牡蠣イカダ、海上ゴミ対策
くもり時々晴れ
9月29日の中国新聞から。(→こちら)近年、海上ゴミとして問題となっているカキ養殖用のプラスチックパイプ。江田島市のカキ養殖会社、かなわ水産(→参考)がこの問題を解決するための実証実験をスタートさせました。(事業費800万円)
NPO法人広島循環型社会推進機構の支援事業に採択され、ポリエチレン製イカダにトレーに稚貝を入れて海中に吊るす方式で、イカダ自体は竹製の6倍の耐久性があり30年持つという。(従来の竹製イカダでは針金と塩化ビニール製パイプを吊る方式。)また、台風などによるイカダの破損や水揚げ時のパイプ落下やイカダを浮かせるための発砲スチロールなどが漂流ゴミ化することがない。
10月下旬に養殖を始め、来年3月までカキの育成具合やイカダの耐久性を調べ、実用化に向けて採算性や作業性なども検証する。実用化すると瀬戸内海で長年悩みの種であった海上ゴミを大幅に削減することができそうです。
(参考)過去ブログ
2018年9月20日 県内漁協、周防大島で海浜清掃
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