R1年度、江田島バスの取り組み
晴れ
左は過去6ヵ年の江田島バスの収支に関するものです。(市HP参照→下段に江田島バスの経営状況を公開)
過疎地域だけでなく、バス事業は全国的にも赤字路線が多く、江田島バスにおいても補助金がなければ営業赤字であり、毎年6~7千万円の補助金を交付しています。
しかしながら、直近の2年は非常に厳しい経営状況といえます。
このことを打開するため、江田島市は平成31(令和元)年度に、生活交通対策事業費補助金として、通常の補助金以外に3329万円を江田島バスに支給することになっています。
内容は左の通りであり、利便性向上のためのICカード(パスピー)導入や運行に詳しい人材を複数名増員配置するための人件費補助です。
また、先日(5/31)の全員協議会において説明があったように、営業所を旧飛渡瀬保育園跡地に設置し、また、バス待機所として活用することで、これまでの車庫(能美町中町)よりも運行コスト削減が見込めること、航路とバスの乗継改善など、効率化および利便性の向上に取り組む予定です。(→2019.5.31)今年度からの取り組みが効果のあるものとなるよう願っています。
(過去ブログ)
2017.4.14 赤字バス路線に対する国の動き
2016.4.5 バス路線について考える
2016.2.6 循環バスの検討を
江田島バス㈱の事業報告および事業計画
○第31期(平成29年10月1日~平成30年9月30日)
○第30期(平成28年10月1日~平成29年9月30日)
○第29期(平成27年10月1日~平成28年9月30日)
○第28期(平成26年10月1日~平成27年9月30日)
○第27期(平成25年10月1日~平成26年9月30日)
○第26期(平成24年10月1日~平成25年9月30日)
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