新たな特別委員会の設置に思う
晴れ
1月21日の議会運営委員会で確認された新たな特別委員会の設置ですが、昨年1月16日(→こちら)の議会運営委員会で確認されている、『定数については任期満了1年前(平成32年10月末)までに議会としての結論を出すこと』及びその他の議会改革(活性化)について議論していくことになると思います。前回、議員定数を削減したのは平成25年2月定例会(定員20→18)で、任期満了まで7ヶ月前のことでした。このときは議員アンケート(→アンケート結果)を尊重して定数を決定しましたが、今回は市民の意見も広く聞くことが大切です。(市民アンケート、公聴会制度などの活用)
江田島市議会では、議会の改革(活性化)に関する特別委員会を過去に1回設置したことがあり(平成23年6月定例会で議決された議会改革特別委員会)、その当時、議長から以下の6項目の諮問事項を受けました。(→H23.6.23)
【諮問事項】
(1)議会運営のあり方に関すること。
(2)チェック機能の強化に関すること。
(3)透明性のある開かれた議会のあり方に関すること。
(4)専門的知見の活用に関すること。
(5)議員定数に関すること。
(6)その他議会の活性化に関すること。
この諮問を受けて、平成23年7月13日の第1回会議から平成25年8月5日の第26回会議まで1年11ヶ月の期間において26回の会議を重ね、最終的に議会改革についての答申(→こちら)及び最終報告(→こちら)を取り纏めました。(写真左:研修視察、写真右:第1回中間報告)
その集大成ともいえるものとしては、平成25年9月定例会で議決された江田島市議会基本条例です。(→H25.9.11、平成26年4月1日施行)
平成29年11月に改選されて今年度(平成30年度)に報告会を開催する予定でしたが、7月豪雨災害直後であったため、やむなく中止になりました。基本条例を議決した当時からすると議員も大幅に入れ替わり(定員18人に対し、当時の議員10人、委員会委員4人)、また、時代も少しずつ変化していくなかで基本条例の見直しも検討しなければなりません。
このたびの特別委員会設置では、今年4月には施行されて6年目を迎える議会基本条例について、今一度改革すべき事項を整理し、目標を明確にして議会改革(活性化)を更に推進することについて調査研究することが求められるのではないかと考えています。
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