国際交流協会、そして姉妹都市提携を考える
昨年12月に江田島市国際交流協会が発足し(→H30.12.18)、新年度に入って4月25日の理事会で会長(市長)以外の役員も決まり、定時総会がすめば、本格稼動することになりました。
すでに国際交流協会が主催する『えたじま日本語クラブ』はスタートしています。(→第1回、第2回)
一部市民からは、ベトナムのマチとの姉妹都市提携ができないかとの声もあります。国際交流協会設立記念講演として、元・東京外大副学長の伊東祐郎先生からは、総務省(旧自治省)による国際化政策の推移として、1980年代の国際交流、1990年代の国際協力、2006年からの多文化共生という流れを分りやすく、また、江田島市の日本語クラブ(日本語教室)の役割として、重要な順に、①居場所、②交流、③地域参加、④国際交流、⑤日本語学習ということのアドバイスをいただきました。
先日、ベトナム人の技能実習生から、左写真を頂きました。こちらはベトナムでの牡蠣養殖作業のものです。私も知らなかったのですが、ベトナムでも牡蠣養殖が盛んであるということです。場所を聞いてみると、VAN DON (ヴァンドン県 3万9160人)、CAT BA(カットバ群島、世界遺産ハロン湾の近く)とのこと。
もし、姉妹提携をするとすれば、人口も4万人弱、江田島市と同じく牡蠣養殖産業がさかん、江田島市も世界遺産の宮島に近いということを考えれば、VAN DONやCAT BAにある自治体との交流が出来ればと思います。民間交流も大切ですし、行政も一役買っていただくことに期待したい。
一方、以前にも書きましたが、江田島市には、かつて世界三大兵学校といわれた旧海軍兵学校(現・海上自衛隊第1術科学校、幹部候補生学校)があったマチであり、英海軍士官学校があるダートマス(イギリス)、米海軍士官学校があるアナポリス(アメリカ)との姉妹縁組も検討しても良いのではないでしょうか。(→過去記事)参考までに、呉市と中国・温州市は民間レベルの経済交流からスタートしています。(→H23.10.15)
| 固定リンク
「多文化共生・国際交流」カテゴリの記事
- 第5回 国際ヒューマンフェスタ(2024.12.08)
- R6年度第12回日本語クラブ(2024.10.06)
- 自転車交通安全教室@江田島ロータリークラブ2024(2024.09.26)
- R6年度第11回日本語クラブ(2024.09.15)
- R6年度第9回日本語クラブ(2024.08.18)
コメント