江田島市国際交流協会設立と第16回日本語クラブ
くもりのち雨
本日、能美市民センターで江田島市国際交流協会の設立総会がありました。法人・団体および個人会員の総勢約120人が出席し、規約案、役員選任、規約案、本年度計画案、本年度予算案などが承認され、設立されました。
役員選任では、本年度については会長のみ選任することとし、明岳市長が会長に選ばれました。その他の副会長、理事、監事については、3月までに役員案を取りまとめ、4月の総会に諮られます。
総会後、文化庁の地域日本語教育スタートアップ事業の江田島市担当シニア・アドバイザーである東京外国語大学の伊東祐郎・副学長による『みんなが一緒に江田島で楽しく暮らしていくためには?~外国人市民と共に歩むこれからの江田島~』と題した記念講演がありました。
総務省(旧自治省)による国際化政策の推移として、1980年代の国際交流、1990年代の国際協力、2006年からの多文化共生という流れを分りやすく、また、江田島市の日本語クラブ(日本語教室)の役割として、重要な順に、①居場所、②交流、③地域参加、④国際交流、⑤日本語学習ということのアドバイスをいただきました。
講演後は2階で国際食文化交流会が開かれました。スタッフ(日本人)が外国人市民と一緒にフィリピン(アドボ=ポーク・チキン)、ベトナム(揚げ春巻き)、中国(チャーハン、卵トマト)、バングラディシュ(チキン・エビカレー)の料理を作り、そして国際交流協会設立総会に参加した皆さんと一緒に食べました。
13時30分からは1階で第16回日本語クラブに参加。(→えたじま日本語クラブHP) フィリピン8、インドネシア2、アメリカ1、日本7の参加者で、伊東先生、犬飼先生が見学されました。
それぞれのテーブルで、学習者のみなさんがしたいことを勉強しました。漢字の練習、時間(過去・現在・未来)の表現(先週、今週、来週など)、外国人市民同士での日本語による会話、江田島の観光、学校の宿題など様々です。そして前回に続いての年賀状づくり。
クラブ活動後は日本人スタッフ、市担当部署、伊東先生、犬飼先生で今日の活動についての気付きを話し合うミーティング。 今年の活動はこれで終了しました。
来年1月20日(日)には江田島町の宮ノ原(隣保館)、ゆめタウン江田島店の2ヵ所で開催する予定です。 尚、えたじま日本語クラブはfacebookページで開催日などを『やさしいにほんご』で情報発信していますので、お近くの外国人市民の皆様にもお伝えして頂ければと思います。(→https://www.facebook.com/etajimanihongo/)
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