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2018年12月 6日 (木)

マンホール蓋の意外な活用方法

雨のちくもり

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 昨日の中国新聞から。東広島市が豊栄町に生息する天然記念物、『オオサンショウウオ』がデザインされたマンホールの蓋を紹介するマンホールカードを作成し、無料配布するというもの。2016年度に酒蔵通りを描いたカードに続いて2例目ということです。
 マンホールカードとは、全国の自治体(参考例→大垣市茅野市松本市熱海市)と下水道広報プラットホームGKPこちら)が共同で制作し、訪れた方に「無償」で配布することで、楽しみながら下水道を知っていただく「カード型下水道広報ツール」です。
 下水道広報の一環ですが、このカードを求めて旅行する方々もおり、人気を博しているという。(→こちら

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 広島駅付近を歩いていると『カープ坊や』のマンホール蓋を見ることが出来ます。左写真は今年10月、駅前で見つけたもの。先日、広島駅プラットホームの売店ではキーホルダーやコースター等のお土産物として販売されていました。旅する人からすると、広島に来た、という実感もわくでしょうし、県外から来たカープファンにとっては最高のインスタ栄えする対象です。

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 呉市でも一般社団法人街のフタ協会(→HP寄贈式中国新聞朝日新聞)の協力で、『戦艦大和』のマンホールを設置し、マンホールカードを入船山記念館受付や
街かど市民ギャラリ−90で無料配布しています。
 企業・個人がカラーや通常マンホールの蓋の制作費を出資し、協会が呉市に寄附するという仕組みで行政の負担は要らない。
 江田島市内にも合併前の旧町がマチの特産や特長を描いたマンホール蓋(カラー版ではありません)を見ることが出来ます。2014年(平成26)に市商工観光課(観光協会)が県補助金を活用して海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)を活用した観光ルートの整備及びそのPR方法について検討したことがあります。(→H26.8.22

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 呉方式(民間から行政への寄附)のような仕組みを活用してカラー・マンホールを小用港から術校付近までの間に複数設置すると市民、海自関係者、観光客、サイクリスト等が楽しめる空間になるのではないでしょうか。もちろん小用港と呉港はフェリーで20分、高速船で10分であり、呉市の大和ミュージアム入船山記念館てつのくじら館等と動線が繋がるのでは。
 

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