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2018年11月13日 (火)

三次市議会による議員定数問題から

くもり

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 今日の中国新聞から。平成32年(2020年)417日に任期満了を迎える三次市議会は議員定数について議論を交わし、現行の24の維持を求める意見と、2減の22を主張する意見に分かれ、二つの意見は拮抗しているという記事。それぞれの意見は次の通り。

■現状維持の意見
・細かな市民の声が届かなくなる懸念や、行政の監視機能を強化するための議員の質向上を優先すべきだ。

2減を求める意見
・人口規模が同程度の他自治体と比較すると2減が妥当とする。
・今後の人口減を見込み、身を切る姿勢を示す必要がある。

 平成2910月の改選から1年が経った江田島市議会。改選後の中国新聞では、『改革が必要な江田島市議会』と題した呉支局編集部長の論評が掲載された。(→H29.11.2
 任期1年を終えた現在、議会として定数問題についての議論をスタートさせる時期に来ている。すでに記しているが、遅くとも改選1年前(202010月、任期満了は2021年10月31日)までには議会としての結論を出すべきである。議会の最高規範である議会基本条例第29には、議員定数について次のように定めています。

(議員定数)
19条 議員定数の改正に当たっては,行財政改革の視点だけではなく,社会経済情勢,市政の現状と課題,将来の予測と展望を十分に考慮するとともに,議員活動の評価等に関して市民の意見を聴取するため,公聴会制度及び参考人制度を十分に活用するものとする

 まずは、定数に関する特別委員会を設置し、市民との意見交換会(議会報告会時の)、市民アンケート、議員アンケート、公聴会制度、参考人制度(有識者による議員定数の考え方)などを経て、特別委員間としての意見集約を図る。最終的に、議員からの発議(例えば、2減の定数条例案、4減の定数条例案)を提出し、議会で議決する。(→公聴会・参考人制度
 参考となるのが、議会改革において先進的な千葉県流山市議会(→①特別委員会の経過②報告書案)がある。そろそろ議論を開始すべきであることを議長にお伝えしています。個人的には来年4月から委員会が活動できるよう2月定例会での設置が望まれる。流山市議会のように、市民の皆さんの多様な意見などを聴取しながら検討していくには1年~1年半くらいの時間が必要であり、任期満了1年前までに議会としての結論を出すにはこのタイミングではないだろうか。
 尚、前回の定数削減(2018)は、平成236月に設置された議会改革特別委員会(→H23.6.23H25.5.8)の議論(議会基本条例案の審議含む)を経て、平成252月定例会での条例改正(→第14回特別委委員会全員協議会2月定例会)までに19ヵ月かかりました。

(参考)

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 今日の中国新聞から。11月11日投開票の竹原市議会議員選挙について。開票時の立会人が開票結果が公式発表される前に携帯電話を使用して外部に漏らす。開票作業の責任者である選挙長の隣で立会人が大声で話す場面もありながら注意しなかったことについての問題提起。広島県選挙管理委員会も好ましくないとの見解を示しており、各市町の選挙管理委員会職員を対象とした説明会などで徹底する方針。

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