改正入管法が成立
くもり
12月8日未明の参議院本会議で改正入国管理法が賛成多数で可決され、成立しました。(参考→H30.11.8)これに基づき、来年(2019年)4月1日に施行されます。新たな在留資格「特定技能」を2段階で設けます。
特定技能 (1)特定技能1号 在留期間は通算5年で、家族の帯同は認めず、農業や介護など14業種での受け入れを想定している。 (2)特定技能2号 更新時の審査を通過すれば更新回数に制限はなく、事実上の永住も可能となる。配偶者や子どもなどの家族の帯同も認めるもの。 |
政府は人手不足が解消されれば受け入れを停止するなどの原則を盛り込んだ基本方針を年内に閣議決定する予定で、外国人の日本語習得支援や生活相談窓口の設置など総合的対応策もつくる方向。
4月には法務省入国管理局を改組し、受け入れや在留管理を一元的に担う「出入国在留管理庁」を設けることとしている。
さて、広島県内では安芸高田市が先進的な動きをしています。進行する高齢化や少子化による人口減に直面し、外国人の定住を促す政策を積極的に展開しています。3月には移住者・定住者に魅力的な街づくりを目指す「第2次多文化共生プラン」を策定した。
このプランは人口減少問題と多文化共生をリンクし、国籍や民族を問わず移住・定住を促進することを目標に掲げた全国初の試みだという。
江田島市も県内では外国人比率はトップクラスであり、また、主要な水産業(牡蠣養殖、イワシ網)、造船業では外国人市民なくしては成り立たない状況の中、安芸高田市との情報交換を含めた連携ができたらと思っています。
(→参考HP)
(参考過去記事)
安芸高田市と江田島市~外国人市民-H30.5.22
外国人定住@安芸高田市(上)-H30.6.15
外国人定住@安芸高田市(下)-H30.6.16
(追記)
左は今日の中国新聞から。中国地方5県で外国人の多い市区町村の一覧ですが、江田島市は2番目に高い3.17%(平成30年1月1日現在)。
各自治体での聞き取りも書かれていますが、江田島市としては、『外国人が医療機関を受診する場合、通訳はボランティアに頼らざるを得ない。通訳を用意するのは医療機関なのか、自治体なのか、国による何らかの制度設計が必要だ』と訴える。
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