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2018年11月

2018年11月30日 (金)

米艦載機、離着陸訓練場所のゆくえ

晴れ

 昨日の毎日新聞で鹿児島県の無人島である馬毛島の買収をめぐって、政府と地権者の交渉が年内にもまとまる見通しになったというニュースが流れました。これにより米空母艦載機の離着陸訓練(Field Carrier Landing Practice)の移転が行われることになりそうです。(→こちら

 今回、このような動きがあったのは横須賀基地に配備されている米空母の約60機の艦載機が今年3月に厚木基地から岩国基地への移駐が完了し、これまでFCLPを行なっていた硫黄島までは遠くなり非効率であるという。(→H30.6.28産経

※FCLPは昭和57年(1982)から厚木基地で行なわれ、騒音問題が深刻化したため代替施設が確保されるまでの暫定措置として平成3年(1991)から硫黄島(東京都)で実施。

 参考までに。かつて、合併前の2003年(平成15)1月30日、旧・沖美町の谷本英一町長(当時)が米空母艦載機による夜間離着陸訓練(NLP=Night Landing Practice)基地を大黒神島に誘致する考えを表明したことがあります。

 2月3日に開かれた同町議会全員協議会は誘致計画白紙撤回を決め、町長が辞職しました。

 参考➡『追いつめられた島~NLP誘致の背景~』

 その約1年半後の2004年(平成16)6月19日から毎日新聞が8回の特集記事を掲載しました(→こちら)。

(参考)中国新聞特集-イワクニ 地域と米軍基地 艦載機飛来
2017.11.29<1>極東最大 拠点性増す
2017.11.30<2>変る街 「共存」進む
2017.12.01<3>ごう音拡大 生活に影
2017.12.04<4>山地の集落 事故を警戒
2017.12.04<5>観光の島 悪影響危惧

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2018年11月29日 (木)

岸根(がんね)に注目

301127ganne_project 先日の全員協議会(→H30.11.27)で『岸根における開発可能性調査事業の公募について(→資料4』の説明がありました。かつて、『リゾートアイランド がんねムーンビーチ』として賑わいを見せた場所であり、また、旧軍の遺跡も価値があるものと思っています。(岸根に関するHPその①その②

 広島、宮島には世界遺産があり、広島湾の中心に位置する江田島市。能美島の北部先端にある岸根(がんね)は宮島とは目と鼻の先にあり、海上ルートを活用した交通網により国内旅行客だけでなくインバウンド(外国人旅行者)の誘致も可能ではないだろうか。

181129ganne_locationGanne_map 左は広島湾の江田島市の位置、右は岸根の航空写真ですが、そのほとんどが市有地です。今回の調査事業では、議会議決が整えば、開発可能性調査の実施を希望する事業者を公募することになります。

 来年3月には事業者が決定され、開発プラン(事業計画、総事業費)の精査を来年4月から着手し、4ヵ月程度の調査終了後、8月には調査結果(成果物)がでてきます。

 実現可能であれば江田島市としても積極的に協力することになります。(調査事業者が開発事業者になります。)

 市の協力としては、桟橋・道路といったインフラの整備、また、市有地の使用料減免等になろうかと思います。全ての条件が整えば、早ければ来年10月に建築工事開始という想定スケジュールです。

(参考過去ブログ)
アウトドア基地の可能性@岸根→H23.2.11
地域おこし協力隊募集~
観光仕掛人→H29.5.15

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職員の懲戒処分

晴れ

301129chugoku_np 今日の中国新聞から。職員2名に対して懲戒処分を発表したという記事。一昨日の全員協議会後に議会への説明がありました。
 市長のコメントのとおり、『職員の綱紀粛正、再発防止に向け職員一丸となって取り組む』ことが大切です。また、基本的なことですが、職場内における報告・連絡・相談(報・連・相=ほうれんそう)も徹底されることが重要です。(職場環境) 尚、市長、副市長の管理監督責任として来年1月の給料について減額する関連条例案が12月定例会に提案される予定です。

(参考)過去の職員処分→H23.3.29

(追記)
 ブログを見られた方からコメントをいただきました。市のホームページへの記載がない理由についてのご質問もあります。江田島市の懲戒処分等に関する公開基準に基づいて1128日にプレスリリースされていますが、他市の例にならい市HPに掲載することも必要かと思います。
つくば市
東大和市
板橋区
世田谷区東広島市
尾道市懲戒処分の指針

 

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2018年11月28日 (水)

江田島てくてく計画の新たな動き

くもり一時雨

 共同通信の報道によると、江田島市の峰商事さんが1121日に中国・北京の日本大使館で開催された天皇誕生日祝賀レセプションで脱貧困支援としてポテトパイを提供し、好評だったとありました。ポテトパイには雲南省(麻栗坡(マリポー)県)で脱貧困を目指す農家が生産した紫芋パウダーが練りこまれています。(→こちら
 昨年11月11日に「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として、中国外交部定点扶貧県訪日代表団が江田島市に来られ、峰商事さんのサツマイモによる6次産業化を見学されました。(→(公社)青年海外協力協会HP
 中国では貧困農家の所得向上が大きな課題となっています。(→こちら論文)峰商事さんがこれから中国でどのような活動をしていくのか楽しみです。

江田島てくてく計画(昨年11月の投稿)

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2018年11月27日 (火)

H30年第11全員協議会と議運(H30.11.27)

くもり

 午後から全員協議会及び議会運営委員会が開催されました。協議事項等は以下のとおり

1.全員協議会

() 人事院勧告等について(→資料1
 民間給与との較差(0.16%)、民間ボーナスとの較差(0.05月分)を埋めるため引上げる条例改正が12月定例会に上程されます。
(追記)11月28日に国家公務員の給与法改正等が成立。

() 個人情報の定義の明確化,要配慮個人情報の取扱い等について(→資料2
 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が一部改正されたことによる規定整備のため、パブリックコメントを12月中旬から来年1月上旬に実施し、来年2月定例会に議案提出予定。

() 公職選挙法の改正について(→資料3
 公職選挙法の一部改正により、平成3131日以降にその期日を告示される市議会議員選挙から選挙運動用ビラを頒布できるようになります。このことを受け、市議会議員選挙の選挙用ビラ作成に係る公費負担を定める条例改正案を12月議会へ提出。(公費負担限度額 751銭x4000枚=30,040円)
江田島市議会議員及び江田島市長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例こちら

() 岸根における開発可能性調査事業の公募について(→資料4

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 宿泊事業を全国展開している民間事業者から岸根(沖美町)において自社施設を設置・運営したいとの申し出がある。公平性を担保するため、自社施設の整備・運営を前提とした、岸根の開発・事業運営に関する開発可能性調査の実施について受託を希望する事業者を公募する。調査委託料1,000万円(税込み)


() (仮称)高田交流プラザの設置について

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 高田地区の公共施設を再編し、地域活動及び生涯学習活動の地域拠点となる(仮称)高田交流プラザ(旧高田小学校)を設置する条例改正。これにより高田公民館及び高田児童館は廃止。

 高田公民館は解体し、借地を返却。高田交流プラザの共用開始は平成31年4月1日から。

() 融光会館の廃止について(→資料6
 経年劣化による老朽化及び、隣接地に同様な施設があり、近年の利用実績がないため廃止。廃止後は建物を取壊し、借地を返還。

() 指定管理者の公募について(→資料7
 平成30111日から休館中のサンビーチおきみについて指定管理施設として指定管理者を公募する。
 指定管理期間: 平成3141日から平成34331日まで(3年間)
 指定管理料 : 上限額1,000万円/年額(税込み)
 公募開始  : 平成3012月中旬~平成31128
         尚、来年4月~5月初旬ころの開業を見込んでいる。

