庄原版DMO設立に向けた検討会発足
晴れ
左は7月31日の中国新聞から。『庄原版DMO』の来年(2020)4月設立を目指し、関係団体が検討会を発足させたという記事。検討会の委員には、庄原商工会議所、休暇村帝釈峡、スノーリゾート猫山の運営会社、道の駅連絡協議会の役員たち9人が就任。
DMOは、現在の庄原市観光協会をベースに構成する予定とのこと。産品の開発、販売など地域商社の機能を持たせ、観光で稼ぐための中心組織とする方針で、地域にあった組織体制や事業計画について年末までに意見をまとめる。
※地域DMO 基礎自治体である単独市町村の区域を一体とした観光地域として、マーケティングやマネジメント等を行うことにより観光地域づくりを行う組織。(地域DMOの取組事例→その1、その2) |
江田島市では、平成29年3月に策定した江田島市観光振興計画(→素案、パブコメ)に基づいて、平成30年度から官民協業の観光振興モデルとして、観光協会、商工会、市等で構成する江田島市観光戦略チーム『一歩』が組織されました。
平成30年度は、①戦略的な広報の検討とPRイベント等を考えるプロモーション、②観光スポットや体験プログラム等、コンテンツの開発、③魅力ある食と商品開発の3分野で議論がなされ、複数の事業案が取り纏められました。来年度にはいくつかの事業を展開する予定と聞いています。平成30年度の成果物のひとつとして、観光ガイドブックとガイドマップが出来ました。(→2019.3.18)
令和元年度の『一歩』における活動は江田島市の当初予算資料では次の通りです。
■観光戦略チームによるプロジェクトの実施(3000万円)・・拡充
江田島市観光振興計画では、本市の観光振興を図るため、官民が一体となり観光戦略チーム『一歩』を設置し、計画目標である総観光客数100万人の達成に向け、具体的な取り組みを行なっている。平成31年度も引き続き観光戦略チーム『一歩』によるプロジェクトを推進する。
(1) 観光戦略チーム支援業務委託料(2000万円) 観光のプロによる支援を受け、観光客の増加に有効なコンテンツの事業化に取り組む。 (2) 観光戦略チーム事業補助金(1000万円) |
上記のことを『一歩』が行いますが、江田島版DMOになりえる組織として、江田島市の観光産業の『エンジン』になってもらうことに期待したい。
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