R1子供議会@広島県
くもりのち晴れ 10月20日の中国新聞から。広島県内の小中学生が議員役となって県政の課題を問い質す「子供議会」が開催され、小学5年生から中学3年までの44人が災害時の被災者支援や平和学習の在り方について質問や提案をし、県知事等が答弁をしたというもの。
平成27(2015)年6月に公職選挙法が改正され、選挙権は18歳以上ということになりました。政治離れということはよく言われていますが、選挙年齢の引き下げにより小中学生からこういった学習する機会は大切で、また、地方自治の仕組み、特に自分たちが住んでいる議会が地域のことを決定しているということを体験することは重要です。 平成21(2009)年3月定例会で、かつて旧・大柿町が町制30周年記念(昭和59(1984)年8月24日)として「子供ミニ議会」を開催したことを引き合いに、江田島市で「子ども議会」を開催してはどうかとの提言をしました。この提案を受けて、平成22・23年のそれぞれ2月に子ども議会(市内小中学生)を実施したことがあります。
その後、開催されていなかったので平成27(2015)年12月定例会で「子ども議会の再開と少年議会」を提案(→質問内容)しました。当時の塚田秀也教育長からは子ども議会の再開については「小中学校長と検討」、少年議会(仮称)については市内4中学校と高校の校長に情報提供するという答弁をいただきました。(参考:少年議会(山形県遊佐町)→平成30年度 第16期遊佐町少年議会)
「子ども議会」の復活には至っていませんが、平成29(2017)年度から、市内の全小学6年生を対象に議会アドベンチャーを開催し、議会の仕組みや役割などを学ぶため、教育委員会の主導で議会棟の施設見学及び議会の概要説明が行なわれています。(H29年度対象者146人、H30年度対象者142)
個人的には江田島市において、子ども議会の復活、少年議会(山形県遊佐町の例を参考に)もしくは高校生による模擬議会などを活用し、小中学生や高校生の視点を「まちづくり」に生かす試みをするべきと考えています。このことで少しでも政治に興味を持ってもらい、積極的に「まちづくり」に参画する意欲が生まれる仕掛けになればと思っています。
2009年 3月11日 子ども議会
2015年 12定例会一般質問(子ども議会の再開と少年議会)、議事録抜粋
2016年10月24日 子ども議会等の復活を
2016年10月31日 福山市の子ども議会
2017年 6月21日 県議会で”子供議会”
2019年 8月 7日 子ども議会@三次2019
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