« 高齢化率にみる特性 | トップページ | 第2次総合戦略をどう描くか »

2019年5月21日 (火)

地域日本語教育スタートアップ事業を終えて

晴れ
201901end_kunibetsu 江田島市では、文化庁の地域日本語教育スタートアッププログラムを平成28年度から平成30年度の3ヵ年行ないました。これは「生活者としての外国人」を対象とした日本語教室が開設されていない地域となっている地方公共団体に対し、地域日本語教育の専門家を派遣することにより日本語教室の設置に向けた支援を実施し、これにより日本語学習環境が整備され、日本語教育の推進が図られることを目的とした事業です。

 2年目の平成29年度から外国人市民と日本人市民の交流の場である、『えたじま日本語クラブ』がスタートし、今年度から江田島市国際交流協会が主催することになりました。(→えたじま日本語クラブ

 左上の表は最終年度(平成30年度)の報告書から抜粋した数値に基づいて作成したものです。国別では、①ベトナム、②フィリピン、③中国、④インドネシアと続き、この4カ国で88.4%を占めます。尚、2019年1月末現在での外国人比率は3.04%です。

201901end_zairyushikaku 一方、左は在留資格別にまとめたものですが、技能実習(2号ロ271、1号ロ147、3号ロ12)が多数を占め、永住者、特定活動、定住者と続きます。(技能実習の区分と在留資格→こちら

 今年4月からの改正入管法施行により新たな在留資格(特定技能1号、2号)が創設されました。(→H30.12.9)これにより、今後、江田島市に居住する外国人の在留資格も多様化するものと思われます。

(参考)文化庁への報告書(地域日本語教育スタートアップ)
平成28年度報告書
平成29年度報告書

平成30年度報告書

|

« 高齢化率にみる特性 | トップページ | 第2次総合戦略をどう描くか »

多文化共生・国際交流」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 高齢化率にみる特性 | トップページ | 第2次総合戦略をどう描くか »