() サテライトオフィス等誘致促進事業補助金について(→資料8
 情報サービス事業等の起業を誘致し、市内の産業の活性化及び雇用機会の拡大を図るため、事業者のサテライトオフィス開設等に係る経費の一部を助成する補助制度を整備。広島県のオフィス誘致助成制度と併用できる。施行開始予定は補正予算議決の日の翌日から。
(参考)サテライトオフィスお試しツアー→H30.11.9

() 江田島市海辺の新鮮市場の指定管理について(→資料9

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 平成30930日で指定管理者を取り消した、江田島市海辺の新鮮市場の次期指定管理者(候補)を選定し、12月議会に上程。
指定管理料は前回の管理者(江田島漁業協同組合)と同額の年額187万8千円(消費税込み)。(追記として、左写真は11月28日、中国新聞から。)
 指定管理者(候補者):東江漁業協同組合(江田島町小用)
 指定期間 :平成3111日から平成36331日まで(53ヵ月)
       ※営業開始日は平成3118
(参考)
『江田島市海辺の新鮮市場』は、平成18年(2006年)9月から「公の施設に関して指定管理者制度」を導入し、これまで以下のように指定管理者を指定しています。

平成18年9月1日~平成20年3月31日 江田島漁業協同組合
平成20年4月1日~平成23年3月31日 江田島漁業協同組合
平成23年4月1日~平成28年3月31日 江田島市水産物等販売協議会
平成28年4月1日~平成31年3月31日 江田島漁業協同組合(→H28.3.6
※平成30年9月30日で指定管理者の取り消し(→H30.9.26
平成31年1月1日~平成36年3月31日 東江漁業協同組合

(10) 江田島市国際交流協会設立について(→設立趣意書

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 江田島市において、外国人市民が年々増加し、経済や地域の発展に大変重要な役割を担っています。外国人市民と日本人市民が相互に交流することにより、国籍、民族、習慣、異文化等の違いを理解・尊重し合い「住んで良かった」と思える『多文化共生社会』の実現に取り組むため、1216日に設立総会を開催する予定です。会長は江田島市長、事務局は江田島市(市民生活部人権推進課)。

 

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 事業内容は、①食文化交流会、②国際交流スポーツ大会、③外国人市民の相談、④会報誌発行(年2回)、⑤外国人市民アンケート、⑥日本語クラブ開催(日本語教室)、⑦生活支援(リサイクル品配布他)、⑧多文化共生講演会(国際理解)、⑨ボランティア育成、⑩その他。平成31年度から活動実施。


(11) 三高浄水場前処理設備の設置について
 7月豪雨災害にともない、三高ダムへの多量の土砂が流れ込み、水質が悪化。濁りの除去を行なうための前処理設備を設置し、浄水能力の安定化を図る。新設備の設置までの間(今年12月~来年8月まで)はレンタル機(月額238万円)で対応し、来年9月からは新設備稼働の予定。

2.議会運営委員会(前回→H30.10.18
 今年度の議会報告会は7月豪雨災害の直後開催予定だったため、中止になりました。次年度の実施計画について協議。本日は、旧41ヵ所(4会場)での開催と7月中旬実施ということの確認。次回、内容等を含め協議することとした。
(その他)
・平成31年度議会費予算要求概要について
・議会映像配信システム導入スケジュールについて
 12月テスト、1月議員研修
・江田島市証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する発議について
・タブレットの活用について(クラウド本棚の活用)

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2018年11月26日 (月)

灘尾弘吉先生顕彰像建立記念タイムカプセル開封事業記念式典

くもり

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 江田島市(大柿町大原)出身の元衆議院議長、灘尾弘吉先生顕彰像が広島市中央公園に建立された当時、記念として埋設されたタイムカプセルを20年後の平成30418日(水)に掘り起こしました。
(→市HP県議会議長ブログH30.4.20
 当初、817日に記念行事をする予定でしたが、7月豪雨災害により本日の開催となりました。江田島市長の開会の辞、県議会議長の開会の挨拶、広島県知事、広島市長の祝辞等のあと、灘尾先生のお孫さんにあたる灘尾誠さんからお礼の言葉がありました。
 カプセルには26点の思い出の品が納められており、後日、江田島市大柿町にある,灘尾記念文庫で公開する予定です。

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2018年11月25日 (日)

行楽日和

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 11月最後の日曜日はとても気持ちよく晴れました。この3連休は日中は暖かく、行楽日和が続き、多くの皆さんが晩秋を楽しんだのではないでしょうか。
 今日も江田島市内ではウォーキング、戦争遺跡バスツアー(→参考)も組まれていたようです。

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 能美町中町ではミカン狩りのお客様向けのライブステージもあり、約60人近くの市内外からの皆さんが豚汁を食べながら音楽を楽しんでいました。恵み多き宝の島、えたじま。

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汚染土えたじま持ち込み反対協議会、1000人大集会

晴れ

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 午後2時から柿浦小学校裏の広場にて大集会が開催され、約800人(主催者発表)の市民及び漁業関係者が集まりました。
 議会からは上本議員、酒永議員、私の3名が出席しました。議会としての立場は、昨年(平成29年)の6月定例会で全会一致で可決した広島県知事への意見書(→H29.6.15)のとおりであり、『許可の判断に当たっては,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを求める』ものです。(→意見書

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 残念ながら双方の合意形成のないまま、9月6日には事業者が広島県に許可を申請し(→H30.10.28)、一方で漁業関係者による住民訴訟(→H30.10.30)に発展しています。
 最終的には司法判断を仰ぐことになりますが長い時間がかかりそうです。(→シュプレヒコール
(追記)

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11月26日の中国新聞記事。

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2018年11月24日 (土)

NPO法人ひろしま創発塾設立10周年記念セミナー

晴れ

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 広島市で開催されたセミナー(→H30.11.16)のパネリストとして参加しました。内容としては、『地方分権と明るいシュウ活』。

『シュウカツ』で思いつくのは『就活(就職活動)』、『終活(終末活動)』などが挙げられますが、『シュウ』には州、衆、周、集、宗、秀、臭、習、修、収、醜、執、囚、祝、酋などたくさんの漢字があります。

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 パネリストがそれぞれの立場(国会議員、県会議員、市会議員、文科省職員、民間企業の若手社長)で地方分権における『シュウカツ』を話題に展開されました。私からは『集活』。恵み多き宝の島、江田島を一緒に磨いていく皆さんを『集める、 集まる』という想いを込めて。また人口減少・高齢化や外国人市民の増加という現象を受けて、江田島市も多文化共生社会に向けた取り組みが益々、重要性を増すこともお話しました。

(追記)
NPO法人化する前後(2007~2008)の模擬議会に関する記事→PDF

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外国人技能実習生の現状 2018

晴れ

H301123foreign_worker 昨日の中国新聞から。開会中の臨時国会で外国人労働者受け入れに関する法整備(入管法の改正)を審議しているところです。(→H30.11.8

 全国で愛知県に続いて2番目に外国人技能実習生が多い広島県内(1万3602人)で、広島労働局が昨年(2017年、平成29年)に労働に関する法令違反を確認した事業者は261ヵ所と、立ち入り調査した378ヵ所の約7割(69.04%)であったことが分ったという記事。

