米艦載機、離着陸訓練場所のゆくえ
晴れ
昨日の毎日新聞で鹿児島県の無人島である馬毛島の買収をめぐって、政府と地権者の交渉が年内にもまとまる見通しになったというニュースが流れました。これにより米空母艦載機の離着陸訓練(Field Carrier Landing Practice)の移転が行われることになりそうです。(→こちら)
今回、このような動きがあったのは横須賀基地に配備されている米空母の約60機の艦載機が今年3月に厚木基地から岩国基地への移駐が完了し、これまでFCLPを行なっていた硫黄島までは遠くなり非効率であるという。(→H30.6.28産経)
※FCLPは昭和57年(1982)から厚木基地で行なわれ、騒音問題が深刻化したため代替施設が確保されるまでの暫定措置として平成3年(1991)から硫黄島(東京都)で実施。
参考までに。かつて、合併前の2003年(平成15)1月30日、旧・沖美町の谷本英一町長(当時)が米空母艦載機による夜間離着陸訓練(NLP=Night Landing Practice)基地を大黒神島に誘致する考えを表明したことがあります。
2月3日に開かれた同町議会全員協議会は誘致計画白紙撤回を決め、町長が辞職しました。
その約1年半後の2004年(平成16)6月19日から毎日新聞が8回の特集記事を掲載しました(→こちら)。
(参考)中国新聞特集-イワクニ 地域と米軍基地 艦載機飛来
2017.11.29<1>極東最大 拠点性増す
2017.11.30<2>変る街 「共存」進む
2017.12.01<3>ごう音拡大 生活に影
2017.12.04<4>山地の集落 事故を警戒
2017.12.04<5>観光の島 悪影響危惧
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