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2019年3月 5日 (火)

汚染土処理施設、広島県が許可

晴れのちくもり

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 左は昨日のテレビ新広島のニュースから。(一定期間が過ぎると視聴できません。→こちら
 昨日の昼前に広島県環境部長から林久光議長宛に電話連絡があり、事業者の土壌汚染対策法に基づく汚染土壌処理業の許可申請について県が許可する記者会見を午後に行なうとの一報がありました。議長から予算審査中の文教厚生常任委員会に対して、審査後に報告がなされました。
 これは(江田島市議会議長に対する記者会見前の事前連絡)、平成29年(20176月定例会において、江田島市議会が県知事に対しての意見書(汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たっては,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを求める意見書→こちら)を決議し、提出したことによるものと考えます。一議員として、事業者と反対協議会(地域住民及び関係漁業協同組合)との合意がなされない中での県の判断は残念です。本件については、係争中(県が被告として訴えられている)であり、今しばらく判断は先になると思っていました。(→H30.10.30

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 左は今日の中国新聞から。昨日の県の許可を受けての記事です。このたびは、県は汚染土壌処理業の許可に加えて、土を運び入れる船舶が接岸する桟橋設置のための海域占有変更も許可しました。
 事業者の計画では、東京以西(平成27年12月25日付の事業者が県西部厚生環境事務所呉支所長宛に提出した汚染土壌処理施設の設置に係る事前協議書では日本全国)から船舶で運び込まれることになっています。(船舶輸送9割、陸上輸送1割)
 桟橋設置における海域占有変更において、漁業協同組合等の同意が必要かどうかについて、設置場所が漁業権放棄海域であり、同意不要との見解に基づいて県が許可判断したものと推察。
 県が事業許可及び桟橋設置に係る海域占有変更を許可したことにより、事業者は操業に向けて動き始めますが、係争中の訴訟内容(結果)によっては二転三転することも予測されます。市民や漁業者が最も恐れるのは『風評被害によるイメージダウン』。
 江田島市は、持続可能な自治体を目指すため、移住・定住のみならず、観光産業、そして漁業振興(→第2期水産振興ビジョン案)に注力しています。市民も恵み多き島、えたじまに向けて、みんな、頑張っています。この潮流を止めることのないよう、過半数の反対署名をした市民(→H29.5.13)の思いに繋がるよう、県・市も活動して欲しい。

(追記)

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 2019年3月6日の中国新聞に、湯崎県知事が汚染土処理施設についてのコメントが掲載されていました。
 下の動画は、平成3135日に実施した、知事記者会見の質疑応答の模様です。文字起こしした内容は広島県HPで確認できます。(→こちら
 
【質問項目】
○「県立広島大学の改革」について
江田島市における汚染土壌処理業・桟橋設置の許可について動画1分8秒から
○広島経済同友会からの創業支援に関する提言について

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