 最も多い違反としては、労働時間に関するもので、主に基準を上回る時間外労働の104ヵ所。実習生が使う機材の検査を怠るなど労働安全衛生法に抵触する安全基準違反87件、時間外や休日、深夜の割増賃金を支払っていない違反が54件。法令違反は2016年(平成28年)が289ヵ所がピークで、2017年は3年振りに減少した。

 広島県内の外国人技能実習生が従事する業種は、造船・自動車・縫製などの製造業が約7割、建設業が1割弱、その他としてカキ養殖業などの水産業もあります。

 江田島市では平成29(2017)年12月現在、764人の外国人市民における技能実習生は432人(①技能実習2号ロ252人、②技能実習1号ロ180人)で56.5%。

 外国人市民が主に従事している仕事は造船、船舶解体業、カキ養殖他水産業となっています。(参考:平成29年度地域日本語教育スタートアッププログラム報告書

 江田島市民として市の産業を支える外国人市民の労働環境等を含めた生活相談を受ける体制づくりと支援体制を構築することは江田島市にとって喫緊の課題です。

 現時点では窓口は市民生活部人権推進課ですが、市役所(教育委員会を含む)として組織的に多文化共生社会の実現について真剣に取り組むことが求められます。

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2018年11月23日 (金)

第3回えたじマルシェ~秋の大収穫祭

くもり時々晴れ

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 この記事がブログ4000件目になります。2005年12月にHPからブログに移行してより13年。自分の備忘録にもなります。
 今日は大柿町大君にある江田島オリーブファクトリー前の広場で開催された第3回えたじマルシェに行ってきました。早いもので一昨年に始まったこのイベントも定着しています。

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 飲食、キッチンカー、物品販売・ワークショップなども多く出店しており、多くの市内外の市民の方々が集って楽しいひとときを過ごしています。ステージではバンド753(なごみ)、Over Step(ダンス)、大古児童合唱クラブ、陀峯亀甲太鼓などが盛上げます。

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 車両展示コーナーでは、陸上自衛隊、警察、江田島市消防が参加しており、子ども達に大人気です。将来、市民の安心・安全を守るお仕事に就くかもしれません。

(参考)第2回えたじマルシェ→H29.11.29


第1回えたじマルシェ(H28.11.23)

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2018年11月22日 (木)

尾道市議会の定数・報酬問題2018

くもり

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 今日の中国新聞から。平成31年(2019年)430日に任期満了を迎える尾道市議会(定数29)は今年1月から定数見直しの検討を始めたが、現状維持と3減(定数26)の2案を軸に議論されているが合意点が見出せない状況。123日の代表者会議で調整案を示し、結論を出したいとの議長コメントが書かれています。1120日の全員協議会では、次の意見が出ている。
■現状維持の意見
・市域は広く、これ以上の削減は市民に活動が見えにくくなる。
■削減を求める意見
・人口減を考慮すべきだ。

 今年2月に尾道市内の4経済団体(尾道商工会議所、因島商工会議所、尾道しまなみ商工会、広島経済同友会尾道支部)から、定数減と報酬見直し等、適切な待遇の検討を求める要望書の提出を受けている。(→参考)議会内での報酬見直しについては賛否両論あり、次のとおり。

■若い世代が立候補しやすい環境づくりが必要(報酬増)
■市民の理解が得られない。(維持若しくは減)

 改選まで約5ヶ月となっていますが、最終的な議会の結論がどうなるのか注視したい。

 尚、江田島市議会ですが、改選から1年が経ち、議会基本条例に基づく議論をそろそろ始めなければならないと思っています。(→H30.11.13

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2018年11月21日 (水)

来週の議会の動き(H30.11.26~11.30)

晴れ

 来週1127日には全員協議会及び議会運営委員会が開催される予定です。協議項目は以下の通りです。

1.全員協議会
 12月定例会に提案される主な議案等及び重要案件について執行部からの説明があります。

() 人事院勧告等について
() 個人情報の定義の明確化,要配慮個人情報の取扱い等について
() 公職選挙法の改正について  
() 岸根における開発可能性調査事業の公募について
() (仮称)高田交流プラザの設置について  
() 融光会館の廃止について
() 指定管理者の公募について (サンビーチおきみ)
() サテライトオフィス等誘致促進事業補助金について
() 江田島市海辺の新鮮市場の指定管理について
(10) 江田島市国際交流協会設立について
(11) 三高浄水場前処理設備の設置について
(12) その他

2.議会運営員会
 今年度の議会報告会は7月豪雨災害の直後開催予定だったため、中止になりました。次年度の実施計画について協議されます。

(1) 議会報告会実施計画書について
(2) その他

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2018年11月20日 (火)

H30年会派行政視察

晴れのちくもり

 11月19日から20日の日程で会派の行政視察に行ってきました。

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 江田島市に関わる大きな地震は17年前、2001年(平成13年)3月24日に発生した芸予地震。マグニチュード6.7、震度6弱にも拘らず軽微な被害でした。

 その96年前の1905年(明治38)6月2日にも震度5~6の地震があったとされています。将来的には南海トラフ地震などを想定した発災後の対応に備えなければなりません。

  熊本市では、今回参考になったのは神戸市(阪神・淡路大震災)や仙台市(東日本大震災)などの被災自治体の経験(記録)。熊本地震後に起こった住民のニーズや現象は神戸市や仙台市と同じ状況だったそうです。早速、『熊本市震災記録誌』を購入しました。このような情報を議会だけでなく行政、市民とも共有できればと思っています。

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 その後、佐賀県神埼市へ。放課後児童クラブと放課後子ども教室の一体運営について視察。江田島市では放課後児童クラブ(厚生労働省所管)の運営を平成18年度から実施していますが、文科省所管の放課後子ども教室の運営については行なっておりません。

46765719_2170185989711069_119136095 神埼市では、小学校敷地内で放課後児童クラブに加えて、全児童を対象とし、安全・安心な子どもの活動拠点を設け、地域の方々の参画により、学習やスポーツ・文化芸術活動、地域住民との交流活動などの機会を子ども教室で提供する放課後子ども教室を一体的運営されています。

 江田島市でこの事業を導入するとしたら、子育て世代及び子どものニーズ調査をし、実現可能性と効果も合わせて検討する必要があります。

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2018年11月19日 (月)

H30年度第14回日本語クラブ

くもりのち晴れ

20181118_134510_2 20181118_134654_2  昨日の午後は第14回日本語クラブにボランティアとして参加しました。

 フィリピン1、ベトナム1、日本5の7人が集まって、ゆめタウン江田島店1階の文化教室でのクラブ活動。

 日本語能力試験N3を受けるための勉強や算数・漢字を学ぶみなさん。N3の文章問題も意外と難しい。それぞれのニーズに合わせてボランティアスタッフが対応します。

20181118_150715 時間の終わりには、みなさん、どこから来たのかを地図帳を使って教えていただきました。地図を見ながらの勉強は、遠い昔の学生時代を想い出させてくれました。

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2018年11月18日 (日)

フェスティバル江田島2018~気仙沼からの恵み

晴れのちくもり一時雨

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 午前は国立江田島青少年交流の家で開催されたフェスティバル江田島2018に行ってきました。
 前身の『青年の家』が旧・安芸郡江田島町に設置されてより、7月に開所して50年(→沿革)を迎えた今年は記念すべきイベントであり、また、あの『さかなクン』の講演会もあったので、島内外から多くの皆さんがご来場されていました。

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 また、今年7月豪雨災害を聞き及んだ宮城県気仙沼市の大島汽船さん(→参考)が2年振りに『友情のサンマ』1000匹をフカヒレとともに提供してくださり、来場者に無料配布され、みなさん大喜びです。

