第11回摸擬議会 in 東広島2019
小雨のちくもり
今回で第11回目を数える摸擬議会にはNHK広島が取材に来られ、4月の統一地方選挙に関連して『お好みワイド』で取り上げられる予定です。(3月上旬に放送予定)
※昨年は江田島市で摸擬議会が開催されました。(→H30.2.13)
テーマは「手話言語条例」です。まずは1時間かけて手話や手話言語条例について、東広島市職員による勉強会がありました。(→こちら)
その後、摸擬議会がスタートです。模擬市長が全員協議会で次回議会に上程する議案を3つ、①手話言語条例案、②障害者コミュニケーション条例案、③予算案について説明し(→こちら)、質疑応答がなされました。
質疑後、摸擬議員(参加者)が3つの会派(グループ、各会派3名づつ)に分かれて、ワークショップにより、市長原案について検討をし、修正案につついて検討します。各会派にファシリテーターを配置することでスムーズな検討がなされます。
その後、中間発表ということで政策討論会(議会報告会)として各グループが発表し(→こちら)、質疑応答がなされます。
市長が提示した予算案について、各グループから、こういった使い途が良いのではないかという意見がでてきました。これに対する各グループが質問をしていきます。
もともと3つの会派(グループ)でしたが、2つの会派が一つになって新たな会派(最大会派8名)を結成する動きもありました。
15時からいよいよ本会議です。私は摸擬議長役として議事進行を仰せつかりました。時間の都合上、市長提案及び質疑については省略。(午前の全員協議会)その後、修正案の提出がなかった2条例案について、それぞれ採決をし、賛成多数で可決されます。
続いて、予算案では2つの会派から修正案が提出され、各会派から説明のあと、質疑応答がなされました。みなさん、色々な視点から予算の範囲内でできることについてのアイデアを入れていました。質疑応答の後、討論に入ります。それぞれの案についての反対討論、賛成討論がなされます。
最後に採決(摸擬議員12名で過半数は7)です。少数会派が最も市長原案に遠いことから、この案から採決ですが、4人会派でしたが、他会派から1名の賛成票を受けましたが、賛成少数で否決。続いて最大会派の採決に入ります。会派8名の賛成多数により可決され、審議終了です。
参加者からは、議会のプロセスが分って面白かったという感想も頂きました。昨今、議員のなり手不足という課題もマスメディアで流れています。自分たちの地域の議会で自分たちの身近な行政運営が決定されていることを知っていただくことが大切です。
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