かんぽの宿たけはら 営業終了へ
晴れ 今日の中国新聞から。昨年の西日本豪雨で被災したことにより、営業中止になっていた「かんぽの宿竹原」ですが、災害からの改修コストに見合う収益を上げるのが困難との理由で今年12月20日に営業を終了することが決定したという記事。
1970年(S45)開業し、ピーク時の2011年度(H23)に2万5792人が宿泊し、日帰り入浴も年間約10万人が訪れる竹原市の主要な観光資源が約50年の歴史に幕を閉じることは残念なことです。
江田島市にもかつては『かんぽの宿』がありました。小泉首相の郵政民営化路線により、当時は郵政公社(2003~2007年、H15~H19)でしたが、江田島市能美町中町にあった『かんぽの宿安芸能美(安芸能美簡易保険保養センター)』は2006(H18)年 3 月末 に大幅な赤字を理由に他の7施設と一緒に廃止になりました。いまは民間企業の資材置き場になっています。『国民宿舎能美海上ロッジ』と並ぶ大型宿泊施設の撤退は江田島市の観光産業にとっては大きな痛手となったのは言うまでもありません。
近年、能美海上ロッジ閉館(→2016.8.24)、昨年の西日本豪雨の影響を受けてサンビーチおきみの閉館(→2018.10.13)と続いていましたが、今年6月にサンビーチおきみが『Uminos Spa & Resort(ウミノス スパ&リゾート)』としてリニューアル・オープンし(→2019.7.12)、また、令和3年3月には旧海上ロッジ周辺に新しいホテルが開業する予定であり、民間企業の提案による『岸根(がんね)における開発事業』も7月末に調査報告が市に提出され、これから事業化するか検討しているところです。(→2019.3.25)
観光産業の振興に大きく舵を切った江田島市です。行政、市民、議会が一つになって恵み多き島、えたじまを盛り上げていきましょう。
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コメント
竹原市のかんぽの宿も閉館ですか。
たまにドライブ途中に風呂に入るのに便利だったのに。
以前はホテル賀茂川荘でも
立ち寄り湯が出来てたんだけど
ずいぶん前にやめてしまったですね。
投稿: 九州急行 | 2019年9月25日 (水) 21:53