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 市民の皆さんはご記憶にあるでしょうか。東日本大震災により、大島汽船さんの所有船舶が流されたり、陸に揚がって使用不能となったとき、復興支援のため、江田島市が所有するフェリー『ドリームのうみ』を約10ヵ月無償貸与したことがあります。(→H23.4.8H23.5.19H24.3.14)そのお礼にと、大島汽船さんが震災の年から一昨年までの6年間、フェスティバル江田島に合わせて旬のサンマを送ってくださいました。(→H23.11.20H24.11.26)。このたび、西日本豪雨災害で被害にあった江田島市民へのご配慮に感謝です。(左上写真は三陸新報の11月9日記事→電子版

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2018年11月17日 (土)

環境と教育~恵み多き島、えたじま

晴れ

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 午後から島をぐるっと回ってみました。そのひとつとして、実家近くの海岸について。
 防波堤の左側には自然の海岸が残っており、広島県が『自然海浜保全地区』(→こちら)として昭和58年(1983)3月31に指定しています。また、広島県の海岸漂着物等対策推進地域計画に重点地区として選定されています。江田島市内で重点地区として指定されているのは、その他に、入鹿海岸、江田島湾、長浜海岸です。江田島市は、この3つの重点地区では平成28年から(公社)江田島市シルバー人材センターに海岸漂着ごみ等清掃業務を委託し、不法投棄ごみや発砲スチロールなどの回収を行なっています。財源は県の地域環境保全対策費補助金(補助率8/10)を活用。尚、発砲スチロールを細かく砕く機械は既に導入されています。(→こちら
 平成28年度  業務委託料 321万  143円、回収処理量 50,610kg
 平成29年度  業務委託料 405万6893円、回収処理量 50,960kg
 ここ最近、海ごみについての問題が報道(→H30.6.27H30.9.20)されていますが、江田島市だけでなく広島湾周辺の市町と連携した官民を含めた大きな動きに繋がることを願って活動していきたい。

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 夕方は沖美町のフウドへ。東京在住の江田島市出身の若者が、高校生のキャリア教育についてのプレゼンを江田島市民にしてくれました。遠くに住んでいながら、江田島市にとって何が最適かを考えてくれていることに感謝。これからどのような形になっていくのか楽しみです。

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2018年11月16日 (金)

NPO法人ひろしま創発塾設立10周年記念セミナーのご案内

晴れのちくもり

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  NPO
法人ひろしま創発塾(→広島市HP)の設立10周年記念セミナーが来週土曜日(11/24)に開催されます。
 平成171月に私(当時34歳)を訪ねてきてくれた同世代と今後の地方自治について意見交換したことから始まって、気がつけば、広島県庁に出向していた総務官僚(私と同い年)や県・他市の職員、そして民間企業、マスコミ、大学関係者などと構想を練ってNPO法人化して早くも10年になります。
 毎年、広島県内の市町で、その地域の課題等をテーマに模擬議会を開催しています。平成24年と今年の2回、江田島市でも模擬議会を開催しました。(→H24.2.12市立高校の新設H30.2.12さとうみ科学館
  今回のセミナーにご興味のある方は、次の連絡先にご連絡ください。11/20くらいまで受付可能です。(NPO法人ひろしま創発塾 代表理事 東(あずま)克哉 電話:090-7753-7690

----チラシからの引用----

~地方分権と明るいシュウ活~

 地方分権と言われ始めてから10年あまり経ち、世の中はどのように変化してきたでしょうか。これまでの動きを振り返り、また、これからどうなっていくのか。行政の動きは?民の動きは?私達はこれから何をすればいいのか?シュウ活の「シュウ」にはどんな漢字が当てはまるのでしょうか。様々な取り組みが模索される中、それぞれの立場の方々の話の中から、参加者全てが自分のあり方を見つめ直します。

日にち: 20181124日(土)
時 間: 1800k20501730開場)
会 場: TKPガーデンシティ広島駅前大橋
     3階カンファレンスルーム3B
     広島市南区京橋1-7アスティ広島京橋ビルディング(→地図
受講料: 1000

■第一部 基調報告

 「ひろしま創発塾の歩みと地方分権の進展」

 報告者:
  ひろしま創発塾副代表理事 寺岡公章(大竹市議会議員)

■第二部 パネルディスカッション

 「地方分権と明るいシュウ活」

  司会: 丸山法子(一般社団法人リエゾン地域福祉研究所 代表理事)
  パネリスト:
  重徳和彦(衆議院議員)
  緒方直之(広島県議会議員)
  胡子雅信(江田島市議会議員)
  白川展之(文部科学省科学技術・学術政策研究所主任研究官)
  末廣天佑(広合化学株式会社代表取締役社長)

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2018年11月15日 (木)

H30年の11月も折り返し

晴れ
 早いもので11月も折り返しとなりました。少し先のことになりますが、12月11日から12月定例会が開催される予定です。詳細日程は初日1週間前の議会運営委員会(以下、議運)で決定します。(予定では12月4日に議運開催)
 すでに議長からは、各議員に対し、一般質問の通告について通知されており、11月19日午前9時~11月26日正午までの期間で一般質問の受付がなされます。
 10月開催の議運(→H30.10.18)で確認されていますが、議会中継の試験運用を12月定例会で行ないます。このたびは非公開ですが、録画したものを検証し、平成31年2月定例会から本格的な運用(インターネットによる生中継・録画中継)を開始する予定。

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2018年11月14日 (水)

広島県議会、タブレット使用開始

晴れ

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 昨日の中国新聞から。広島県議会のタブレット導入についての記事。(参考→H30.4.16)当面は試行と位置付け、特別委員会など一部の会議で利用し、紙資料も併用する。2019年度にも常任委員会や本会議などへ拡げていくことを目指しています。(来年4月に改選)

 県が貸与する形式で、端末の議会棟以外への持ち出しも認めるが使用は公務に限定。初期投資1千万円、運用経費は年1200万円を見込み県が全額負担。
尚、導入の効果として、資料を全てタブレットに切り替えた場合、印刷・紙代で年約1千万円の経費削減と職員の作業軽減効果が挙げられる。採用されたのは東京インタープレイ社。(参考→H30.4.12
 江田島市議会では平成2810月から議員及び議会事務局がタブレットを導入していますが、委員会通知や附属資料の一部等をメールでの添付送信など限定的な使用となっており、まだ、執行部側は導入しておらず、委員会および本会議でタブレットを活用した資料及び議案の審議には至っていません。今後、完全ペーパーレス化については執行部との協議が必要になりますが、議会側の意見集約(共通認識)が前提となります。

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2018年11月13日 (火)

三次市議会による議員定数問題から

くもり

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 今日の中国新聞から。平成32年(2020年)417日に任期満了を迎える三次市議会は議員定数について議論を交わし、現行の24の維持を求める意見と、2減の22を主張する意見に分かれ、二つの意見は拮抗しているという記事。それぞれの意見は次の通り。

■現状維持の意見
・細かな市民の声が届かなくなる懸念や、行政の監視機能を強化するための議員の質向上を優先すべきだ。

2減を求める意見
・人口規模が同程度の他自治体と比較すると2減が妥当とする。
・今後の人口減を見込み、身を切る姿勢を示す必要がある。

 平成2910月の改選から1年が経った江田島市議会。改選後の中国新聞では、『改革が必要な江田島市議会』と題した呉支局編集部長の論評が掲載された。(→H29.11.2
 任期1年を終えた現在、議会として定数問題についての議論をスタートさせる時期に来ている。すでに記しているが、遅くとも改選1年前(202010月、任期満了は2021年10月31日)までには議会としての結論を出すべきである。議会の最高規範である議会基本条例第29には、議員定数について次のように定めています。

