午後から議会改革推進特別委員会に出席しました。本日の協議事項は以下の通りです。
(1)議会活動の活性化に関する具体的検討項目について
議会基本条例の検証および議員定数・報酬を除く、具体的検討項目について、前回確認された7項目についての今後のスケジュールについて協議がなされました。取りかかる順としては以下のように確認がなされました。
①タブレットの活用について
既に議員に配布されているタブレットの有効的な活用について検討する。例えば、本会議場での活用にはルールづくりが必要です。
②情報公開について(SNSの活用、議会中継を市民センターで視聴可能にするなど)
他市町のように議会(事務局)の公式アカウントで情報発信(参考→広島市議会、呉市議会事務局)、また、議会中継の市民センター等でのライブ中継視聴については、予算や場所も含めて、執行部との協議が必要となります。
③政治倫理条例の一部改正について(自治会長の兼務についてを含む)
前期議会で改正条例案が策定されており、条例案の確認をし、本年度内に発議による条例化を目指す。
④長期欠席議員の議員報酬および期末手当の減額について
前期議会で改正条例案が策定されており、条例案の確認をし、本年度内に発議による条例化を目指す。
⑤委員会について
委員会については、議員定数にも関係しており、時間をかけて議論をしていくことが確認され、①~④の検討後に取り組むこととした。
ア.委員会付託について
イ.予算決算常任委員会の設置について
ウ.常任委員会の数について
エ.予算案の修正について(修正案の提出など)
⑥正副議長選挙の立候補導入(所信表明の機会)
現在、議長2年、副議長1年という任期(再任を妨げない)の申し合わせがありますが、立候補導入の是非を議論し、導入すべきとの結論が出たとしても、改選後の議会からとすることを確認。
⑦市議会議員選挙における選挙広報について
条例化するとしても予算が必要となるので、改選(2021年秋)の1年前、つまり、来年の秋までには結論づけることが確認されました。
(2)議会基本条例(→こちら)の検証について
本日は第3条(議員の活動原則)、第4条(会派)、第5条(市民参加及び市民との連携)について取組状況・実績を確認し、条文内容の改正は必要ないとの確認がなされた。ただし、運用については適切に運用されているが、さらなる取り組みが必要であることとしました。
会派は、政策を中心とした同一の理念を共有する議員で構成し、活動するものであるから、定例会における一般質問で『○○○の対策について』などの質問が同一会派から複数出る場合は、会派内での調整をすることも必要との意見が出されました。
(3)アンケート調査内容について
議員定数及び報酬に関する事項を含めた議会・議員活動に関する市民アンケートですが、昨日の定例会で補正予算が可決されました。今後のスケジュールとしては、7月末に一般競争入札ののち、8月から9月にかけてアンケート調査をすることが確認されました。
(4)その他
・視察研修について
これから定数・報酬についてどのような視点で検討しなければならないか、委員が共通の認識を持つため、議員定数・議員報酬の決定手法と地方財政等への影響と題した研修にいくこと及び議会改革先進地の視察をすることが確認されました。
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