島市の日本語クラブは3カ所(宮ノ原、高田、三高)あります。基本的に毎月第1・第3日曜日に開催されており、三高会館では午前10時から、高田交流プラザと宮ノ原隣保館は午後1時半から2時間です。

 今日は久しぶりに宮ノ原隣保館の日本語クラブにお邪魔しました。中国4、フィリピン1、日本4の参加者です。フィリピンから今年の7月に来日した男の子は、まだ日本語に慣れていません。日本人スタッフと英語を介して日本語を学びました。

 中国からきた技能実習生は日本語能力試験N3の問題集に挑戦です。漢字圏だけあって漢字の問題はパーフェクト。遅れてやってきた2人の中国人は鷲部の小祭りに行ってきたということで、地域行事に積極的に参加して楽しそうでした。
(参考)外国人市民の参加:三高会館2、高田交流プラザ6人

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第9回えたじまオリーブ・ミュージアム祭典inおきみ

くもり
20191103_093517191103oogakichu  午前中は大柿中学校の文化祭を訪問し、母校の後輩達の発表会を見学させていただきました。1年生の発表では、タイムマシーンを使って、源平合戦へワープ。安徳天皇との遭遇や大君地区のみなさんが、当時のごちそうを献上し、これが郷土料理の『ごも(もぶり飯)』になった由来、そして現代に戻って江田島市の自然豊かな海こそ、江田島市が誇れる地域資源という発表は、中学生の視点で描かれており、とても参考になりました。会場の後方には、生徒のいろんな作品が展示されていましたが、綱引きをしているフィギュアがとてもリアル感があって良かったです。
191103olive その後、鹿田公園で開催された第9回えたじまオリーブ・ミュージアム祭典inおきみに行ってきました。市内外から多くの来場者が楽しんでいました。地域の会社で働いているベトナム人市民もオリーブ冠づくりに挑戦し、仕事以外で地域の行事に参加していただいていることに感謝。
  沖美ベジタ有限会社が新たにオリーブ・オイルを市販を始たり、NPO法人沖美町地域再生会議が製造するオリーブ新漬は数百種類あるといわれる品種のあるオリーブのうち『ミッション種』を活用。(株)フーズパートナー(沖美町畑)が無農薬で栽培したオリーブの葉を新鮮なうちに焙煎した「手もみ茶」、江田島産『プレミアムオリーブ茶』もお披露目されてした。少しずつですが江田島特産品が増えてきています。

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2019年11月 2日 (土)

自家製オリーブ新漬け2019

晴れ
 20191101_204214 先日の沖地区でのオリーブ収穫祭でいただいたオリーブを新漬けにしてみました。2%の苛性ソーダ水で渋抜きに12時間、3日間朝昼晩の水の替え、そして1%、2%と1日ごとに塩水の濃度を上げながら漬け込んでいきます。まもなく完成します。
 思い起こせば8年前に江田島産オリーブオイルがスタートしました。(→2011.11.2)歳月が過ぎるのも早いものです。平成28年11月に策定された『江田島市オリーブ振興計画』ですが今年が中間年として見直し時期にあり、これを機に文書質問を提出しました。(→PDF
 昨日、インターネット配信されたNHKビジネス特集『参入相次ぐ 国産オリーブ競争』(→こちら)でも江田島オリーブが取り上げられていました。徐々に江田島産オリーブも脚光を浴びる特産品になるのではないでしょうか。
 明日11/3『第9回えたじまオリーブ・ミュージアム祭典inおきみ』が鹿田公園で開催されます。多くのみなさまがご来場し、楽しんでいただけることを祈っています。

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2019年11月 1日 (金)

R2年度予算編成方針について

晴れ

 今日から11月がスタートしました。10月21日付、総務部長から各部局長宛の『令和2年度予算編成方針』が昨日(10/31)公開されました。(→市HP

 予算編成における基本的方針・事項が示されており、これに従って、①各部局の予算要求、②財政課長ヒアリンイグ、③総務部長査定、④市長・副市長査定、⑤査定後の内示、⑥各部局からの復活要求を経て、来年1月中下旬には予算原案が作成されます。

 参考までに、議会だより第25号(H23.2.1)で掲載した予算編成から決算までの特集記事(→PDF)をご覧ください。

 基本方針の大きな柱は以下の9つの視点となっております。『決算審査特別委員会や予算審査特別委員会、監査委員から指摘のあった事項について的確に予算へ反映させること』との記述もあり、議会の意見も加味される予定。予算要求基準も含めた詳細については基本方針をご参照ください。(→令和2年度予算編成方針PDF

(1)職員の意識改革
 ①前例踏襲の排除、②類似事業の重複排除、③固定化等の是正、④社会の変化を踏まえた事業の見直し。

(2)災害復旧事業
 新たに被害規模が確認された箇所も含め、早期復旧に取り組む。

(3)3つの重点テーマによるチャレンジの継続
 人口減少の課題解決に向けた取組は継続する。 【しごとの創出】、【子育てしやすい環境づくり】、【健康寿命の延伸】

(4)総合計画・実施計画の効率的な実行・実現
 「市民満足度の高いまちづくり」、「未来を切り開くまちづくり」の2本柱である第2次総合計画(期間10年)の後半がスタート。市役所内部で横断的に施策・事業を展開する場合は関係部署の綿密な連携を心がける。

(5)地方創生の推進
 ひと・まち・しごと創生本部会議(市役所内部組織)、ひと・まち・しごと創生有識者会議での議論・意見を踏まえ、ひと・まち・しごとづくりの施策に重点化した事業を積極的に検討・実施すること。国の財政支援措置の活用も検討。

(6)財政計画の堅持
 職員一人ひとりが現状や将来の在世状況を十分認識し、中長期的な視点をもつこと。平成27年度から始まった普通交付税の合併特例加算の縮減は、令和元年度で終了するため、令和2年度から一本算定となる。(減額)

(7)行財政改革の推進
 第3次行財政改革大綱の基本取組項目(○基礎自治体としての体制整備、○「選択と集中」による事務・事業の重点化、○民間活力や住民パワーの活用、○組織及び財政のスリム化)念頭に、事務事業評価における検証・評価で認識した成果や課題に対し、メリハリのある予算として反映させること。

(8)公共施設等のマネジメント
 公共施設等の最適な配置、建替、改修、廃止等施設のあり方、更新費用や維持管理経費などの財政負担の軽減・平準化など、中長期的な施設のマネジメントを検討した個別計画を整理すること。

(9)市民の声・現場の声の的確な把握と協働のまちづくりの推進
 市民からの要望・提言等に基づいたそれぞれの地域における懸案事項や市民生活に密着する事業については、的確に把握し、緊急性・重要性などを勘案しながら、事業内容の精査及び優先順位付けを行い、効率的かつ効果的な事業実施の手法を検討すること。

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