(議員定数)
19条 議員定数の改正に当たっては,行財政改革の視点だけではなく,社会経済情勢,市政の現状と課題,将来の予測と展望を十分に考慮するとともに,議員活動の評価等に関して市民の意見を聴取するため,公聴会制度及び参考人制度を十分に活用するものとする

 まずは、定数に関する特別委員会を設置し、市民との意見交換会(議会報告会時の)、市民アンケート、議員アンケート、公聴会制度、参考人制度(有識者による議員定数の考え方)などを経て、特別委員間としての意見集約を図る。最終的に、議員からの発議(例えば、2減の定数条例案、4減の定数条例案)を提出し、議会で議決する。(→公聴会・参考人制度
 参考となるのが、議会改革において先進的な千葉県流山市議会(→①特別委員会の経過②報告書案)がある。そろそろ議論を開始すべきであることを議長にお伝えしています。個人的には来年4月から委員会が活動できるよう2月定例会での設置が望まれる。流山市議会のように、市民の皆さんの多様な意見などを聴取しながら検討していくには1年~1年半くらいの時間が必要であり、任期満了1年前までに議会としての結論を出すにはこのタイミングではないだろうか。
 尚、前回の定数削減(2018)は、平成236月に設置された議会改革特別委員会(→H23.6.23H25.5.8)の議論(議会基本条例案の審議含む)を経て、平成252月定例会での条例改正(→第14回特別委委員会全員協議会2月定例会)までに19ヵ月かかりました。

(参考)

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 今日の中国新聞から。11月11日投開票の竹原市議会議員選挙について。開票時の立会人が開票結果が公式発表される前に携帯電話を使用して外部に漏らす。開票作業の責任者である選挙長の隣で立会人が大声で話す場面もありながら注意しなかったことについての問題提起。広島県選挙管理委員会も好ましくないとの見解を示しており、各市町の選挙管理委員会職員を対象とした説明会などで徹底する方針。

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2018年11月12日 (月)

H30年度総務常任委員会 行政視察

くもり時々雨

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 今日は総務常任委員会と江田島市消防本部が合同で、山口県下松市消防本部を訪問。
江田島市消防本部庁舎の建て替えによる高機能消防指令センター整備事業(→予算分科会H30.3.7)の参考とするための視察です。江田島市が導入しようとしているシステムや消防員の規模を勘案しての視察場所として下松市を選びました。

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 本来、7月下旬に2つ消防本部の視察を予定していましたが豪雨災害により延期になっていました。このたび下松市のみとして行政視察をしてまいりました。

 機器導入については、初期投資・ランニングコストなど費用面も大切ですが、運用における安全率を重視し、保守業務の対応などにも重点を置くことを学びました。次回の委員会で本日の視察についての取り纏めを行ないます。

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2018年11月11日 (日)

介護分野における技能実習生

晴れ

H301110foreigner_kaigo1 昨日の中国新聞から。介護分野における外国人技能実習生を迎える技能実習法の施行から1年経ったことを受けての記事。(→厚労省HP参考

 今年9月末時点で介護実習生として認められたのは全国で332人、広島県が全国で最多の39人であったという。広島県は物づくり県であり、水産県でもあります。

 自動車産業や造船、カキ養殖業などにおける実習生数も全国2位と高く、慢性的な人材不足と人口減少(少子高齢化含む)が進んでいるなかで、担い手としての外国人市民は今後も増えていくと思います。

 江田島市においても水産業、造船、船舶解体業等で技能実習生を受け入れており、介護関連施設も検討しているということは聞いたことがあります。

H301110foreigner_kaigo 新聞33面には、広島市内の介護付き有料老人ホームで働くカンボジア人女性及び施設管理者のインタビュー記事などが掲載されています。

 これまで技能実習生について賃金・待遇など労働環境についての問題点を指摘した報道や記事(→参考1参考2)を見てきましたが、この施設では勤務先近くに家具付の住居を用意し、家賃の大半を負担し、ネット環境も整えるという待遇です。

 日本人と同じ賃金水準が求められており、監理団体(→参考)や日本語教師への支払い等、コストもかかる。このことも人材不足である介護福祉分野の大きな悩みであり、技能実習生を受け入れている業界全体の問題でもあります。

 現在開会中の臨時国会でも外国人就労拡大に向けた入管法改正案が審議されています。この法案が成立し、41日に施行されると、外国人労働者や資格によっては配偶者、子ども等の帯同も認められることになります。

 今後、労働力として受け入れる企業だけでなく、外国人市民が居住する自治体も、さまざまな行政サービスを提供する公の立場として体制づくりを進めるとともに、協働のまちづくりを推進する協力者としての地域住民(自治会等)とのコンセンサスは重要です。その基本方針を速やかにつくることを行政に期待したい。(参考→H30.11.8

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恵比須神社と柿高祭2018~輪~

晴れ

45851589_2299999126740773_430153509 秋も深まり衣替えをしているこのごろ、日の当たる場所では少し汗ばむほどの気持ちよく晴れた一日でした。

 深江地区の恵比須神社例大祭に参列しました。今年は7月豪雨災害により大変な年でしたが、この一年間、無事に過ごせたことを感謝するお祭り。

45757845_2299311723476180_290731801 昨日から開催されている柿高祭に行ってきました。今年のテーマは“輪”。ステージ発表やバザー、展示など学校関係者・PTAだけでなく、地域の方々も多く来場されていました。午前中にあった島に住むシンガー、Mikiさんのステージを見てきました。

46047418_2299311800142839_373478977 まず最初にMikiさんが自分の楽曲を含め何曲か歌うのですが、高校生もステージに上がって盛上げます。左の写真では、生徒達がエアバンド風に盛上げています。(→Youtube

 そして最後はMikiさんが柿高生の島に対する思い(メッセージ)をつむぎ、作曲した『またここで』。

45973507_2299311853476167_292758640 軽音学部1年生とMikiさんのジョイントです。生徒も放課後、この日のために一生懸命、練習してきました。一部機材トラブルもありましたが、みんなの盛り上がりに感動しました。

 930日に開催予定だった柿高フェスタ2018、台風24号の接近により延期になりました。先日の海上自衛隊第1術科学校第1術科学校で開催された花火大会前にも披露された『またここで』。(→H30.10.28

 来年127日(日)に柿高フェスタが開催されることが決まり、そこでもMikiさんと軽音学部とのジョイント・ステージが予定されています。


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2018年11月 9日 (金)

江田島市サテライトオフィスお試しツアー2018

くもり

 広島県の地方拠点誘致策として、中山間地域の市町と連携し、廃校舎等を「お試しオフィス」として企業に短期間使ってもらうお試しオフィス提供を核とした「チャレンジ・里山ワーク拡大事業」。(→H30.4.18

  11月8日~11月9日にかけて江田島市の『フウド』を中心に「江田島市サテライトオフィスお試しツアー」が開催されています。(→県HP

 関係者のfacebookによると、広告業などに携わる遠方(東京、千葉、福岡から7社)の参加者が来島され、フウドのほかにも、地元企業やお試し暮らし住宅、江田島で取り組まれているオリーブを使った6次産業化の現場も見学するそうです。

 広島や呉に近く、市内全域で光回線が使える自然豊かな江田島市。サテライトオフィス誘致で活性化の一助になることを期待するとともに、江田島の地域資源を活用した新たなビジネスが生まれることを願っています。

※参考→広島ホームテレビのニュース(視聴期間限定)

フウドプロジェクトfacebook

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2018年11月 8日 (木)

入管法改正案、閣議決定~外国人就労拡大へ

くもり

20181103_062345 11月3日の中国新聞から。このたびの臨時国会では外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案(出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案)等が大きなトピックのひとつになります。(法案等→法務省HP

 政府は11月2日に閣議決定し衆議院に提出しました。(→衆院HP)臨時国会の成立、来年4月1日施行を目指しています。

 深刻な人手不足の解消のため、高度な専門人材に限っていた受け入れ政策を転換し、単純労働分野への就労を可能にするもの。一定技能が必要な業務に就く特定技能1号と、熟練技能が必要な業務に就く特定技能2号の在留資格を新設し、1号は在留期限が通産5年で家族帯同を認めないが、2号は期限の更新ができ、配偶者と子どもの帯同も可能であり、条件を満たせば永住することもできる。

 尚、2号の対象として検討されているのは5業種(建設業、造船・舶用工業、自動車整備業、航空業、宿泊業)。

 新たな資格による来年度1年間での受け入れを14業種(介護業、外食業、宿泊業、農業、漁業、飲食料品製造業、建設業、造船・舶用工業、自動車整備業、航空業、素形材産業、農業機械製造業、電気・電子情報関連産業、ビルクリーニング業)で約4万人と想定。

H30111_population 左は平成3011月現在の江田島市の住民基本台帳から作成した表です。漁業、造船業、船舶解体業など人手不足の産業に外国人市民が従事することで年々増加しています。(参考→H30.5.15

 平成2912月の情報(参考:平成29年度地域日本語教育スタートアッププログラム報告書)では、総人口24,082人に対し、外国人市民764人(3.17%)で在留資格は、①技能実習2号ロ 252 ②技能実習1号ロ 180③特定活動 106 ④永住者 88 ⑤定住者 66。国籍別では、①ベトナム 231、②フィリピン 168、③中国 168、④インドネシア 119 ⑤バングラディシュ 17となっています。

 フィリピン人の多くは、永住者・定住者であり、家族・世帯での来日も多く、市内小中学校に通う児童・生徒もいます。他国は技能実習生・特定活動の在留資格。また、外国人市民は夏場に減少し冬場は増加(フィリピン人)する傾向があります。これは牡蠣養殖業に従事する外国人市民の一時帰国などによる変動。

H30kokusai_kory_kyokai_2 法改正がなされ、法が施行されると、江田島市においても造船・舶用工業に2号資格の外国人市民が従事することも将来的に考えられます。

 配偶者及び子どもの帯同が可能であり、行政・教育委員会や地域も多文化共生社会への対応を急がなければなりません。今年度に設立予定の江田島市国際交流協会や市役所が中心となって今後の方向性を検討することが望まれます。

※文化庁『地域日本語教育スタートアッププログラム』
平成28年度 江田島市
 平成29年度 江田島市 

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2018年11月 7日 (水)

企業家教育~山口県周防大島町

晴れ時々くもり

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5日の中国新聞から。1022日、外国貨物船が大島大橋に衝突したことによる水道管損傷で断水が続く山口県周防大島(→H30.11.2)ですが、中学校教育における先進事例(東和中学校)が紹介されていました。摸擬会社を設立し、株式発行による資金調達や商品開発の販売などビジネスの流れを体験するというもの。
 10月中に2年生21人が設立した模擬会社4社が「株主募集集会」を開催し、『道の駅→こちら』に出店する事業内容等を説明し、出資者を募り、資金調達をした。出店日は1118日(日)で、12月には「株主総会」を開き、決算報告や配当金を配分する予定とのこと。東和中学校は2016年度、文科省のモデル校に指定され、起業家教育の内容を年々充実させているという。中学生が地域の資源について学び、6次産業化の新鮮なアイデアというのも期待できます。
 江田島市内では、県立大柿高校が2015年に、3FFlower=花、Fruits=果樹、Fish=魚・牡蠣)の島、江田島の2F(花と果樹)、そして西日本で唯一生産している紙布(津島織物製造)を利用したポプリの商品開発を行ない、フェスティバル江田島で展示するところまで行ないました。(→学校活性化地域協議会H27.5.22フェスティバル江田島H27.11.15
 米国では幼少期から起業家教育をしていることを耳にしたことを思い出す。(→参考)いま日本では一般的に『起業』という言葉が盛んに出てくる。地方創生が叫ばれているなか、都市集中の働き世代を地方へという流れを作る一つの手法として、地域おこし協力隊制度がある。最長3年の任期後、赴任地で起業して定住していただき、地域に雇用を創出するという側面もある。
 幼少の頃からビジネス・起業の考え方を学ぶ機会を創ることは大切。雇用の創出が課題となっている江田島市です。地域を学び、中高生の視点で商品開発、そして何よりも『起業』を学ぶ取り組みを導入することに意義はある。

(参考)
①周防大島町のキャリア教育デザイナー大野圭司さん→HP動画
②2014年(平成26)に周防大島を訪問(→H26.5.5H26.5.6

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2018年11月 6日 (火)

壁新聞『大柿高校journal』 by えたじま向上委員会

晴れ

 市が公募した平成30年度「えたじま向上委員会」のテーマは『大柿高校の魅力PR』。(→H30.6.97月豪雨災害後に委員会が動き始めました。2回のワークショップ(8/201WS9/92WS)で3つの企画を決定し、順次動き始めています。

※①壁新聞『大柿高 journal』の発行、②学校のPR冊子『大柿高校人物図鑑』の作製、③島の特産『チヌ(クロダイ)』についての地域学イベント チヌ漁獲高で広島県は全国2位、江田島市は広島県1位の漁獲高を誇り、チヌは地域資源です。(広島農林水産統計年報Excel資料)参考までに平成27年に広島大学がチヌについて研究していることが中国新聞に掲載されました。(→H27.10.28

 ①大柿journalについては、すでに10月から創刊号、11月に2号と月1回の発行をしており、市民センター、市内4中学校等に掲示されていますのでお見かけした方もいらっしゃるかもしれません。
 向上委員会メンバーのブログで、大柿高校journalに掲載している記事の紹介をしているので、是非、ご覧ください。(大柿高校journal創刊号Vol.2
 江田島市は高校へのさらなる支援として、高校のPRを任務とする魅力化コーディネーターを嘱託職員として募集し、木村心さんが105日に就任したばかりです。(→H30.10.6)向上委員会の任期は来年3月までであり、PRの“乗り出し”をスタートさせました。この流れを魅力化コーディネーター及び学校が繋げていただければと思います。

※恵み多き宝の島応援交流隊Facebook(→こちら
 柿高フェスタ2017及び2018を企画する江田島市民のボランティア団体。大柿高校PRを側面的に応援しています。

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2018年11月 5日 (月)

H30年度広島県市議会議長会研修会(西部ブロック)@呉市

晴れ

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 年に一回の広島県市議会議長会研修(西部ブロック)に参加しました。西から大竹、廿日市、広島、江田島、呉、東広島の6市で構成する西部ブロックの研修会で、開催地は6市の持ちまわりとなっており、今年は呉市が担当でした。冒頭で呉市議会の加藤議長が開会のあいさつをされました。

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 研修会は、山村武彦氏(防災システム研究所長)を講師としてお招きし、「これからの防災・危機管理~個人の備えと組織の対応~」と題した講演を拝聴しました。
 災害は発災時には何も出来ないが、起こった後にどうするかが重要である。また、自助・共助・公助に加え、近助(防災隣組)の構築の重要性を教えていただきました。
 山村氏は自宅に3ヵ月分の非常食・水を備えているという。地震などでインフラ(道路・電気・水道など)が利用不能になった場合、これくらいは必要であるとのこと。コンビニ、スーパー等も在庫を抱えているわけではなく、少なくとも1週間分は備蓄することが大切であり、市町村で備蓄推進条例(罰則規定なし)を制定することも啓発活動ではないかとの提言もいただきました。
 また、自治体等で行なっている防災訓練は台本があることが多く、実際に起こった場合は対応できないのでは、とのことで、在宅で1日インフラ(電気・ガス・水道)等を使わない在宅避難生活訓練も効果があると教えていただきました。

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 防災関連死「ゼロ」こそ自治体の責務であるとともに、地方議会は住民にもっとも身近な存在であり、災害後の地域の情報や住民のニーズを取り纏め、行政に伝える大切さ(役割)についても教えていただきました。
 今年7月豪雨災害において、江田島市議会では行政の災害対策本部を補完する議会災害支援本部を初めて設置しました。(→H30.7.18、要望活動→H30.10.12

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2018年11月 4日 (日)

H30年度第13回日本語クラブ

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 午後から能美市民センターで開催された第13回日本語クラブにいってきまいた。参加者はフィリピン9、ベトナム3、日本820人が集まりました。久しぶりにたくさんの外国人市民の皆さんに参加していただきました。ある学習者は能美の会場と聞いて、旧・中町公民館に行ってしまったとのこと。正しい情報を伝えることの難しさを認識しました。

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 今日は市民生活部長が日本語クラブの見学にこられ、外国人市民と会話されたり、雰囲気を体感していただきました。また、中学生2名のテーブルに座って学校生活などの会話もされていました。

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 えたじま日本語クラブでは、テーブルごとにそれぞれのスタッフが外国人市民のニーズに合わせて勉強をしていきます。今日のクラブでは、小学生が学校の宿題、中学生は部活(テニス)で使う単語をカタカナで書く練習など、大人はN4(日本語検定)や漢字の練習、「は」と「が」の区別、助数詞(数を表すときに使う、個・本・冊・枚・膳など)を学びました。

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 学習を終えたあと、今日やったことを発表します。学習者の皆さんは緊張しながらですが、一生懸命、発表してくれました。また、クラブ終了後に外国人市民の皆さんだけで輪になって「日本語」で意見交換していたのにはびっくりしました。

 日本語クラブ終了後、日本人スタッフでミーティング。今日の日本語クラブでの気付きなどを共有します。日本語クラブを江田島市在住の外国人市民に伝える情報発信ツールとしてFacebook活用も進めていきます。今現在、3人が「いいね」をしてくれています。少しずつですが日本語クラブの輪を広げていければと思っています。(日本語クラブHPこちら

えたじま日本語クラブfacebookでの開催案内の例

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第8回えたじまオリーブ・ミュージアム祭典と柿中文化祭

晴れ

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 気持ちよく晴れた一日でした。午前中は鹿田公園(沖美町)で開催された第8回えたじまオリーブ・ミュージアム祭典に出席しました。
大柿高校の生徒さんが4種類(ミッション、ルッカ、マンザニーロ、ネバディロブロンコ)の名前のオリーブ姫として参加。

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 鹿田公園には多くのお店も出ており、食欲をそそる美味しそうな匂いがあちらこちらから。地域おこし協力隊員の皆さんが講師として、オリーブ冠のワークショップを開催。子どもさんから大人まで楽しくマイ・オリーブ冠を作っています。また、認定こども園のうみの園児のおどり、三高中学校・吹奏楽などが会場を盛上げてくれていました。

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 その後、大柿中学校の文化祭にお邪魔しました。今年のテーマは、「Link ~僕らが繋ぐこの瞬間~」。意見発表、英語暗唱発表、各学年の総合的な学習の時間で学んだことの発表がありました。

 3年生は「輝け!江田島の老若男女」と題し、福祉について寸劇を交えたものでした。民生委員さんへのインタビューを通した活動や車いすを利用する方のことなど、中学生の視点からの発表は私にとって、とても新鮮なものでした。彼らがこれからの江田島市を担ってくれるリーダーとして頼もしかったです。
※吹奏楽の演奏→こちら

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2018年11月 3日 (土)

秋の江田島市を満喫~海岸掃除、みかん狩り、芋掘り

晴れ

 今日は文化の日。朝5時に大古会館で開催された朝起会に出席しました。支部認可63周年感謝の朝起会という記念すべき日に参加された皆様にお話しさせていただく機会を得たことに感謝。

 9時から“わくわくセンター”で開催された平成30年度江田島市表彰式に来賓として参列させていただきました。江田島市表彰条例に基づくもので、市の政治、経済、文化、社会その他各般にわたって市政振興に寄与し、又は住民の模範と認められる行為があった個人・団体を表彰します。今年は3個人、6団体が表彰されました。

45232460_2284471868293499_91952015545285335_2284473688293317_497000451 その後、ヒューマンビーチ長瀬へ。海外青年協力隊OVOB&OB)のみなさんと「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーンin 江田島」(→参考)に参加。

 長瀬海岸のビーチクリーニングです。主催者発表では約500人の参加で燃えるゴミ 367袋、燃えないゴミ 8袋の併せて375袋(16,875リットル)のゴミを回収したそうです。

 会場に到着して海岸を見たとき、ゴミが少ないな、と思っていたら、この2週間で2回ほどシルバー人材センターが大々的にゴミ回収をしていたとか。タイミングが悪いとぼやいていた市民の方がいました。(前回参加→H23.11.3

※「コスモアースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン」
 コスモ石油と広島FMをはじめとするJFN38局がパートナーシップを組み、「アースコンシャス~地球を愛し、感じるこころ~」をテーマに、リスナーと共に全国の海や公園などを舞台に自然と親しみながら清掃活動を行う。

45224282_2284693541604665_932875057 海岸掃除を終えた後、長瀬海岸近くの川西農園さんへ。昼ご飯を食べてからみかん狩り。何年振りだろう、と記憶をたどってみる。

 遠く30年前の高校生(広島市内の高校)の遠足で千田町から宇品港に向かい、フェリーに乗って江田島町切串港で下船し、みかん狩りをしたことを思い出しました。

45411325_2285035478237138_39698304645288638_2285035808237105_233234348  このあと江田島市能美町在住の青年海外協力隊OBが耕作している畑(約2500㎡)へ。サツマイモ掘りや落花生の収穫体験をさせていただきました。

 このたびは青年海外協力隊OVの家族会イベントを中心としたもので、参加者は江田島市民、広島市民、福山市民と様々で、秋の江田島市で盛りだくさんな体験をさせていただきました。(妻が協力隊OGで私も参加しました。)

 

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平成30年度江田島市表彰式

晴れ

 今日は文化の日。朝5時に大古会館で開催された朝起会に出席しました。支部認可63周年感謝の朝起会という記念すべき日に参加された皆様にお話しさせていただく機会を得たことに感謝。

 9時から“わくわくセンター”で開催された平成30年度江田島市表彰式に来賓として参列させていただきました。江田島市表彰条例に基づくもので、市の政治、経済、文化、社会その他各般にわたって市政振興に寄与し、又は住民の模範と認められる行為があった個人・団体を表彰します。今年は3個人、6団体が表彰されました。以下は式次第より抜粋です。(順不同、敬称略)

■特別功労表彰
中下雅敏  (江田島町)前市農業委員会委員
(一社)安芸地区医師会(海田町) 高額寄付
■功労表彰
木原厚子       (大柿町) 高額寄付
久枝惠子       (鎌倉市) 高額寄付
大柿町味づくり研究会 (大柿町) 市政功労
■善行表彰
白地水産(株)    (能美町) 高額寄付
大進土木(株)    (呉市)  高額寄付
ダイユウ技研土木(株)(呉市)  高額寄付
中国火薬(株)    (呉市)  高額寄付

※表彰審査委員会では、表彰候補者について江田島市役所の各部局から推薦された事案を審査します。高額寄付をいただいた金額(若しくは金額相当の品=動産・不動産)及び使い途等についての説明もあります。

 広報えたじま等で広く市民に知っていただくことも大切です。例えば、中国火薬(株)様からは毎年寄付(100万円)をいただいており、国立江田島青少年交流の家で開催されるフェスティバル江田島の運営費として活用されています。

(参考)
○江田島市表彰条例(平成17年3月11日 条例第4号)

(目的)第1条 この条例は,市の政治,経済,文化,社会その他各般にわたって市政振興に寄与し,又は住民の模範と認められる行為があった者を表彰し,もって市の自治の振興を促進することを目的とする。
(表彰の種類)
第2条 表彰の種類は,次のとおりとする。
(1) 特別功労表彰
(2) 功労表彰
(3) 善行表彰(特別功労表彰)
第3条 前条第1号に規定する特別功労表彰は,次の各号のいずれかに該当する者に行うものとする。
(1) 本市公益事業について功績顕著な者
(2) 産業,文化,スポーツその他の分野において,本市の発展に寄与した者
(3) 12年以上市長,副市長又は教育長の職にあった者
(4) 16年以上市議会議員の職にあった者
(5) 20年以上選挙管理委員,監査委員,教育委員会委員,公平委員会委員,固定資産評価審査委員会委員,農業委員会委員,消防団長,方面隊長又は副方面隊長の職にあった者
(6) 価格3,000,000円以上の金品を本市に寄附した者
(功労表彰)
第4条 第2条第2号に規定する功労表彰は,次の各号のいずれかに該当する者に行うものとする。
(1) 8年以上市長,副市長又は教育長の職にあった者
(2) 12年以上市議会議員の職にあった者
(3) 16年以上選挙管理委員,監査委員,教育委員会委員,公平委員会委員,固定資産評価審査委員会委員,農業委員会委員,消防団長,方面隊長又は副方面隊長の職にあった者
(4) 価格1,500,000円以上の金品を本市に寄附した者
(5) 前各号に掲げるもののほか,市政に関し功労があった者(善行表彰)
第5条 第2条第3号に規定する善行表彰は,次の各号のいずれかに該当する者に行うものとする。
(1) 市民で住民の模範となる善行をした者
(2) 価格500,000円以上の金品を本市に寄附した者
(団体表彰)
第6条 第2条の規定は,功労があると認められる団体に対して,これを準用する。
(表彰)
第7条 表彰は,市長が表彰状を贈ってこれを行い,副賞として,金品を贈呈することができる。
(委員会の設置)
第8条 表彰の適否を審査するため,江田島市表彰審査委員会(以下「審査会」という。)を置く。
2 審査会は,市長の諮問に応じ,表彰に関する事項を審議する。
3 前項に定めるものを除くほか,審査会に必要な事項は,規則で定める。
(取消し)
第9条 表彰状を付与されたものが,著しく名誉を汚したときは,表彰を取り消すことができる。
(被表彰者が死亡した場合の措置)
第10条 この条例によって被表彰者となった者がその表彰前に死亡したときは,表彰状及び副賞はその遺族に与える。
(被表彰者名簿)
第11条 被表彰者の氏名その他必要な事項は,これを被表彰者名簿に登録し,永久保存するものとする。
(委任)
第12条 この条例の施行に関し必要な事項は,規則で定める。
附 則この条例は,公布の日から施行する。
附 則(平成18年12月15日条例第49号(施行期日)1 この条例は,平成19年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 第1条の規定による改正後の江田島市表彰条例第3条第3号及び第4条第1号の規定にかかわらず,改正前に「助役,収入役」であった者は,改正後の「副市長」とみなす。

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2018年11月 2日 (金)

H30年11月総務常任委員会

午前中は総務常任委員会が開かれました。協議事項については以下の通り。

(1)災害対応について
 執行部から7月豪雨災害に伴う災害対応について関係各部局の課題と対応策が報告されました。委員からは、大雨の降る中、防災行政無線が聞き取れないことについて質疑がなされました。市としても経費のこともあり、スマホアプリで無線が聞けるものを検討しているとの答弁がありましたが、スマホ利用率のことなどもあり、戸別受信機若しくは防災ラジオが最も効果的な対策ではないかという委員の声が多かった。

その他の質問
・帰宅困難者についての対応(避難場所への誘導)
・外国人市民への情報発信
・検証委員会に部局外(市役所外)の委員を入れてはどうか
・ため池の管理について

(2)指定管理について
 中町・高田/宇品航路にかかる指定管理者制度の運用状況を例に執行部から説明がある。このたびの原油価格高騰による収支についても質問がでました。
 指定管理者制度の全般的な話として、今年度、指定管理者のモニタリングについて制度設計に着手したとのことで、指定期間内であっても、モニタリングを開始することをお願いしました。
 評価結果については議会への報告及びホームページ上での公開が望まれます。(少なくとも市が指定管理料を支払っている施設については確実に適用すること。)
(3)行政視察について
 11月12日に総務常任委員会として高機能消防指令センター整備事業に関する行政視察(山口県下松市)。
(4)その他
 主要な施設(例えば市役所本庁場所など)の移転・廃止・統合などについて特別議決の適用の可否について検討することになりました。

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江田島市、周防大島へ水届ける

晴れ時々くもり

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 昨日の中国新聞から。先日、民間の支援(→H30.10.31)について書きましたが、江田島市が周防大島町へ水6300リットルを届けたという記事。
 江田島市は12年前の平成18年に送水トンネル崩落事故(→参考)による大規模な断水、そして今年7月の豪雨災害による断水と2度の長期的な断水を経験しています。
 同じ瀬戸内の島であり、断水時のつらさはよく分ります。早期の水道復旧を願っています。尚、周防大島は瀬戸内海で3番目に大きな島、そして江田島市は4番目に大きな島。ともに広島市を中心とした広域都市圏の構成メンバーです。

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2018年11月 1日 (木)

99回の選挙で議長決まる~与那国町議会

晴れ時々くもり

 沖縄県の与那国町議会(定数10)でようやく議長が決まりました。99日に町議会議員選挙で議員が選ばれ(定数6104増)、928日の議会開会以来、1031日までに行われた議長選は99回。
 選挙後の議会情勢は町長与党が5、野党が5と拮抗。議案等が議長を除く議員で採決するため、過半数を維持するため与野党が議長を輩出したくない、という思惑が原因。議長選では与野党でそれぞれ1名が5票(与党が野党議員へ、野党が与党議員へ投票)を獲得し、くじ引きで決定された議員が毎回議長就任を辞退することで再選挙が続いていました。尚、地方自治法では、くじ引き後に議長が辞退することまでは想定していない。(→こちら
 制度上、議長が決まらないと議案審議にはいることができず、緊急を要する事業に特化した補正予算を再編成し、町長が議会の議決を経ない専決処分することで対応したが、その他の議案は未審議で町政の停滞を招きました。これ以上の混乱を避けるため、最終的に町長与党から議長を出すことで決着しました。(慣例として与党側から議長選出といわれている。)

(参考)

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